みなさんこんにちは。
Greathunting フィールドスタッフの永嶋です。
既に情報公開されていますが、Greathuntingシリーズに新しい製品が追加されます!
その名も「HUMPBACK(ハンプバック)」=「背っぱり」という意味です。
1月下旬から順次発売しています。
今回はそんな「Humpback」の開発話。
現在、トラウトシーンにおいて必須とされている「ヘビーシンキングミノー」ですが、遡る事3〜4年程前のGreathuntingのラインナップにはまだありませんでした。
そこで、当時、同じくフィールドスタッフとして活動していた福山氏と共にトラウトシーンで必要なルアーラインナップを開発サイドに伝える事から始まりました。「何が必要で、何が不要か。」これが難しいところで、狙う魚種、フィールドや季節によって、様々なタックル・ルアーが必要となってきます。
自分自身もトラウトを狙う際は、ロッドでいえば5ftから11ft、ルアーも3gから50gまでと年間を通すとかなり幅広いギアを使います。中でも使用頻度が高いルアーが、スプーンやジグ、シンキングミノーで、この3種類があれば大体どこに行っても通用します。
皆さんのルアーBOXもそういったベースとなるルアーを軸として、状況に応じて様々なルアーを補填するような構成になっているかと思います。
そうなると、ベースとなるものは、しっかりと信頼のおけるものでなければならないですよね。
且つ、製品を作るうえでは、Megabassらしさを出すことが必要となってきます。
「らしさ」といえば、Megabassのルアーって細かいディテールやカラーリング凄くないですか?
あのクオリティを量産するのって凄いですよね(笑)
しかも、性能も秀逸だから、魅了される人が多いのも頷けます。
では、何をつくるか。
ブラックバスやソルトウォーターの分野で数々の「名機」と呼ばれるルアーを輩出し、魚も人も魅了するディテールやカラーリングを可能にする技術と開発力を集約できるとしたら、それは「ヘビーシンキングミノー」でしょう!
ということで開発がスタートする訳ですが、開発陣とフィールドスタッフとの意見の食い違いなんかもあって、色々とやり取りしたうえでプロト初号機が完成する頃には、お互いに意図するニュアンスが伝わる様になっていましたね。
更に岐阜の長良鱒ハンター小林さんがフィールドスタッフに加わり、戦力アップしました。そこからは、サイズ、重さやアイ・リップの角度や幅、厚さ等々、細かく細かく調整していくのですが、プロトルアー作成からテスト、フィードバックの一回の行程に1ヶ月間以上の時間を要します。
その工程を幾度も繰り返し、群馬・岐阜・北海道のフィールドスタッフ3名の意見を擦り合わせ、開発陣との協議で煮詰めた結果、昨年秋に最終プロトルアーのテストが完了したのでした。
構想から発売まで約3年程、長い道のりでしたが、段々と形になっていく過程で勉強になることも多く、自分自身のレベルアップにも繋がりました。
何より我々のフィードバックに対して忠実に修正、改良してくる開発サイドの技術が凄いですね。
長年、日本の釣り業界を牽引してきたMegabassの凄さに身をもって知りました。
さて、HUMPBACKの使用感については、皆さん自分で使って確かめて下さい。
「流れを制す」と言わせてもらいましたが、水噛みが良く操作性も良いです。
あとはウェイトも各サイズともクラス最高のヘビー級です。今まで攻めきれなかった重い流れ、深みにアプローチ出来ます。
更に名前の由来でもある背っぱりの体高から繰り出されるフラッシング、明滅効果は凄まじいです。
更に更に、1番ありがたいのが「価格」。
ここかなり重要です!
試しに購入してみるのに2,000円近いのは高いんですよね。
GH46 HUMPBACK 1,450円(税別)
GH51 HUMPBACK 1,480円(税別)
GH64 HUMPBACK 1,500円(税別)
と、良心的な価格帯ですから、試しに各サイズGET! なんて事も可能じゃないでしょうか(笑)
初回生産分は予約時点で完売のカラーも多いです。
店舗販売については、これから随時入荷される予定なので見つけたら即買いをオススメします!
日本初のスモールインジェクションミノーを開発した伝説の鱒ブランド「Greathunting」が平成の世に復活し、令和の世に「HUMPBACK」という新たな時代を制す「名機」が誕生しました。
「とりあえず、これ投げとけば釣れる。」
そんな定番のルアーになる事でしょう。
是非お試しあれ!