ラテスの連発劇は、予想通り干潮を迎えるとともに終了。
流れを探っても、先刻までの状況が嘘のように無反応となった。
しばし深夜の河原に腰掛け、お星様を眺めながら考える …。
私の持っている「群れ」の釣りのイメージ。
外洋から回遊し、河口や河川内に集結・侵入してくる群れが釣れるパターンとして、
よくある流れは、経験上2つ。
どちらもバタバタと数釣れるわけだが、ひとつのパターンは、
「 最初に大型の魚が釣れ、徐々に計ったようにサイズが下がっていくパターン 」
もうひとつは
「 中型クラスを中心に釣れ続き、一旦バイトが遠のいた後、
タイミングをずらして大型が突如現れるパターン 」
今回の釣れ方は明らかに 「 後者のパターン 」 に当てはまるわけだが …
はてさて、期待通りに大型が現れるのか? はたまたそのタイミングはいつか ?
感覚的には、今この 「 下げ止まり 」 か、この後の 「 上げ潮の動き始め 」 が怪しいはずだが …
「 まあ投げ続けていれば時間の問題で答えがでるだろう … 」 と、しばし LATES を投げ続けるも
反応は無い …
大型は少し陣取る位置が違うかなとも思い、広範囲に ラテス を泳がせるも、やはり無反応 …
そうこうしているうちに、いよいよ潮は上げに入り、目の前の川の流れが薄っすらと緩みはじめる … ( 汗 )
予想通りの展開中とはいえ、いよいよ予想の後半戦に突入し始めたので、少々焦り始め。
若干の迷いが生じ始める …
「 ルアー変えたほうがいいかな … ( 笑 ) 」
今晩のアタリルアーを交代させ、選んだのは私、愛用の カッター128 ( GLX MG RAINBOW ) !
「 今期大活躍のコイツに頼るしかない ! 」 と満を持して投入 ! !
しばしスピード感の残る流れを探り、無反応だった後、少し沖めの流れの緩んだ位置を探った時だった …
カッター128 をキャストし、先刻 ラテス で水面を探っていたので、今回はほんのちょっぴり深度を入れ、
水面下10cmくらいのイメージで CUTTER128 をゆったりと流れの中でスライドさせた時 …
『 カツ ! ? 』
小さなアタリ ! !
反応できず一瞬、体がこわばるも、
ふと思いつきで入れてみたワントゥイッチ …
『 ゴゴン ! ! ! 』
重々しいバイト !
あまりの期待通りの展開に、こっちも驚いたが、有無を言わさずフルパワーでフッキング ! !
先刻乗せ重視に交換しておいたテストロッドがフルベンドし、絞られる ! ! !
魚は重々しく走り、時折水面を割りながら、激しく暴れる !
『 ジ・ジジーー・ジジジーーーーーーーーー ! ! ! 』
『 グォバババ ! ! ! 』
深夜の河原にドラグ音と激しい水音が広がる。
魚は流れを斬って上流へ上ったり、はたまた突如流れにのって下流へ下ったりと激しく走り、突っ込む ! !
そのたびに開発中のテストロッドが絞られ、スムーズに追従し、
その後、その反発力で魚にプレッシャーをかけ続ける。
しばしの魚の猛攻を受けきり、いよいよ超強靭なバットパワーにものを言わせ、
一気に川縁に寄せランディング ! !
残念ながら90には届きませんでしたが、先刻までの魚とは
明らかにワンサイズ異なる魚と出会うことができました !
その後、同様の攻めで、もう1匹を追加して、朝マズメを迎え、終了。
終わってみれば、またしても CUTTER 128 が、期待通りの展開で、見事活躍してくれたのでした !
今回の釣行。
ラテス のラトルサウンドの効果を体感でき、
改めて カッター128 のビッグフィッシュハンターぶりも確認できた。
さらに開発中のプロトロッドにはありがたいフィールドテストになりました !
いよいよ12月。
秋のシーバスシーズンも終盤となりますが、まだまだモンスター・連発劇は期待できます !
是非、皆様も寒さに負けず、フィールドでルアー投げまくって下さい !
無論、ラテス、CUTTER 128 おススメです ! ! ( 笑 )
今回の使用タックル
ロッド : テストロッド
リール : GAUS 30X
ライン : DRAGON CALL 8Braid PE 1.5号
ルアー : カッター 128 ( GLX MG RAINBOW )