季節もすっかり秋となりホームエリアの阪神間も釣りモノが増えてきました。
秋と言えば僕の大好きなMEGADOGシリーズでの釣りです。
MEGADOGは今や全国区となり、多くの感動の1匹を届けるルアーとなっています。
ただデカいのではなく、DOG-Xシリーズで受け継がれている慣性バランサーシステムPAT.から生み出される180度オーバーのテーブルターンアクションこそが水面炸裂ゲームへと導きます。
また、異なる場所でウエイトが移動するシーソーバランサーと慣性バランサーの組み合わせで搭載しているダブル慣性バランサーシステム(PAT.)により、正確なスライドドッグウォークアクションを可能にしています。
■大阪湾でのブリトップゲームアツい
シーバスのイメージが強いMEGADOGですが今回ズバリ紹介したいのが「ブリトップゲーム」
僕の住んでいる阪神間ではここ十数年で青物がめちゃくちゃ増えて、ショアでもオフショアでも安定して釣れるターゲットへとなりました。
ですがハマチ、メジロクラスは釣れるもブリサイズはそう簡単には釣れませんし、ましてやキャスティングで狙って釣るのは難しい。
しかし、数年前より大阪湾の遊漁船シーマジカルのやんやん君とビッグペンシルゲームの可能性をさぐっていく中で、ブリクラスの青物がやたらヒットすることがわかってきました。
しかもベイトのサイズに関係なくバイトしてくると。
これはたんに偶然ではないと確信して早3年…。色んな可能性を探りつつ迎えた4年目となる今年、ついに開花いたしました。
キャスティングでは難しいと思われていたボイル、ナブラなしの中MEGADOGでの水面への誘い出す釣りでブリサイズを明確に釣れる理由を公開します。
■MEGADOGが青物に有効な理由
通常、ブリクラスの誘い出しの釣りはダイブ系のストロークがだせるペンシルが有効とされている中、一点ドッグウォーク型の対極であるMEGADOGが良い理由は下記です。
・水を攪拌し押す力
MEGADOGの重量は実に130gと同サイズの青物用ペンシルベイトのウエイトと比べると明らかに重い。
ということはそれだけアクションをさせた時に水を押し、撹拌することで水中の青物にアピールするということです。
ちなみにMEGADOGの220mmと130gという割り合いのバランスは絶妙でもあります。
これはテスト時に、色んなサイズ、ウエイトのバランスをだしていくなかで、魚からの反応が良い自重バランスを伊東社長がベストなものを導いた黄金比であり、隠し味的な部分ともいえる部分でしょう。
MEGADOGが何故、多くの魚を水面に導きだすのか…それは自重にあると僕は思います。
・X軸の軌道とボイルトリガーのサウンド
連続ドッグウォークさせていると、X軸は∞の軌道をえがき、それはビッグフィッシュを魅了するトラップにつながります。つまりは魚に軌道を読まれにくいということ。
また、同時にドッグウォークアクション時に発せられる水の泡を含んだスプラッシュが水面の壁へと青物を引き寄せるパワーも生み出すのです。
・フックシステム
いきなり下から突き上げるバイトもあれば追尾してきてバイトにいたる場合もある中で、フッキングは大きなポイント。
MEGADOGのダブルリングシステム、追従性の高い超高強パワースイベル、スリーフックシステムにより、1回のバイトでも確実にフッキングへと持ち込みます。
■ロッドについて
MEGADOGを扱う上でわすれてはいけないのがロッド。
僕自身メインで使っているのは世界の大魚を相手にするVALKYRIE World ExpeditionシリーズのVKC-66XHメインに時折りVKC-61XHを使用しています。
使い分けはシンプルに陸っぱりとボートのシーンに応じてという所です。
ちなみにこの度、両モデルともパワーや長さはそのままに、マルチピースへと生まれかわりましたので、是非チェックのほど宜しくお願いいたします。
また、ご参考までにリールとラインのセッティングはビッグベイト用の大型リールにラインがPE4号前後にリーダー40LBが僕の標準仕様となります。
■まとめ
というわけで大阪湾にて、MEGADOGのブリトップゲームの可能性を探り続けて4年目、MEGADOGで圧倒的な釣果とともについ先日にスタッフの小西くんが101cm/9.5kgのブリをキャッチしてくれました。
もうこれは大阪湾ブリ狙いのボートキャスティングゲームを確立したといえる証明の1匹とさせていただいてもいいのではないでしょうか。
次は自分がその手に収めれるようにメータークラスを狙います!!