太陽がしっかりと昇り、秋のさわやかな陽気というには、ちと暑すぎたこの日。
サーフでのボイルは止まらない …
ジリジリと焼けるような陽射しの中、目の前の大海原では、
いたるところで散発的に水飛沫があがる。
そして、そのボイル位置に対し、すかさず パンゲア・テンロク をしならせ、伝統のウッドポッパーを送り込むと、
まるで決まり事かのように水柱が上がる …
とりわけ遠距離は楽しい ♪
重量級ルアーをよいしょと背負い、Mクラスのブランクスをしっかりとしならせてのフルキャスト !
「 バビューン ! 」 と飛んでいくルアー !
「 ドッパーン ! 」 と飛沫の上がるド派手な着水 !
そして水面を泳ぐルアーに対し、
「 パコーン ! 」 と破裂音を伴って立ち上がる水柱 !
物凄く大味で、結構な力作業だが、ダイナミックなスケール感が非常に爽快 ♪
では、近距離はどうか ?
波打ち際でもボイルは起こり、実は結構な大型が潜んでいるから油断はできない。
パンゲア・テンロク のちょい投げでウッドポッパーをポイントへ送り込み、
引き波に寄せられてファーストブレイク上へルアーが流れ漂っていった瞬間 …
『 ボン ! ! 』
激しい水飛沫 ! !
水面を割って弧を描く、真っ黒な魚体 !
ワンテンポ送ったフッキングに対して、お返しとばかりに始まる沖への猛ダッシュ ! !
重々しい魚の突込みに呼応して、鳴き続けるリールの逆転サウンドは、
何回聞いても飽きることなく、むしろキャストとファイトに疲れていた体に再び力を与えてくれる。
陽はますます昇り、ジャケットを脱いだ状態でもじわじわと汗が滲む …
手持ちのドリンクは既に空 …
キャストし続けている右肩が重い …
十分といえば十分なのだが … ついつい、キャストを続けてしまう。
いつまでも続きそうで、今終わってもおかしくはない … とても不安定で貴重な時間
「 止め時が … 分からない … 」 といっている間にも …
「 おっ ! ? またボイルった … 」
… もうちょっと、やっていこうと思います ♪ ( 笑 )
今回の使用タックル
ロッド : Shadow Pangea SP-106 M
リール : シマノ 4000番
ライン : DragonCALL 8braid PE 1.5号
ルアー : ポッパー