日照時間が延び、水温も徐々に上昇傾向 !!
冬から春に移り変わりを見せ始めているフィールドも、地域によってはチラホラ見られるのではないでしょうか?
地域差はあると思いますが、山間地や日照時間の短いエリアに比べ、平野部の比較的浅いフィールドは季節の進行が早く、日照時間の長いエリアでは水温 10 度前後のスポットも存在しています。
この時期はとにかく水温を第一優先に考えます。個人的には経験上“水温 10 度”が季節の変わり目の目安と考えており、この水温を境に釣り方をシフトするようにしています。
そのため、毎釣行時に水温チェックを欠かさず記録していくよう心掛けています。
(毎釣行時にエリアごとに水温チェックしておくと、季節の移り変わりが目で見てわかり
やすく振り返りもできるので、自分はノートに記録しています。)
私の通うフィールドでは、日照時間が長いエリアが存在し“水温 10 度”越えのスポットがあります。水温が比較的上がりやすい+マッディーシャローのハードボトムエリアを発見することができ、重点的に攻めるとプリスポーンの固体を 3 釣行連続で捕獲することに成功しました !!
セレクトしたルアーは、春のド定番ルアー『FLAP SLAP』。
フラットサイドクランク特有の明滅効果とタイトピッチアクションを軸に、初動のレスポンスの速さとスローリトリーブした時にもしっかりアクションしてくれるのが特徴的で、クランクベイトの中でもシャッド寄りの波動の弱い部類に入るかと思います。
水温が 10 度を超えた辺りだと、まだまだベイトを追うスピードが遅く、吸い込む力も弱いため、波動の弱い巻物やスローリトリーブでもキチンとアクションしてくれるルアーが適していると感じます。
そのため、フラップスラップは早春に強いルアーの一つと位置づけています。
フラップスラップには現在 3 種類がラインナップされています。
【フラップスラップの使い分け】
土台となるオリジナル。明滅効果・タイトピッチなアクションに加え、初動のレスポンス& スローリトリーブでもしっかりアクションしてくれます。ショートピッチに使ったり、手数増やしたい時はオリジナルがマスト!
シャローにバスが乗っかってない時にはブレイク沿いを回遊している可能性アリ。深いレンジを攻めたい時に使用。シャローエリアをデッドスローに攻めたい時も有効◎。
居場所がわからず広範囲に飛距離を稼いで探りたい時、強風下でオリジナルではキャストが定まらない時は LBO の強みが発揮されます。特に強風下でのキャスタビリティーは圧巻でした◎。
また、この吸い込みの弱い時期のタックルチョイスも重要で、自分は『OROCHI XXX F4・ 1/2-68KG』をセレクト。
カイザシリーズ唯一のグラスコンポジットロッドで、低水温期のショートバイトを拾いやすいロッドです。
おかげで、先日もリアフック 1 本のショートバイトもキッチリ拾ってくれました。
もちろんすべてのバイトを拾えるわけではありませんが、バイトした時のフックアップ率を僅かでも上げるためのタックルセレクトです。6 フィート 8 インチのレングスも、ショートピッチにも遠投にも対応できます。
地域によっては「まだ冬だけど !? 」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、こればかりは地域差があるので、私の拠点である静岡県は温暖な気候の甲斐あって、少し季節の進行が早いのかもしれません(もちろん静岡県内でも地域差はあるのであしからず)。
早春は、水温・エリア・ルアーセレクトを見誤らなければいち早くビッグバスを捉えることができると思います。
季節は春に向けて徐々に進行していくので、早春を逃さずプリスポーンダイナマイトバスを捕獲しちゃいましょう!!
【タックルデータ】
LURE:FLAPSLAP
LINE:フロロカーボン14lb
MEASURE:Megabass BED IN SCALE