いまからおよそ30年前、メガバス㈱の礎となる、MEGABASS&WORKS(伊東ツールデザイン)が発足。同社の創業者である伊東由樹の手によって一本一本、顧客の要望に応じてテーラーメイドで仕上げられたロッドが、ARMSバスロッドでした。つまり、MEGABASSは、ロッドメーカーとしてスタートアップしています。
メガバスファクトリーの歴史は、アウトドアテクノロジー分野においてカーボンやチタンをはじめとする素材研究の成果と新素材革命を示してきた歴史です。すでに80年代においてARMSで、量産プロダクツとして世界に先駆けて採用したチタンフレームSICガイドや、航空機産業から導入された高伸度高強度ACE(AIR CRAFT ENGINEERING)カーボン、90年代にデストロイヤーがいち早くバスロッド素材として具現化させた超高弾性グラファイト素材と革新的なコンポジット技術の数々。2000年、アイティーオーエンジニアリング社による本邦初のチタンファイバーロッド、Evoluzionの発表など、世界のアングラーたちの夢を最速で叶え、実戦において卓越したフィッシングパフォーマンスを示してきました。
いまここに、メガバスファクトリーの30年に及ぶモダンバスロッドテクノロジーの集大成を示すときがきました。
その名は、HERITAGE(ヘリテイジ)。
ARMSの高伸度ACEカーボン技術とアーティスティックなクラフツマンシップ、DESTROYERの高弾性グラファイト技術、X7シリーズで具現化した屈強なロッド表皮マテリアルYOLOYの技術。そして、オロチXXX(カイザ)で具現化した高強度金属繊維KABTの技術。エヴォルジオンで示した感性の高みに挑むブランクス・チューニングの技巧など、歴代MEGABASSロッドが近代バスフィッシングの形成と進化に多大なる影響を及ぼしてきた数々のテクノロジーとクラフツマンスキルの30年に及ぶ集大成が、HERITAGEに込められています。
「これまでの30年」と、「これからの未来」を繋ぐ歴史的転換点の作品、HERITAGEが示すものは、メガバスが創業時から追い求める、バスフィッシングの普遍的なエモーションであり、ダイナミズムです。
世界最先端の圧倒的なロッドパフォーマンスを世界に先駆けて手にする、わずか99人の幸運なアングラーと共に、メガバスファクトリーは、新たなるバスフィッシングの第一歩を踏み出します。
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