急な寒波も入り、一気に冬に突入した12月中旬。
「ここぞ!」という場面で出番の多いのが”SHADING-X“。
このルアーが引っ張ってくる魚の平均サイズが圧倒的にデカいという現象を目の当たりにしています。
使い所はハードボトムが絡むエリアが中心。
クランクベイトのようにボトムノックさせたり、レンジによっては中層を意識して巻いています。
シャッドが強いのは、細身のベイトフィッシュやエビをメインに捕食しているフィールド。
シャッドはほとんど魚のシェイプをしていますが、ボトムノックした時には、エビが跳ねて逃げるアクションも演出していると感じています。
そのため、使えるフィールドは野池・河川・湖・リザーバー等全国各地場所を問わず釣れる要素があるアイテムです。
そして、秋冬シーズンにかけてより効果を発揮するのが、SHADING-Xのタイトピッチアクション。
これは、薄型に設計されたリップとボディシェイプが生み出す、このシャッド最大の特徴と捉えています。
※どのシャッドにも言えますが、真っ直ぐ泳がなくなった場合は、トゥルーチューンが必要です。
秋冬は水温低下が進むにつれて、吸い込む力が弱くなる上に、食性で口を使わせることが難しいため、SHADING-Xのタイトピッチアクションが、リアクション効果を誘発してくれます。
厳寒期になると、魚がベイトを追うスピードもよりスローになるため、ただ巻きで反応ない場合は、ルアーを止める動作(ポーズ)を入れたり、スローに巻いたりとその時々の状況でアプローチしてみることが大切です。
秋冬シーズンにこそ絶大な効果を発揮するSHADING-X。
寒さを跳ね返すほどアツくなれるビッグバスをキャッチすべく、SHADING-Xをぜひぜひ投げ倒してみてください!!
◆タックルデータ◆
ROD:Newデストロイヤー F3-61X“SPEEDTIPCUSTOM”
LURE:SHADING-X55、SHADING-X
LINE:フロロカーボン8lb
*静岡野池群自己レコードサイズ