「 ウィップトゥイッチ 初陣 」 から数日後、今度は大型の魚との対決を求めて、とある釣り場へ ♪
無論タックルは、前回同様 ウィップトゥイッチ 573 !
さらに今回は、メガバス最新鋭の武器を追加投入 ! !
ルアーボックスには、店頭に並んで間もない GREAT HUNTING 50 Flat Side も忍ばせてきた ♪ (笑)
お目当ての釣り場 ♪
数日前に、地元観光協会のイベントで釣り大会が開催された場所。
河川の一定区間にイベント用に石を配置、人工的な淵が連続するように作られ、
そこにアマゴ・イワナが放流され、エサ釣り大会が行われた場所。
大会日以後は、通常河川として日釣り券購入でフツーに釣りが楽しめる場所。
当然、放流された全ての魚がイベント中に釣りきられるわけも無く ・・・
魚影の濃さは間違いないので、タックルテストには打ってつけ ♪ (笑)
おまけにお祭り用に大型の魚も放してくれてあるので、そちらも期待 ♪
無論、大会以降は、連日、朝から夕まで、居残りの魚を狙うエサ釣り師 ・ ルアーマンで賑わい、
結果、当然、日々魚のスレは進行 ・・・
連日、釣り上げられることにより魚影は確実に減っていき、
ルアーへの反応も確実に渋くなり、難易度は上がり、一筋縄では釣れなくなるのだが ・・・
そこを試行錯誤しながら、ルアーカラーやアクション ・ トレースコース ・ キャスト位置 等の工夫で、
何とか気難しくなった魚を攻略してみたり、
はたまた他の釣り人が見落としていた魚の隠れ家やポジションを見つけたりして、釣果を得ることで、
普段の渓流釣りに流用できるような発見があるので、侮れない。
人工的とはいえ、一応 「 淵 」 を形成した空間に、大量に魚がいる場合、どのような状況になるのか ?
日々釣り人のプレッシャーが与えられると、魚の反応はどういうふうに推移するのか ?
狭い空間に放流された大量の魚は、岩陰、石の下、滝壺直下の泡の中、等
ポイントとなりうるあらゆる場所に潜み、隠れる。
当然人気の高い ( 潜んでいる魚の数が多い ) 箇所や、
一度釣っても、改めてすぐに魚が入れ替わりで潜む場所が発生し、
あたかも魚自身が魚影数で投票してくれるかのように、良ポイントの位置を呈示してくれる。
そして、そんな中には、釣り人でも思いがけない魚の憑き場、予想外に魚が好んで隠れる場所等もあり、
とても勉強になる。
また魚が学習し、スレが進行していく過程は、
単純に言えば、徐々に魚の 「 ルアーへの追い 」 が悪くなるという事だが、
より細かく見ると、スレの進行具合によって、
魚の捕食エリア・捕食距離に結構な段階変化があることが体感できたりもするのである。
まあ、そんな事を頭の片隅で思いつつ ・・・
友人らと釣り開始 ♪
魚のご機嫌を伺いがてら、目に付くポイントに、片っ端からミノーを撃ち込み、魚の状況を探る。
トゥイッチで、ミノーを躍らせ魚を誘い、フラッシングで魚を誘い ・・・ 試行錯誤 ・・・
連日、早朝から夕方まで代わる代わる釣り人に叩かれまくりで、
さすがにフツーな攻め方では、なかなか反応えられず、難儀していると ・・・
いよいよ離れたポイントで釣っていた兄にバイト !
尺ほどのイワナ !
ヒットルアーはヘビーシンキングミノー (5g) !
カラーはブルーバック !
深度のある淵の流れの中、深いタナで、ただただダウンで泳がせていただけとのこと ・・・
一段下のタナと、流れの中で止めておいた事、それにブルーというカラー外しが効果的だったもよう ・・・
負けじと、私も黙々とミノーを撃ち続けるも、なかなか反応はない ・・・
すると再び兄から 「 ヒット ! 」 の声 ・・・
見れば、F1-61XS がブチ曲がり、暴力的に脈動している ! ?
