「 暑さ寒さも彼岸まで … 」 とはよく言ったもの。
春の彼岸は、寒さ収まり、気温・水温の上昇と比例して、釣り場に活気が訪れ始め、
秋の彼岸には、水温を上昇させていた夏の陽射しが落ち着き、
適水温に下がりつつある釣り場は、豊富なベイトの回遊と、
それを狙う高活性なフィッシュイーターの出現で、また賑わいを見せ始める。
釣り場へと急ぐ道すがら、道路脇に鮮やかに赤く咲き乱れる彼岸花を見かけると、
春にしろ、秋にしろ、いよいよ 「 イイ時期 ! 」 の始まりを感じ、毎年の事ながら否応無く心が弾む ♪
「 暑すぎず、寒すぎず、が絶妙 ! 」
本当に最高な時期なのだ !
朝マズメ
ササ濁り、下げ潮の効いた河口
岬上に突き出た浅いサンドバーに乗り、沖を叩く。
刻一刻と変化していく状況
潮が引くと共に、遠投している マリンギャング140S が足場であるサンドバーの沖のブレイクを小突き始め、
危険な感触が手元に伝わり始める … 。
そこでルアーロストの危険性と、プライムタイムでのアタリの無さに、速攻判断でルアー変更 !
マリンギャング120F を登板 !
飛距離は落とさず、ルアーサイズを落として、お魚のご機嫌を伺ってみた ♪
140mmから120mmにダウンサイジングされた マリンギャング120F !
LBOの効果は抜群で、独特な 「 コキン ! 」 という強烈なベアリング・オシュレーターの移動音
を残しつつ、140サイズに負けじと、遥か沖へとぶっ飛んでいく !
ルアー着水後は、速やかに糸フケをとり、60~70cmほどのイメージでレンジを取り、
ステディなただ巻で MARINEGANG 120F を泳がせる。
流れを感じつつ、じっくりと泳ぐ MARINEGANG 120F !
いよいよ沖のブレイクに触れ始めた所で、ちょっぴりリトリーブを緩め、
フローティングを活かして浮かしつつ、舐めるようにブレイクを回避していたところ …
グングン !
心地よい生命感 !
じんわりと包み込むように、 パンゲア をじっくりと曲げ、スイープにフッキングを見舞うと …
ゴンゴンゴン !
抵抗する魚の挙動に、笑みがこぼれる ♪
重量感無い獲物を、そそくさと強引ニ巻き寄せ、手早くランディングしてみれば …
やはり、小型のヒラメ君 …
朝マズメのプライムタイムに活性上がりまくりのようで、この後、友人としばしバイトラッシュを味わうも、
どうやら、ことごとく小型なようで、ミノーにじゃれついているらしく、フッキング後、バレまくり … (笑)
ランディングしようと、寄せてくると 「 ポロリ … 」
なんとか丁寧に手元まで寄せた所で、何故か音もなく 「 ポロリ … 」
苦笑いの釣りが展開 … (笑)
友人が3フックの ハチマル・マグナム でようやく絡めとったヒラメも、やっぱりのサイズでした … (笑)
陽が昇っても続く散発的なバイトが楽しくて、釣り人は夢中になって熱くなり …
下げ潮に任せて、ついついズンズンと沖へ立ち込み …
結果、サンドバーを駆け上がり、立ち上がってくる三角波に急襲され、ウェーダー内部まで浸水 …
友人とパンツまでビッショリと冷やされることとなりましたが …
まあ、これも
「 暑すぎず、寒すぎずが、絶妙 ! 」 (苦笑)
ということで、何故か笑顔な一日なのでした !
尚、この日は、立ち込んでキャストを続けていたところ、
足元のドシャローを、不意に横切る影を発見 !
何故か反射的に足が出て、見事ウェーダーのソールで踏んづけ、固定成功 ! (笑)
素手で鷲掴みして、捕獲したるは …
イカ ! !
いや~ サーフ賑やかになって参りました !
これから秋が深まるに連れ、魚もサイズアップしていくと思われ …
期待大ですね ♪
今回の使用タックル
ロッド : Shadow Pangea 100 M
リール : シマノ 4000
ライン : DragonCALL 8braid PE 1.2号
ルアー : MARINEGANG 120F ( SHELL SKIN LEMON )