メガバス動画撮影 …。
早朝の富士川、私の期待はまたまた見事に外れ、一番硬いと信じていた朝マズメを何事も無く平和に過ごし、
ひっそりと途方に暮れる …。
状況は朝から猛烈な南東風 …。
富士川左岸からアプローチした為、なんとか西岸のテトラ撃ちには、ややフォローとなったが、
基本的には風が強すぎて、非常に釣りづらい状況 …。
強風に煽られたラインが、ルアーを引っ張り、川の流れもぼやけ気味 …。
強風の影響だろうか ? ベイトも沈んだようで、まるで活気がない …。
何箇所かの主だったポイントで反応が無かった為、さすがに状況を受け入れ、東風でテトラ帯にベイトが
押しやられていることを期待してテトラ際を カットバイブ で絨毯爆撃していくことに …。
強烈なフォローの風の助けもあって CUT VIB は遠投でぶっ飛びまくり ! テトラ帯ぎりぎりに着水 !
ボトムをとって、その後「流れ」を探りつつ、「地形」を探りつつ、舐めるようにボトムをトレースしていく。
川の上流へ上りつつ、気になるポイントを カットバイブ で丁寧に探っていた時、
水没しているが極端に川幅が狭まっている一画を CUT VIB のボトムトレースで発見 !
アップクロスのアプローチでやや上流に カットバイブ を着水させ、水没している川のチョーク部から
ベイトが流れこぼれるイメージで、流れに乗せつつ CUT VIB を下らせると …
『 ヌグ ! ! 』
と、違和感 ! ?
スイープに聞き合わせると、「 ゴン ! ゴン ! 」 と確かな生命感 ! !
グッドサイズなコチが ヒット !
このサイズのコチがいたという事は、ソルトアングラーなら当然 「 つがい 」 を期待 !
しばし付近を丁寧に探ることにし、カットバイブ を投げるも、流れと風に負けて、ダウンに入った途端
ルアーが浮いてしまう…。
そこでルアーを RANGE DRIVE にチェンジ !
1oz の重量にものを言わせ、流れも、風も押し潰すようにしてボトムをトレース !
そして、今度はチョーク部から少し離れた下流の流芯から レンジドライブ が抜けた瞬間に…
『 ドス ! ! 』
ど明確なアタリ ! !( 笑 )
期待通りの展開に即アワセ !
まあ悪くない地形変化だったので、もしかしたら「 次はシーバスか ? 」と カメラマン K 氏の期待を煽って
おいたのですが、そこはやはり予想通りのコチ ! ! (笑)
計画通り期待を裏切ってやりました ! ! ( 笑 )
結局この日は、日没まで富士川を上から下まで攻め倒したのですがシーバスは不発 …。
強風も止むことなく、なかなか私・カメラマンさん共に過酷な1日となりました。( 笑 )
振り返ると、コチの釣果自体もパタパタと短時間にまとまって釣れたわけで、
まあなんとか時合に間にあったのかな ? という感じ。
つくづく「 よい地形 」「 よい流れ 」「 よいタイミング( = 時合 ) 」という要素の重要性を感じる展開でした。
「 風が吹いたらバイブレーション ♪ 」
ブラックバスの釣りで友人が、よく口にしていたルアー格言。
まったくもって道理にかなった格言だと思います。
飛距離が出せて、レンジが自由に選べて、コントロールがリニアで、巻き速度も多彩、アクションも多様
に演出可能と、非常に便利で強力な釣能力を持ったルアー「 バイブレーション 」。
とりわけメガバス新製品の カットバイブ は遠投性能はもちろん、そのシェイプが生み出す軽い巻き心地の
おかげで扱いやすく、トレースコースの限られがちな陸っぱりでの釣りで非常に重宝 !
また、既におなじみの RANGE DRIVE は今回のような強風下の悪条件をものともせず、
正確に狙いのポイントをトレースできる戦闘力をもっておりますので、こちらも外せない !
是非、両ルアーを適材適所で使い分け、ポイント攻略の幅を広げていただきたく思います。
尚、新製品 CUT VIB の特徴や詳細についてはメガバスプロスタッフ黒田さんの解説を参考にどうぞ !
(追伸)
そういえば思い起こすと、先述の私の友人は、時に …
「 風が吹いたら、スピナーベイト ♪ 」
と言ってる時もあったような気がする …
もしかして適当だったのだろうか …(笑)
今回の使用タックル
ロッド : SXX-96 ML
リール : GAUS 30X
ライン : DRAGON CALL 8 Braid PE 1.2号
ルアー : CUT VIB ( GG PINK IWASHI) および RANGE DRIVE ( PM CRUSING PINK )
* 本釣行は富士川河川内禁漁 ( 10月11日 ~ 11月15日 )前のものでありますので、
お間違えのないよう願います。