今宵も、おっさんが一人ぼっち、河原の底を洗う …
シンキングペンシルで、コツコツ底を洗う …
好きか、嫌いか聞かれれば、あまり好きな釣り方ではない …
理由は単純 ! !
「 ルアーロストがツキモノ 」 だからである。
それでも、洗うのは何故か ?
文字通り、そこ( 底 ) でエサを待っている魚がいちゃうからだ。 ( 笑 )
もちろん、できるだけ消耗を避けるため、釣り人は一生懸命工夫する。
できるだけスナッグレスなルアーや、フックシステム探し …
高感度なライン ・ ロッド ・ リール の採用 …
様々、試行錯誤する。
とりわけPEラインの登場は、強烈だった。
ナイロンラインでの戦いで戦死者続出だった、この領域に
その圧倒的な感度は、一筋の光を差し込んでくれた ! ( 笑 )
そして現在は、ロッドのブランクス構造、ガイドの多数化 及び 小口径化、
リール素材やハンドル感度の向上、及び タックル全体としての軽量化等で
さらに細かく感度を搾り出している状況といった感じだろうか …。
実際、感度に優れた道具を使うことは、非常に有効だと思う。
ルアーアクションの把握はもちろん、潮や流れの強弱、ボトム形状や材質の把握等 …
少しでも多くの情報を、少しでも正確に把握できる可能性が高まるわけで、
メリットだらけだといえる。
そんな思いの中、今宵、パンゲア ( SP-100 M ) のブランクスにタッチした人差し指に精神を集中して、
時折伝わるボトムタッチの感触に反応して、ラインとロッド操作に勤しんでいると …
『 ゴン ! ゴン ! 』
と、心地よい反応 ! !
打ち込むフッキングに対する重量感の無い反撃をフル6軸のブランクスパワーで無視し、
強引に秒殺ランディング !
現われたのは 50cm ほどのコチ君でした。
高い感度が、多くの情報を釣り人にもたらし、
今度は、その情報に基づき、イメージできた状況に合わせて、魚へのアプローチを工夫することができる。
できるだけ情報が多いほうが、精度も高まり有利な展開が可能でしょう !
… と、一人勝手に納得していたら、
友人から連絡があり、
「 同時刻、上流でランカーサイズが連発したらしいよ ! 」 という情報を聞かされる羽目に …
あまり高感度に多くの情報を集めてしまうと、
「 聞きたくなかったショックな情報にも、触れてしまうのだな … 」 としみじみ思いました。
まあ … 頑張りやす ! ( 苦笑 )
今回の使用タックル
ロッド : Shadow Pangea SP-100 M
リール : GAUS 30X
ライン : DragonCALL 8braid PE 1.5号