東京湾では毎年11月から12月にかけて、湾口の水深60m付近でシーバスの産卵が行われると言われています。
産卵に行かない個体は沖のストラクチャー周りで大きな群れを形成し、ジギングの対象となります。
産卵個体も産卵後はこの群れに合流し、70cmや80cmクラスのランカーサイズも混じるようになります。
また早くに産卵を終えた個体の中には産卵の遅い群れと合流し、12月の後半には両方が混じってコノシロパターンでビッグベイトの釣りを楽しむことができます。
1月中旬から2月にかけては、「バチ抜け」と呼ばれるゴカイの産卵が大潮の満潮に合わせて始まります。
この時期に圧倒的な釣果を出してくれるルアーにCookai SLIM 120Fがあります。
ゆっくりデッドスローで引けば僅かに揺らめきながらバチの動きを演出でき、早巻きやジャークでは逃げ惑う小魚の動きも演出してくれます。
「バチ抜け」の時期でも常にバチが出ているわけではないので、それ以外の小魚パターンにも使えるオールラウンドなフローティングミノーです。
バチが水面までは出ずに水中を流されているような状況では、シンキングペンシルが有効となります。
ZONK SINPEN 77はこうした水中のバチパターンにも対応しますし、やはり小魚パターンにも対応する万能なルアーです。
Cookai SLIM 120FとZONK SINPEN 77、それぞれ有効なシーンが異なりますので状況によって使い分けてみてください。