A-005
2014 NEW PRODUCT
CODE:V9
クーラーの効いた部屋と、スレきった野池。
どちらが良いかと言われると…
ちょっと悩んでしまいますが、
なんだかんだで釣り場に立っております。
そんな今日このごろの開発部員でございます。
テスターの黒田さんの動画を見てご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、
今回は秋のマキモノシーズンに入るこれからにもってこいの、
NEWスピナーベイト「V9」を紹介したいと思います!
メガバスのスピナーベイトと聞くと、
V-FLATやVENOMなど、キャラ立ちした製品が沢山あります。
今回はどんな個性を持ったスピナーベイトかというと、
実はそんなに個性がありません。。。
だがしかし!!!
どんな場所どんな状況でも役に立つ、都合のいいルアー。
攻撃タイプでも体力タイプでもなく、
「バランスタイプ」のスピナーベイトが今回の“V9”なのです!
最も意識した点は、スピナーベイトに必要な要素を高次元でクリアすること。
個性を引き立てるのは二の次で、様々な機能を徹底的に磨きました。
- レンジキープ力
- 飛距離
- 障害物の回避能力
- フッキング率
- 幅広いリトリーブ可能スピード
などなど。
とにかく普通に使えるという事です。
少し詳しく。
●レンジキープ力
ヘッドとブレードのバランスによって成り立ちますが、ブレードという要素が非常に大事です。セミウィロータイプ?といいますか、少しコロラド寄りの形状をしています。パワーの強いコロラド寄りブレードの湾曲するカーブを少し強めることで、水を動かしながらも適度な引き抵抗に調整してあります。
●飛距離
3/8oz.や1/2oz.という表記は曖昧で、結構振り幅があります。
基本的にメガバスでは、3/8oz.は10.5g、1/2oz.は14gという基準にしているのですが、それよりも3/8oz.や1/2oz.な範囲で重く調整してあります。なので、引き心地・使用感はいつものままに、キャストがもう少し飛ぶようにセッティングしています。
●障害物の回避能力
魚型のヘッドなのにお腹が伝統的なV字という、ハイブリッドなヘッドにデザイン。Vが横倒れして障害物を回避しやすく、背中の溝がヘッドを安定させ、見た目もリアルという欲張りなヘッド。湾曲したワイヤーが、障害物接触時の衝撃を和らげ、ストラクチャーをなめるようにトレースできます。
●フッキング率
ロングシャンク&ナローゲイプフックを採用。リアクションバイトなので、フッキングが心配という方も、わずらわしいトレーラーフックいらず!
●幅広いリトリーブ可能スピード
ゆっくり巻いても良く泳ぎ、早く巻いても横倒れしない(これが結構重要)バランスにしてあります。
さらになんと!!!
新しい機能も搭載!!
◎ブレードとワイヤーの接触
これは相当新しい。
作っておいてなんですが、正直ちょっとびっくりしました。
ワイヤーにちょっとだけブレードが接触していると何がいいのか?
ズバリ、「音」と「振動」。
金属接触の「カチカチ・・・」という音が、より広範囲の魚にアピールして、手返しよくサーチしてくれます。
でも、一番の衝撃は「振動」。
出来ればみなさんにも巻いてみて頂きたいのですが、
引き心地がかなり斬新です。
ブレードのバイブレーションが手元に「ブルブル」と伝わるスピナーベイトはよくあるのですが、V9は「カチカチ」と振動が伝わります。
ブルブルとカチカチで何が違うのかというと、振動の「鮮明さ」がまるで違います。
カチカチという鮮明な振動は、スピナーベイトが「動いている」と手元にはっきり教えてくれるのです!
「あれ? なんか? たぶん動いて… る? …よね?」
という曖昧な感じがなくなります。
ルアーがちゃんとアクションしているか分かる事というのはとても大事ですね。
動いていないと魚も釣れないので…。
ぜひこれは、試してみて下さい!!
スピナーベイトの世界がちょっと変わると思います。
現在、9月末発売に向けて製作中です!
チェックしてみて下さいね!
製品ページはこちら
http://www.megabass.co.jp/site/products/v9/
実は、テスト時の動画がアップされています。
モザイクまみれですが、よろしければチェキして下さい。
MEGABASS MOVIE #203 Engineering Movie Vol.1 「プロトタイプコード09」
MEGABASS MOVIE #208 Engineering Movie Vol.2 「Strength Test」