皆が当然攻める淵尻にある岩と岩の隙間穴の奥へミノーを送り込み ・・・ 誘い ・・・
デストロイヤーで強引に穴から引きずりだしたるは ・・・
ドーン ! !
大イワナ ・・・
43cm ! !
ヒットルアーは、先刻同様、5gヘビーシンキング ( ブルーバックカラー )
「 釣り人の躊躇する穴の奥の奥まで、ミノーを送り込むのが肝 ! ? 」 とのこと ・・・
勉強になります ・・・ (笑)
大型の魚を見ると弥が上にも盛り上がるのが釣り人の性 ・・・ (笑)
友人らと、より一層丁寧に、魚の隠れ場所を探して、キャストを続け、次々と淵を探ってゆく。
すると陽が傾き始めた夕刻 ・・・
私の少し上流の淵から、聞き覚えのある友人の歓喜の声 ・・・
怪しい雰囲気に、近づいていってみると ・・・
友人が竿(F1-61XS)を置き、川べりに座っています ・・・
何か ・・・
見たことある生き物が ・・・
横たわってますね ・・・ (汗)
ドドーン ! ! ( 本日2度目 )
大岩魚 40cm ! !
ヒットルアーは3.1gシンキングミノー !
カラーはホワイト系 ! ?
岩の下から突如飛び出してきたとの事 ・・・
夕刻の時合だろうか ・・・ ?
いや、ホワイトというカラー外しが、やはり功を奏したか ・・・ ?
聞けば、岩下から同時に同サイズ以上の魚も反応し、一瞬姿を現したが、
この魚とやり取りし、釣り上げた後は、
チェイスも、反応も無くなってしまったとのこと ・・・
舞台は整った ・・・
岩下に隠れた大イワナ !
手元には大型とのやり取りを試したい新作ロッド Whip Twitch 573 !
そしてラインの先には ・・・
まだ世のトラウト達には知られていない新作ミノー GREAT HUNTIG 50 Flat Side ! (笑)
少し慎重に考える ・・・
友人の話から、間違いなく相手は少々警戒している ・・・
2度・3度とルアーを撃ちこむのは、ただただ警戒を加速させ、無反応へ陥るだけだろう ・・・
一方、こちらのルアーアクションは新鮮 ♪
まだ見たことも無いはず ・・・ (笑)
後は、できるだけ魚の食いやすい位置へ グレハン フラット を送り込んでやれるか ・・・
魅力的に踊りつつ、フラッシングしつつ、無警戒に魚の口先へ ・・・
川の流れから分かれた薄い反転流の位置を予測しつつ、ルアーの着水位置を決め
よりタイトに、より深く岩下に滑り込んでいくトレースコースを描き ・・・
一発勝負のキャスト ! !
ウィップトゥイッチ の竿先を静かに振り上げ、
ピッチングで超丁寧に予測した位置へ グレハン 50 フラット を送り込む !
着水後は、静かに潜行させ、反転流を利用して、できるだけ岩陰に グレハン を寄せる ・・・
そして十分に深度を取り、確実に岩下のイワナの視界に入っている事を期待しつつ、
ウィップトゥイッチ を煽り、グレハン にムチを入れ
躍らせ、岩陰にフラッシングを送り込む ! !
瞬間的な激しいトゥイッチを2連射 !
移動距離はできるだけ少なく、その場で身震いするかのようなロールを グレハン に与えたとき ・・・
ヌルッ ! ?
黒い影が岩下から飛び出し、
猛アタック ! !
するも ・・・
繰り出していたトゥイッチが収まらず、ミスバイト ・・・ (汗)
勢い再び反転して、岩下へ戻ろうとする魚の前で、即座に一撃 1トゥイッチ !
グレハン をヒラつかせると ・・・ ! ?
ドス ! !
今一度 グレハン の存在に気づいた魚が、「 そこにいたか ! 」 と大口を空けて、猛烈バイト ! !
