亀山レポート | Megabass-メガバス

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亀山レポート

そろそろアフタースポーンのバス達も復活の兆しが見える時期。

色々なタイプのルアーで釣りが楽しめる最高なシーズンの到来です!

 

スポーンから体力回復最中の現在はスローな展開、そして小さめなルアー。

この組み合わせはこの季節を釣っていく中で1つの選択肢として確実に存在しています。

そして、そこからの回復度合い等によりスピーディーなアクションや、より大きなルアーに反応が良くなってくるのがこの時期の釣りです。

 

今回はスポーン後から徐々に回復に向かうバスを狙って行く際の私の使用ルアー等についてご紹介させて頂きます!

 

スポーニング直後はそのエリア周辺のシャローカバー内や隣接する岩盤系が特に狙い目でそれらの場所はスポーニング前の状態とやや似通ったエリアであることが多くなります。

スポーニング期より、食い気は増しているので喰わせるという事に関しては場所は同じであれこちらの時期の方がバイトは出し易く感じます。

ここでのルアーはTXのBOTTLE SHRIMP

 

カバー撃ちになるのですが、これからの時期は早春の誘い方とは異なり、シェイクでカバーを揺らしたり、シンカーとワームの間に枝を挟み込んで、この時期から増えてくるエビ系のベイトの姿勢に近い水平姿勢で誘うという事が効いてきます。

水平姿勢はBOTTLE SHRIMPの特徴であるパワーアームの力をより効率良く発揮させる事が出来るのでゴチャッとしたカバーの中でもしっかりと存在感をアピールしてバスに見つけさせる事が出来ます!

 

 

 

そこから更に回復をしてくると魚系のベイトに着き出したりと捕食の対象もバリエーションが増えてきます。

 

着き始めの頃はやはり、比較的小さ目なものに対する反応が良く、メガバスの中でも最小クラスのフィネスミノー、X-48 ACROBATがこのタイミングではベストマッチなルアー!

サイズは48mmと小粒ながらフロロの3ポンドで充分な飛距離を出せて、キレのあるダートを出す事ができて、しっかりとした引き抵抗も感じる事ができます。

 

小さなサイズだと釣れてくるサイズは小さいのでは?と思われてしまいがちではありますがX-48 ACROBATのキレのあるダートはハイプレッシャーな状況下でもビックフィッシュを狂わせてバイトまで持ち込む事ができます!

 

 

小さなボディながらしっかりと飛距離を稼げてそのサイズ感以上のアピールでバスを寄せ、寄った後は1口サイズのスモールシルエットで確実に喰わせる事が出来るルアーというのはハイプレッシャーフィールドには必要不可欠な存在です。

 

 

 

そして、これからの時期はブルーギルの存在も見逃せません。

これは、この時期からのビックフィッシュ攻略には外せないベイトになっていて、ブルーギルのネスト周辺ではかなりの確率でキッカーフィッシュとなるサイズのバスが着いています。

このパターンにはやはりブルーギルに近いシルエットのVATALIONが有効です。

 

 

フローティング、スローフローティングと2つのモデルがありますが使い分けとしてはバスの動きがアクティブであればフローティングモデル、スローな状態ではスローフローティングモデルやウエイトを追加してサスペンド状態で誘うといった感じです。

 

比較的スローにアクションさせるのがメインになってきますが、その中でも一瞬だけスピーディーなアクションを加えたりといった感じで緩急をしっかりとつけていくと、よりバイトチャンスを増やす事ができます。

また、そういったアクション時に発生するVATALIONの惰性スライドは180°頭の向きを変える事が可能で、ブルーギルを偏食しているバスは勿論の事、それ以外のバスにもバイトをさせる為の大きなきっかけを作り出す事ができます。

 

今回ご紹介させて頂いたX-48 ACROBATVATALIONの釣りに関してはBasserさんの取材の中でも詳しく解説させて頂いていますのでBasser7月号も是非ご覧下さい。

 

 

フィールドによってスポーニングからの回復度合いは様々だとは思いますがその時々に合わせたベストなルアーでハイシーズンに突入したバスフィッシングをお楽しみください!