秋めいてきた今日この頃。
ついに本格的な巻物の季節がやってきました。
そんな秋目前にリリースされるNewスピナーベイト「V9」。
MEGABASS MOVIE内のEngineering Movieでもモザイク入りで何度か登場している通り、今シーズン多くの時間を費やして完成したのがこのスピナーベイトです。
その中でも、以前のエンジニアリングブログでは多くを語られていないフックサイズに関して本日はお話ししたいと思います。
近年のスピナーベイトはいつからか、トレーラーフックを付けることを前提にフックサイズが決定されている製品が非常に多いのが現状です。
もちろんトレーラーフックはフッキング率をUPさせ、バラシ率を軽減させてくれる二つの効果がありますが、同時に根掛かりやトラブルも多くなりやすく、特にスピーディにシャローを探っていきたいような状況や、ウィードがフックに絡みやすいフィールドでは大きなストレスとなっていました。
そもそもトレーラーフックによるトラブルの増加は、単純にフックが増えているからというものだけではなく、トレーラーフックが着水時やストラクチャーへのコンタクト時にズレてしまい横倒しになることでスピナーベイトのバランスが崩れ、横倒しでスイミングすることに大きく起因しています。
そのためトレーラーフックを取り付けなくても、トレーラーフックを装着した従来のスピナーベイトと同等のフッキング率UPやバラシ率軽減できるのであれば、同時にバランス良くスイミングするスピナーベイトということになります。
実際に最後まで試していたのはワイドゲイプタイプの4/0番と5/0番のフック。
結果的には多くの魚を釣っていき、フッキング率に大差はないものトラブルの少ない4/0番をチョイスしました。
テスト時、釣り上げた多くの魚のフッキング位置は口の内部の深い部分か、かんぬきと呼ばれる口の付け根の一番バラシの少ない位置がほとんどでした。
オールマイティかつトラブルレス。V9は非常に使いどころの多いスピナーベイトに仕上がっています。
MEGABASS MOVIE #218 オールマイティスピナーベイト「V9」
Product Page
V9
http://www.megabass.co.jp/site/products/v9/