渓流解禁より、早2ヶ月 ・・・
冬期の降雪量・降雨量の少なさの影響は顕著で、私の釣り歩く山梨県内の河川は、どこも水量少なく、
釣果は芳しくない ・・・
個人的に激狭な渓流や、見過ごされがちな細い小川にて、人知れず、ひっそりと隠れ生き伸び、
住処の規模には似つかわしくないほどのサイズに成長している魚に出会う事を至極の喜びとしているので、
基本、どうしても水量少ない河川に足を向けてしまいがちなのですが ・・・ (苦笑)
当然、そんな貴重な魚に出会う場面は少なく ・・・
不自然な放流魚を除けば、むしろ河川規模に応じたサイズの魚が居るべきところに居るという
当たり前の現実を知るばかり ・・・
ならば少しでもサイズアップが期待できる場所 ・・・
少しでも水量の多い場所を探ってみるかと、とある河川の中流域に分け入ってみました。
相棒はキャストフィール抜群・ルアー操作絶妙な Whip Twitch 573 に、
ヤマメ・アマゴを狂わせるヒラヒラとした艶かしいロールアクションと、
それと相まってフラットボディが発する強烈なフラッシングが魅力の グレハン50フラット !
派手過ぎず、地味すぎずで、場を問わずスタンダードカラーとして愛用している
我がワカサギカラーも、いよいよロールマークが浮き出し、いい雰囲気 ! (笑)
普段はピッチングメインな私ですが、
今日は久々の川幅に、フォアハンド ・ バックハンド と、思い切り良く ウィップトゥイッチ をしならせつつ、
川を釣り上る ♪
アップクロスで 50フラット を撃ちこみ、トゥイッチで激しく躍らせつつ、流れを広範囲に探る ・・・
気になる流れには、もう1投 ・・・
怪しい岩陰には、超タイトな、もう1投 ・・・
無反応が信じがたい淵には、振り返って今一度ダウンクロスでもう1投 ・・・ (笑)
しばしポイントを撃ちつつ釣り歩くも、何回か魚のチェイスはあるが、バイトには至らない ・・・
活性が低いのか ・・・ スレているのか ・・・
流れから離れ、ミノーを追ってくる様子に特に違和感は感じ無いが ・・・
川面を睨みつつ ・・・ 考える ・・・
中流域とはいえ、例年より水量少なく、緩い流れ ・・・
魚の潜む流芯はモスグリーンに暗く、霞んでいる ・・・
ちとカラー変えてみますか ・・・
単に目立たせるなら、イエローやピンク・ライムグリーンあたりが直球だが ・・・
ここまでのワカサギカラーのシルバーなフラッシングだって、結構強烈といえば強烈 ・・・
チェイス自体はあるのだから、完全にフラッシングがダメってわけでもない感じ ・・・
金黒・赤金のゴールドなフラッシングは、どうだろう ?
シンプルなゴールドだとワカサギと一緒で強烈過ぎるかな ?
しばし思考をめぐらし ・・・
楽しく悩んだ結果 ・・・
『 M RED STREAM 』 をチョイス ♪
「 サイドの薄っすらゴールドと下地の隠れたパーマークが、フラッシングを適度に鈍らせ絶妙 !
背中の赤も、派手なはずなのだが、水中の暗がりなら黒っちゃ、黒でナチュラルなのかもしれん ! 」 と、
一見もっともらしい事を言いつつ、実は全く根拠などない己の勝手なカラー感覚のみによって導き出された
『 フラッシングはちょっぴり抑えたけど、微妙にちょい派手カラー (笑) 』 でご機嫌を伺ってみる事にする ♪
いざ、答え合わせに、期待のポイントに立つ !
狙うは対岸壁際の掘れたモスグリーンな流れ。
フォアハンドで素早く Whip Twitch 573 に鞭を入れ、
低弾道のアップクロスで流芯向こうの壁際ギリに静かに グレハン を投入 ♪
ちょっぴりフォールさせ深度をとったら、「 魚よ気づけ ! 」 とばかりにトゥイッチを連射 !
モスグリーンに霞む流芯を、怪しく鈍い光りを放ちつつ流下する グレハン・フラット !
すると、直後 ! !
グレハン の背後を猛追する灰色の影 ! !
ハイスピードで踊りながら、流芯を下る 50 フラット に、
左右に激しくスラロームしながら追尾するグレーの魚影も、いよいよ負けじとスピードアップして ・・・
バイト ♪
期待した中流域だったのですが ・・・ 相変わらずのサイズ感 ・・・ (笑)
まあカラーチョイスは気に入ってくれたみたい ♪ (笑)
とりあえず、お魚さんのお眼鏡にはかなったみたいなので、
ここからは自信をもって、ひたすら乱射開始 ♪
目ぼしい淵 ・・・
広い空間を活用して、警戒させずに少し遠目から距離をとってキャスティング !
流れに憑くアマゴをイメージし、ミノーを踊らせながら、素早く流下させれば ・・・
霞んだ緑の流芯に、突如ギラリと大きく反転するアマゴの姿 !
明らかにカラーチェンジ前より、早く始まるチェイススタート !
長くとったキャストのおかげで十分にできた 「 ひきシロ 」 が、高速トゥイッチでも十分な食わせの間を確保し、
結果、アマゴ達の無警戒で無我夢中な猛追バイトが連打したのでした ♪
今回、残念ながら、中流域らしい期待のサイズには出会えませんでしたが、
感覚勝負のカラー選択で、時に気難しいトラウト達のご機嫌を伺い、攻略するのも楽しいもの !
明らかに魚の反応が違うカラーなんぞを発見した時などは、とりわけ快感で、感動すら覚える時もあります ♪
また個々の釣り人が、それぞれの経験と感覚から作り上げるカラー選択は十人十色に個性的 !
大まかな傾向はあれど、他人のルアーケースにちらほらと見え隠れする、自分にはないユニークカラーは
興味深く気になり、これまた楽しいものです !
是非皆様も、楽しくも悩ましいカラー選択の世界にて、
お気に入りの必殺カラーを見つけてみては如何でしょうか ?
手始めは、もちろん メガバス グレートハンティング シリーズ !
悩みを加速させる豊富なカラーバリエーションにして、魅惑のラインナップとなっております ! (笑)
■ GREAT HUNTING 50 FLAT SIDE COLOR VARIATION
今回の使用タックル
ロッド : GH-57-3LS ~ Whip Twitch 573 ~
リール : シマノ 2000
ルアー : GREAT HUNTING 50 Flat Side (FS) ( M RED STREAM ・ TAKUMI WAKASAGI )
ライン : PE 0.8号 + フロロ 5lb