MEGABASS Engineering Team Blog Vol.10 (T-002)
2014NEW PRODUCTS
Code name: マグドラ
正式名称:MAGDRAFT
こんにちは。
フィッシングショー大阪開催間近。各誌やメガバスHP等に続々新製品が公開されています。
そんな中、先日ご紹介したMAFDRAFTもいよいよ佳境に迎えています。
今回は、MAGDRAFTのギミックなどをご紹介します。
まずはやはりスイムベイトではありがちな、使用時やフッキングからランディングまでで起こってしまう身切れを防止するシステム、MAGHOLD(PAT.P)です。
これはソルトウォータープラグのXBLADZで採用している、マグネットでフックを固定するシステムですが、今回MAGDRAFTでは、ボディ内部にスリットを入れることにより、更にフックのホールド感を向上させています。
このスリットは2種類あり、1つはトリプルフックの3つの針のうち1つをボディ内部に押し込む為のスリット。
こちらは、オープンエリアなどストラクチャーやベジテーションなどが無いエリアでの使用に効果的。
もう1つは、トリプルフックの3つの針のうち2つをボディに押し込むスリット。(A)
こちらは、ウィードやグラスエリアなどサラッと水草が生えたエリアで効果的。
もちろん、ダブルフックに交換して頂ければ、込み入ったストラクチャーなどにも積極的にトレース出来ます。(B)
また、10種類のカラーの中には、リフレクター(中板)を内臓し、フラッシングを高めるカラーラインナップも準備中です。
次にボディデザイン。
MAGDRAFTに求めた性能は上に述べた通りですが、アクションはどうか。
それは、限りなくローリングを抑えたウォブリング。
一言でウォブリングといっても、テールで発生したアクションをしっかり頭まで伝える。
つまり、お尻をしっかりと左右に振りながらも、頭もヘコヘコと控えめに振る。
これが使い手としては一番モチベーションをキープ出来るアクションであり、魚に効くアクションだと信じております。
つまりMAGDRAFTに求めたアクションを再現する為のボディデザインというのが最重要項目であり、弊社社長が一番こだわったところでもあります。
ボディ全体の形状から、テールの厚み、ヒレの枚数・厚み・場所、などの微調整を経て、現在に至ります。
そして、更に内臓ウエイトは一般的なスイムベイトに比べ、より前方へ配置することで胸ビレとの相乗効果で本体は更に下へと潜ります。
この2点だけでは頭下がりなアクションになりますが、ルアーフィッシングにおいて必ず付き纏うのがライン(糸)との関係です。
ラインがルアーの上にある以上、ラインを巻く力は上方向へ、ルアー本体は前述した2点の効果で下方向へ。
2つのベクトルが伴って初めて水平姿勢のアクションを維持します。
アクションの拘り②ウォブリング
次にテールデザインは、よりウォブリングを強め、ローリングを抑える為に、ティアドロップ形状ではなく、逆三角形のような形状にし、ローリングアクションを抑制。
更に4つのヒレ(胸ビレ、背ビレ、尻ビレ)でローリングを抑え、テールで発生したアクションを頭へと伝達し理想のアクションへと導きます。
MAGDRAFTの基本アクションは、スローリトリーブでは頭をヘコヘコと振りながらのウォブンロールアクション。
ファストリトリーブでは、控えめなローリングを伴ったウォブンロールアクション。
基本的には、一般的なスイムベイトよりもハイピッチなアクションに仕上がっています。
(今回掲載した画像は全てイメージです。仕様は予告無く変更する場合があります。ご了承下さい。)
MAGDRAFTはもちろんの事、2014New Productsはフィッシングショー大阪で展示!
さらに今年はフィッシングショー期間中にメガバスギャラリー大阪でも新製品を展示予定。
また、メガバスギャラリーでは色々な企画が進行中との事。
インテックス大阪とメガバスギャラリーを結ぶシャトルバスも運行決定とのことなので、ご期待下さい!