GREAT HUNTING　ウィップトゥイッチ　初陣 ! !

フツーといえばフツー
長く山梨で渓流釣りをしてきたが、放流事業の盛んな川を避けて、山中の渓へ分け入れば、基本こんな感じ。

逆に、たまに人気のない山中の渓で型の良い魚の釣果に当たれば ・・・
「なんか不自然 ・・・ 」
「こんな場所にも魚を放流しに来てるのか ? 」と少々訝しがる始末 ・・・（苦笑）

では敢えて、そんなフツーな渓へ来たのは何故か ?
それは新作 グレートハンティングロッド の初陣だったから ! （笑）

GREAT HUNTING の名を冠したロッドですから、できるだけ野性味溢れる場所で初下ろし ♪

堰堤を前に、ルアーを交換しつつ、ふと足元に視線を落とせば　・・・
フツーに白骨化した鹿の死体発見 ! ! (゜∀゜) ! !
「 おあつらえ向きにワイルドな場所だな ・・・ 」 と安心 ! ?

舞台は整ったが ・・・

「 ちょっぴりでいい、まともなサイズの魚よ居てくれ！ 」と
ウィップトゥイッチ を静かに振り抜き、魚に警戒心を与えまいと、ちょい遠目から投じた1投 !

抵抗なく、スムーズにガイドを抜けていくライン
堰堤の壁と水面の接線上に絶妙に着水 ! !
サミングも決まり、音も無く水になじみ、水中に溶け込むミノー

たいして深くない水深に、即座に繰り出す3トゥイッチ !
細身にして、一見繊細そうなブランクスが、その実、シャフトぶれはなく、リニアにロッドパワーを伝達 !
白い泡下から金色の光を放ちながら、切れの良いステップを踏みつつ躍り出てくるミノー !

・・・ と、次の瞬間 ! ?

視界の右端、泡の中から、スッとんでくる黒い影 ! !
ミノー目掛けて、浅瀬を疾走し ・・・

ゴン ! !

25ｃｍを欠ける小型のアマゴ君 ・・・
それでも、この渓を、この堰堤を占拠する主 ! （笑）

・・・ が、実は ・・・ 注目すべきは、ヒットルアー ! !

元祖グレートハンティング50　

最新 グレートハンティングロッド で 懐かしき元祖 グレートハンティングミノー を操り、魚を仕留める ! !

そう今日は ・・・

これをしにきた ! ! （爆笑）

Whip Twitch 573

釣行時、携帯性の良い3ピース構造にして、剛性感もバッチリ !

キャストに関しては、細身のわりに強靭なバットと、ブレの収束が極めて早いベリー～ティップがバランス良く、
非常にスムーズ ♪
長らくバットもベリーもガチガチのバスロッドをミノーイングに愛用したきた私には、柔らかく感じられるベリー部も、トラウトロッドとしては、やや固めな方。

メガバス・アナウンスにて
「 小型ミノーからヘビーシンキングミノーまで高い汎用性で対応する、ストリーム・バーサタイルシャフト 」
ということなので、2～3gのミノー・軽量バルサミノー等を扱うことを考慮すれば、
当然キャスト時ベリー部に働いてもらわないとならないので、そのためのベリー弾性という感じだろう。

又、私、長らく渓流釣行でもPEを使用しておりますが、
キャスト時、小口径ガイドのすり抜けもよく、妙な 「 つまり感 ・ 抵抗感 」 といったものは一切無し !
レギュラーテーパーのブランクスのスムーズな曲がりと、適切なガイドセッティングが相まって、
ガイド絡み・スピニングバックラッシュ等のライントラブルの症状も一切起こりませんでした !

・・・ と、文句のつけようの無い、抜群の使用感だったわけですが ・・・

今回は相手が小型のアマゴ君でしたので、次回はできるだけ大きな魚を狙って、
その使用感を確かめ、報告したいと思います！

今回の使用タックル