戻りアマゴに会いたくて (7) ~ 居るべき場所だらけ ~ | Megabass-メガバス

FRESH VOICE

戻りアマゴに会いたくて (7) ~ 居るべき場所だらけ ~

青く澄んだ空 ・・・

気持ちばかりの白い雲 ・・・

たしか 「 梅雨入り宣言 」 されたはずなのだが ・・・

「 梅雨の中休みには早過ぎないか ? 」

炎天下の乾いた河原を、彷徨う ・・・

先日のニジマス君が提示した

『 居るべき場所に居る ! 』 の教えを固く信じ 、

渇水の河原で、水量のある場所 ・ 水深のある場所 を見繕って叩いている ・・・ も、

無反応の平常運転 ・・・

そんなに都合よくは運ばない ・・・ (笑)

絞れた瀬からの流れ

程よい水深 !

十分な水量 !

「 居るべき場所 」 だと我、思ふ !

・・・ も、無反応 ・・・

流れ込み河川合流部

勢いのあるメインの流れ !

掘れた流芯 !

合流により発生する、美味しそうな水ヨレが作り出す一筋は 戻りアマゴへと繋がる一直線の道 !

ここぞ 「 居るべき場所 」 だと我、思ふ !

・・・ も、ここも無反応 ・・・

広さ ・ 深さ ・ 流れの勢い 、全てが今日イチのポイント !

「 あぁ ~ なるほどね ! 此処に溜まって居るわけね ♪ 」 と己に言い聞かせつつ ・・・

「 居なきゃいけない場所 」 だと我、思ふ !

ダウンクロスで流れに撃ち込む GH50 !

流れに揉まれつつ、怪しく揺らめきながら ・・・

華麗に泳ぎきり、無事帰還 ・・・ (怒)

河川のベンド部

勢いのある流れが壁にぶつかり、底は十分に掘れ、

珍しくブッシュが川面にシェードを作ってたりして、見た目にも涼しげ ♪

当然 此処も 「 居るべき場所 」 だと我、思ふわけではあるが ・・・

機械的なピッチングで、 GREAT HUNTING 50 FLAT SIDE を、ブッシュ際にキャスト !

ちょっぴり沈めたところで、1トゥイッチ入れ、存在をアピールし、
そのまま流芯の流れに引きづられつつ、流れの中に流し込み、
アピールがてらの 2トゥイッチ で踊らせたところ ・・・

スッ ! と奥から、黒い影が GH50 の背後に走り ・・・

ドン ! !

あっさりバイト ! !

カムループス のスティンガーティップがオートマチックに魚を絡めとり、
ドラグを鳴らしつつ、テンションの維持にリールハンドルを巻き続ければ、
流れの中では、「 グルングルン ♪ 」 とローリングを繰り返す魚の姿 ! !

おぉ ! !
戻りアマゴ ・・・

居るべき場所に ・・・ 居たぁ !(笑)

もう実績十分な GREAT HUNTING 50 FLAT SIDE !

リアルなビジュアルに、リアルなアクション ・・・

違和感の無いアピールは、結果として、驚くほどナチュラルなバイトを誘発 ♪

これぞ メガバス の神髄ですな ! !

居るべき場所 ・・・

この日、ルアーを撃ち込んだ場所は、釣り人なら誰でも当然期待する場所 ・・・

予想外な場所でも、ややこしい難所でもない。

では、それら 「 あたりまえの好ポイント 」 の中で、「 魚が いる ・ いない 」 の差は何なのか ?

答えは ・・・

差など無い ! (笑)

恐らく、どのポイントに居てもいい、どのポイントでバイトがあっても何ら不思議はない ・・・

なのに、現実にほとんどバイトはない ・・・ のは何故か ?

辿り着いた理由は単純で ・・・

『 魚影が少ない 』

これに尽きよう ・・・ (笑)

数の少ない魚が、上ったり ・ 下ったり ・ 時に停滞したり ・・・ 右往左往しながら川を遡上してくる ・・・

そして、それを河原で竿を出し、出会いを祈るという儀式にも似た ・・・ (苦笑)

どうなんだろう ?

運試しなのだろうか ・・・

ナンセンスに映るかも知れない ・・・

時間の浪費にしか見えないかもしれない ・・・

暇人の酔狂と思う人もいるだろう ・・・

でも ・・・ 諦めず狙えば、ちゃんと会えるんだよなぁ ~

ホント ・・・ 困るよなぁ ~ (笑)

 

今回の使用タックル

ロッド : GH67-3LS カムループス・スティンガー 673
リール : シマノ 2000
ルアー : GREAT HUNTING 50 Flat Side (FS) ( 匠 ワカサギ )
ライン : PE 0.8号 + フロロ 5lb