MEGABASS Engineering Team Blog Vol.75 | Megabass-メガバス

MEGABASS Engineering Team Blog Vol.75

team_blog_banner

 

スローシンキングラバージグ  ZERO-HURRY(ゼロハリ)

 「フォールの優位性」(T-011)

 

eb_vol75_01

 

ノーシンカーワーム。ただワームに針を付けただけという、至ってシンプルなリグ。シンプルイズベストという言葉があるように、ノーシンカーリグは凡庸性も高く釣果も上がる。

 

はい、凄く当たり前な事を言ってみましたが、皆さん良い釣りされていますか?

いよいよシーズン突入な気配がありますが、やはりまだ地域によってはバラつきがあるようですね。

 

さて、スローシンキングラバージグ「ゼロハリ」の話です。

てば、ゼロハリとはどういったものか。まず、大前提として、スモラバではないです。ラバージグです。話はそこからです。

 

ラバージグではあるが、なぜスローシンキングなのか。これが最も重要なポイントですね。

 

ゼロハリの一番のこだわりは、0.9gのスモラバよりもフォールスピードが遅い。簡単に言うと、凄くゆーっくり沈むラバージグです。

 

では、なぜゆっくりなのか。

 

冒頭の話に戻りますが、ノーシンカーリグは、どう使いますか?スイミング系のワームでただ巻き、これを除いては、やはり一番釣れるポイントは、フォールスピードだと思います。

ゆっくりワームを沈めて魚に見せてあげる。

 

ゆっくり?

 

あれだけ、リアクションという言葉が沢山出てくる昨今の釣りで、ゆっくりで釣れるのは、なにか腑に落ちないところがあります。

 

しかし、ワームの釣りにおいて、みんなが口を揃えて言う言葉。

不自然にならないよう、ナチュラルなアクションで魚を誘う。そうすれば、魚に違和感を与えない、と。

 

確かにその通りだと思います。

 

いかに、ナチュラルに。違和感を与えずに。

 

これが重要です。

 

では、ノーシンカーの話に戻ります。

先ほど、スローなフォールアクションで誘ってあげられるのが、ノーシンカーだと申しました。

ゆっくりフォールさせて魚に見せてあげる。

確かに釣れますよね。釣れるが故に、フォールに特化したワームも沢山あります。

 

ではなぜ、リアクションという早い動きではなく、フォールアクションという、ゆっくりな動きで魚が興味を示すのか。

 

それはやはり、ノーシンカーのフォールというのは、自然界に置いて最もナチュラルなアクションだからだと思います。

地球に重力がある以上、モノは落ちます。水圧などの色々な要素はおりますが、水の中も同じです。

 

この重力という、自然界で最もナチュラルなアクションこそが、フォールだと思います。

 

しかし、フォールと言ってもシンカーなどのウエイトがあるリグのフォールよりも、ノーシンカーの方がよりナチュラルでしょう。ものの体積に対して明らかにフォールスピードが早い。これはやはり、ナチュラルではないですよね。違和感の塊だと思います。

 

ゆえに、ノーシンカーのフォールというのは自然界に置いて最も違和感のないナチュラルなアクションだと思います。

だから、魚が違和感を覚える事なく興味を示すのでしょうね。

 

つまり、その自然界で最もナチュラルなアクションである、「フォールの優位性」をあらゆるワームでも出せるようにするのが、ゼロハリなのです!

 

前置きが長かったですね…

 

ごく自然にゆっくりフォールさせられるラバージグがゼロハリですが、じゃあ0.9gのスモラバでいいんじゃないの?と思われる方もいると思います。

 

ただ、0.9gのスモラバは0.9gです。普通のベイトタックルでは扱いづらい。

ゼロハリは、7gあります。

7gもあれば、やや小さめなワームでもベイトタックルで扱い易いのは当たり前ですね。

 

あらゆるワームをスローにフォールさせられ、なおかつベイトタックルで簡単に扱える。そんなラバージグがゼロハリなんです。

 

陸っぱりのキャスティングでピンポイントでフォールさせるもよし、ボートの釣りでアシ際を撃ってスローに誘うもよし。などなど・・・。

 

釣りの幅が広がると思いませんか?

 

皆さんも、スローにアプローチしてみて下さい。

結果はおのずと付いてきます。

 

では、濃い釣りを。

 

ZERO HURRY Products Page

http://www.megabass.co.jp/site/products/zero-hurry/