MEGABASS Engineering Team Blog Vol.115 | Megabass-メガバス

MEGABASS Engineering Team Blog Vol.115

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MEGABASS Engineering Team Blog (TA-011)

­­­­­2015NEW PRODUCTS

Code name: KONOSIRUS

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シーバスハイシーズン真っ只中、フリークの方は足繁くフィールドに通われているかと思います。

特にこれから盛り上がりを見せるのが、大型で太いシーバスを狙えるコノシロパターン。

河口や湾内のコノシロの群れに付くランカーシーバスを効率的に狙えるこのシーズンを待ち望んでいた方は多いはずです。

 

このコノシロに付くシーバスをターゲットに開発されたのが、今秋発売になったビッグバイブレーション、KONOSIRUS(コノシラス)です。

コノシロの学名を冠した、コノシロパターン専用ルアーです。

 

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開発スタッフが考える、コノシロパターンルアーとしての重要な要素は、大きさと強波動。

カタクチなどのレギュラーベイトと比べると、コノシロは確実にサイズが大きいため、やはりルアーサイズも大型のものが好反応です。

その大きさに伴い、体高のあるコノシロはスリムなベイトよりも遊泳時に大きな波動を出すと考えられ、波動の大きいルアーの実績が高いといえます。

 

これらの要素を備えたものがコノシロパターンに向いたルアーといえますが、そこに使いやすいルアーという条件を加えると、様々な制限が課せられます。

つまり、大きく重いルアーはキャストがしづらくタックルが限られてしまい、強波動のルアーは引き抵抗が大きく使い続けるのが辛い、といった問題が発生するからです。

KONOSIRUSの開発時は、これらの条件をバランス良く纏め上げることに苦心しました。

 

プロトタイプでは製品版よりもかなり大きく、重量50g程度のモデルまで作成しましたが、最終的な量産モデルは108mm、重量33gというスペックに落ち着きました。

ターゲットの大きさも考慮すると推奨ロッドはMHクラス以上ですが、Mクラスのロッドでも十分キャストは可能なため、一般的なコノシロパターンでのタックルセッティングで余すことなく使いこなすことができます。

強波動のバイブレーションアクションを保持しつつ、ボディ形状とウエイトバランスにより水流を逃がして引き重り感を極力排除したので、快適に使い続けることが可能です。

 

またボディ構造として、前後のフックアイには90kgの引張強度をもち、追従性の高いスイベルアイを採用しました。ランカーの強烈なヘッドシェイクや捻りによるフックの伸び、バラシを激減させています。

 

ここで、コノシロパターンでのKONOSIRUSの使用法をもう少し詳しく突っ込んでみましょう。

コノシロパターンが成立する状況では、ルアーを引くとコノシロの体にゴツゴツルアーが当たり、たまにルアーにスレ掛かりしてくるような場合がほとんどです。

この時、コノシロの群れは、下図のようにある程度の厚みをもった、幅数十~数百m程度の大きさとなっています。

 

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コノシロの群れの下に十分な水深(2~3m以上)がある場合、もっとも熱い捕食レンジはコノシロの群れの下層です。コノシロの死角にあたる下からシーバスが入り、一気に食いあげるのがシーバスにとっても一番効率の良い捕食スタイルです。

・・・となれば、キャスト後KONOSIRUSをカウントダウンさせて、ゴツゴツ当たるコノシロの群れの一番下(図中A)あたりを意識して引いてやるのが良いですね。

あとは、コノシロの群れの外側サイド(図中B)も捕食ゾーンになりやすいです。

ひっきりなしにルアーにゴツゴツとコノシロが当たるエリアは群れの真っ只中なので、それよりも多少まばらにコノシロに当たる程度のほうがAやBを引けている目安になります。

 

コノシロパターンで一番重要なのは、コノシロの群れの位置や形状を見極めて、上で示したような捕食のホットゾーンをいかに多く、長くトレースできるかにかかっています。

KONOSIRUSはコノシロの魚群レンジを確実に捉え、立体的にトレースコースを組み立て、ホットゾーンをレンジキープできる、まさにパターン専用ルアーとなっています。

 

今シーズンは、是非KONOSIRUSでメモリアルなランカーをキャッチして下さい!

 

 

KONOSIRUS Products Page

http://www.megabass.co.jp/site/products/konosirus/