ラテス の連発劇から数日後、再び富士川の河原に立つ。
根っからのサイレント派として、「 やはり LATES SW (川鱸スペシャル) の方でも釣っておかねばなるまい ! 」 という、よく分からない衝動にかられたのだった。
夕マズメからポイントに入り、潮位が下がり、川の流れが効き始めるのを待つ。
ちなみに、毎度ながら期待の夕マズメを華麗に何事もなく過ごしたのは内緒だ … ( 笑 )
先日と同様の流れが生じるタイミングでいよいよ LATES SW をキャストし始める。
無論アプローチも前回と同様。流れに乗せて漂わすように ラテス SW を滑らせる。
そして、ルアートレース位置を変えつつ投げた数投目。
流芯ど真ん中で、激しくローリングする LATES SW に違和感 …
『 ゴブォ !! 』 という音とともに、割れる水面 ! !
場荒れを避けるため、テストロッドのパワーですぐさま流れから引き剥がし、
GAUS 30X でゴリ巻き秒殺でランディング !
サイレントでも釣れて一安心 !
スレの進行の遅い、無音の効果を期待して投げ続ける数投目。
同様の攻めでルアーを通すもあたらなくなり一瞬あせるも、しばし流芯の中に ラテス SW をステイさせ、
無音ロールアクションし続けてみると …
『 ココン ! ! コン ! コン ! 』
と、じゃれつくようなバイトがあり、2匹目 ♪
前回の連発劇に比べると今回の魚達はサイズが小さい …
その後、しばし キャスト&リトリーブ に対し無反応だったため、
再び ラテス SW を流芯ど真ん中でステイ !
流れに揉まれて激しくロールアクションする振動が、これでもかと手に伝わり、挙動に関しては分かりやすい。
「水を受け流す カッター128 とは真逆の方向性なのだが … 」などと考えていると …
『 グン ! ! 』
再び流れの中でステイ中の LATES SW にバイト ! !
益々サイズは小型となり、ここでバイトオーバー … アタリが消えた。
無音の有効性を確かめるための釣行。
無事 サイレント仕様の LATES SW でも釣果が得られ、一安心 ! !
総括してみれば、ラトルイン仕様もノンラトル仕様もどちらも釣れます!( 笑 )
魚の連発具合は、群れの程度にもよるので、何ともいえませんが、
先日の状況のように高活性なら、ラトルインで目立たせ、手早く拾ってしまうのが、
間違いなく効果的かつ効率的でしょう。
もっとも、魚の活性状態は、ルアーを投げてみて反応をみないと分からないので、結局は現場判断 …
ただパーシャルな状態の魚を想定した場合、ラトル音によるスレの進行は確実に早いと思われ、
その場合、同アクションでサイレント仕様のルアーがあれば、バイトをコントロールできる可能性が高く、
次の一手を導き出す助けになると思います。
シンプルにいうと、「 両方を混ぜて使って、魚を翻弄すべし ! 」 という感じでしょうか ?
ただ、相変わらず私の中でひっかかるのは …
先日の連発劇で群れの最大サイズを仕留めたのは カッター128 … 。
いわゆる群れの中型サイズを連発するのはラトル・ノンラトルともに大差ないが、
ボスクラスの魚は、やはりどこか神経質で、「 音 」を嫌うんじゃないだろうかと …
どこまでいっても、サイレント派な私なのでした … ( 笑 )
今回の使用タックル
ロッド : テストロッド
リール : ガウス 30X
ライン : DRAGON CALL 8braid PE 1.2号
ルアー : ラテスSW ( NC チャートバックレインボー )