一瞬で視界から消えた GREAT HUNTING 50 FLATSIDE ・・・
即座に ウィップトゥイッチ が満月を描き 、ブチ曲がる ! !
魚は岩下へ戻ろうと、激しく突っ込み、
ウィップトゥイッチ は美しく弧を描き、それに追従 !
危なげなくテンションを維持し、オートマチックに魚をいなす !
魚も負けじと抵抗し、なんとか岩の方へ行こうと頭を向けようとするが、
しっかりと残った ウィップトゥイッチ のバットパワーで、
魚の意思を挫くかの如く、強制的にこちらに頭を固定 !
時折暴れて、乱れるテンションをベリーが優しく吸収しつつ、
バットパワーで一気に岸に寄せて、無事ランディングしてみれば ・・・
ドドドーン ! ! ( 本日3度目 )
大イワナ 50cm ! !
GREAT HUNTING 50 Flat Side 丸呑み ! (汗)
前回 に続き ・・・
そう今日は ・・・
これをしにきた ! ! (爆笑)
滑らかなベンディングカーブで大型魚の抵抗を、危なげなくいなし、
余裕のバットパワーで主導権を握らせず、魚を寄せた ウィップトゥイッチ 573 ♪
細身のブランクスから、予想以上のパワーを発生 !
期待通りにして、安心の性能を露見 ! (笑)
これからの渓流釣行での活躍が益々楽しみです ♪
そして今回、実戦投入初日にして、いきなり大岩魚を喰らった GREAT HUNTING 50 Flat Side ! !
渓流ミノー定番のフラットボディーの採用で ヒラヒラとしたロールアクションと、
それに伴う強烈な明滅のフラッシング効果が、相まって魚へのアピール力は抜群 !
この日、上記のイワナの他、流れの中に潜んでいたアマゴ相手に、ロールを魅せつけ、狩りまくってやりました ♪
俊敏な横っ飛びダートが魅力の X-55 ・グレハン55 といった伝統のメガバス・トラウトシリーズに、
ヒラつきフラッシングロールが得意な グレートハンティング50 フラットサイド の仲間入り ♪
多彩な攻撃で釣果アップは間違いなし !
これからの本格的な渓流シーズンに、おススメの一品 !
是非、皆様も 新作 GREAT HUNTING 50 FLAT SIDE お試し下さい ♪
尚、ひとつ今回 GREAT HUNTING 50 FLAT SIDE を使用して、気になったのは搭載フック ・・・
新採用のオリジナルフック 「 鬼手仏針 」
鮎友釣りで使用される錨針(イカリバリ)の流用で、刺さりにこだわるトラウトアングラーの方には、
既に個々人で採用している方もいらっしゃるかもしれません。
細く、しなやかで、確かに魚に絡み付き ・・・ フッキングはいい !
警戒しまくりのネイティブトラウトのショートバイトを、できるだけ絡めとるには、間違いなく有効なのだが ・・・
今回、その細さ・しなやかさの代償として、やはりフック曲がり(開き)が発生 ・・・
この日も尺を欠ける数匹のアマゴを釣っていたら、やはり開きだしている ・・・
無論ペンチで、その場で修正可能なわけですが ・・・
見た目に繊細な針なので、恐らくどこかのタイミングで修正中に折れるだろう ・・・
まあ刺さり性能と耐久性との、トレードオフの関係なので、
個人的には、常にスペアフックをポケットに準備しておくのが、精神衛生上よろしかろうと思います !
・・・ と調べてみたら ・・・
さすが メガバス !
抜かりなし ! ! (笑)
メガバス・オンラインショップ上でスペアフック 「 鬼手仏針 #12 」 が予約販売されるようなので
気になる方は、ご確認下さい !
今回の使用タックル
ロッド : GH-57-3LS ~ Whip Twitch 573 ~
リール : シマノ 2000
ルアー : GREAT HUNTING 50 Flat Side (FS) ( AL INDICATOR YAMAME ・ TAKUMI WAKASAGI )
ライン : PE 0.8号 + フロロ 5lb