MEGABASS Engineering Team Blog Vol.46 | Megabass-メガバス

MEGABASS Engineering Team Blog Vol.46

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石田です!

X-WAVEが近日出荷されます、大変長らくお待たせ致しました。

開発には大変な時間と労力を費し、社長を始め、開発員の方々と日々プロトの山を作り、困難と言われたX-WAVEをメインに担当させて頂きました。

練りに練ったテクニカルバイブレーションが皆様の元へと送り出されます。

 

バイブレーションと言ってもアクションは様々、リトリーブスピードやロッドワーク次第で3つのルアーにシフトします。

 

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 ■スロー〜ミディアムリトリーブ

 S字アクションを発生させ、バスの食性に訴えます。

常にフィールドに立たせて頂いている経験上から、ヨタヨタとニュートラルに泳ぐベイトフィッシュを疑う事なく捕食している所からヒントを得ました。

S字系ビッグベイトの集魚力が高い点と、何処にでも居るベイトフィッシュライクな70mm設定のコンパクトボディサイズも特徴です。

 

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■ミディアム〜ファーストリトリーブ

 バイブレーションのハイピッチアクションに加え、ワイドなS字を描きます。

脱軌道と言われるパニックベイトアクションも加わる事により、従来のバイブレーションに比べ、より広範囲にアピールし、サーチ能力も優れています。

S字とバイブレーションの両極端に近いアクションを1つのルアーで表現するが1番難しく、トライ&エラーの繰り返しでした。

 

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■フラッシング&ローリング(ダートアクション)

 ハードプラグなんですが、シェイクしてもらうとX-WAVEがどれだけ動くかがよくわかると思います。

腹部のウエイトを中心に左右へ倒れ込み、一点でのフラッシング&ローリングアピールし、プラグであってワームのようなアプローチも可能としています。

フロント寄りのラインアイ設定は、ジャークなどロッドアクション時にジャークベイト級のダートアクションも実現、ピンスポットや近距離戦も対応。

 

ボディの形状、ウエイトの重さや配置、ラインアイの位置と沢山のわがままを聞いてもらいました。

開発を断念しようかとした時も、社長のアドバイスによって息を吹き返したりと助けて頂くことも多く、完成と共に複数のアクションが可能、色々な波があるようにX-WAVEと社長に命名して頂きました。

 

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開発困難と言われていた中、プロトで初めて釣れた記念すべき1本。

 陸っぱりメインの僕なんかには必要不可欠、コンディションを選ばない新機軸ルアーをお楽しみにしていて下さい!

 動画で実釣、解説していますのでよろしくお願いします‼

 

 

Product Page

X-WAVE

http://www.megabass.co.jp/site/products/x-wave/