史上最強の羽モノとして、全国各地で好評を博しているi-WING 135とi-WING FRY。
このシリーズに、第3の刺客であるi-WING TRIPLE FRY が加わります。
今回はこのi-WING TRIPLE FRYの特徴やシリーズ内での使い分けなど、クローズアップしてみましょう!
■ 生命感あふれるベイトフィッシュウイング
まず本体同様、ウイングパーツという枠を超えて、第2・第3のボディともいうべき精巧にデザインされたベイトフィッシュウイング。
“TRIPLE FRY”という名称もまさにここからきており、1つのルアーで3匹のベイトフィッシュの群れと、それらが起こす水面での鼻上げ(呼吸)や、ライズ(摂餌)、ターゲットに追われるボイルなど表現したい、というのが開発の起点となりました。
低速でニュートラルな状態から、中速、高速までしっかりとエラーなくアクションする機能的観点と、生命感や艶めかしさを表現する意匠・視覚的要素を追求した結果、誕生したのがこの「ベイトフィッシュウイング」です。
薄い軟質素材により、小型ベイトフィッシュボディの透け感やシルエットを表現しつつ、衝撃による割れや変形を低減化。ナチュラルな着水音やアクションサウンドを発生させる、i-WING TRIPLE FLYのオリジナルパーツです。
■ 重心移動システムLBO Ⅱ (PAT.)搭載
ウエイトシステムは i-WING FRYへも搭載した「重心移動システムLBOⅡ(PAT.)」です。
これにより、羽モノルアーの常識を覆すロングディスタンスキャスタビリティを生み出すと共に、着水同時から即座にアクションを開始する驚異のアクションレスポンスを実現してします。
また、ベアリングボール内蔵ウエイトバランサーが移動する中心軸とロールアクション・センター軸を同期化し、ボディはハイドロダイナミクスを追求した設計により、スムーズで安定したアクションと、超低速リトリーブから水面を飛び出しかねない超高速リトリーブに至るまでアクションが破綻しにくい、驚異のスタビリティを発揮します。
■ ジョイントテール
i-WING TRIPLE FRYは、i-WING 135と同じくジョイントテールを採用しています。
前面ボディと僅かに遅れて動き出すジョイントテールが艶めかしいアクションと水押しを発生させます。クロールアクション時にはベイトフィッシュウイングと相まって、生命感を更に向上させます。
■ i-WING シリーズの使い分け
i-WINGシリーズの中で、 i-WING 135 は全長 135㎜、重量 1・5/8oz.。
弱ったベイトフィッシュがついばむようなマイクロピッチ波動を発生するジュラルミン製ウイングと、ヒッティングウェイトが振り子運動によりボディ内部の壁へ接触し、サウンドや衝撃波を発生するR.A.B(PAT.)で広範囲にアピールします。オープンエリアなどの大場所でも、遠くから魚を引き寄せる抜群のインパクトを持って迫る羽モノ、それがi-WING 135です。
対して i-WING FRY は、全長 66㎜、重量 3/8oz.のフィネスな羽モノ。
LBOⅡシステムの恩恵により、この小粒感にして、スピニングタックルはもちろんベイトタックルでも十分な飛距離を出せる、誰でも扱いやすい羽モノです。
虫系ルアーとしても使用ができ、シェイキングでは身もだえアクションと微波動を発生、トゥイッチすれば左右へのテーブルターンとウイングスプラッシュを披露します。小粒ながら高いアピール力があり、トップ入門、羽モノ入門としても適したルアーです。
そして i-WING TRIPLE FRY 。
i-WING FRYの基本構造をベースとした、全長 80㎜、重量 1/2oz.。最も汎用的なF4~F5クラス、M~MHクラスのベイトタックルで扱いやすいサイズ感です。
以上の3種類をフィールドとメソッドに合わせ使い分けてください。
ぜひトップシーズンにはi-WING TRIPLE FRYを含め、i-WINGシリーズをボックスに入れて、刺激的な水面爆発を楽しんで下さい!
※掲載画像はプロトモデルです。