前回は 「 ジムニー車内 釣り装備整頓編 」 として、
私の釣行時のジムニー車内の様子を紹介しましたが ・・・
今回は、前回、ジムニー車内の荷物を整頓レイアウトしたことによる恩恵 ?
ジムニー ビバーク的車中泊方法 をご紹介したいと思います !
( 需要があるのか、どうなのか、かなり不安ではありますが ・・・ 笑 )
そもそも、軽自動車の中でも、とりわけ狭い室内空間を誇るジムニーにて、
「 何故、車中泊なのか ? 」 という疑問が沸くと思いますが ・・・
全ては 「 安全 」 の為 !
私、40歳を越えてから、精神力はそんなに劣化していないつもりでおりますが、
如何せん、体力の衰え、そして回復力の低下を如実に思い知らされる釣行の日々 ・・・
20代 ~ 30代に、できていた連日連夜の 「 山梨 ~ 静岡間の日帰り釣行 」 が、
体力的に危険な状態に ・・・
釣行後の疲れた体に鞭打って、眠気と戦いながら帰路につくという行為のリスク ・・・
精神的には 「 頑張れる ! 」 って思えているのですが、現実が許さない。
そう ・・・ 要するに 「 危険 」 なのです !
車を運転中の事故 ・ 釣り場で起こりうる転倒等の事故 ・・・
様々なリスクを、いよいよ身近に感じうる年齢なんだと自覚したのが始まりでした。
そして、これは 「 釣り 」 に限った事ではありません。
登山や写真撮影など、様々な趣味の分野で、
私同様ジムニーを使い、いろんな場所に出かけている方々、大勢いらっしゃる。
年齢の近い方、はたまた、遥かに上の方も大勢いらっしゃる。
そして恐らく皆、同様にリスクを抱えている ・・・
全ては 「 安全 」 の為 !
同じジムニーという車を道具として使っている中で、
「 何かしら具体的な参考にしてもらえればいいな ♪ 」 という思いであります !
また、ジムニーに限らず、他の車両であっても、リスクは同様 ・・・
リスク回避への一考察として、参考にしていただければ幸いです !
では !
前回の画像から引き続いて、参りましょう !
まずは、助手席側後方にある荷物 ( ウェーダーケース と MEGABASS SURVIVAL BAG II ) を
右側の荷物 ( 料理道具のハードケース と MEGABASS FIELD CONTAINER II ) の上に重ね、
片側にまとめてしまいます。
次にジムニーの助手席のヘッドレストを外した上 ・・・
座席を、めいっぱい前方へスライド し、背もたれを荷室のフラット面に合うよう倒しこむと ・・・
隙間など生じることなく、ほぼほぼフラットに ♪
シフトレバーは、少々気になりますが ・・・ (笑)
縦に十分なスペースが生まれます。
次に登場するのが、荷室の脇に装備しておいた、キャンプ用のエアーマット !
ちなみに私のモノはモンベルの半身用ですが、サーマレストでも、ノーブランドでも何でもよし !
持っていることが大事 ♪ (笑)
フラットにした荷室は、倒した後部座席の背もたれと、その上に薄いウレタンマットを敷いた状態であり、
実際に直に寝そべると、車体下ボディの鉄板を伝わって結構な冷えを感じる為、断熱材的に利用 ♪
また、ほぼフラットとはいえ、わずかな突起は感じるので、不快な感触を和らげる緩衝材的役割も ♪
尚、全身用のロングのものも試してみて、特に問題はなかったのですが、
ちょっぴりシフトレバーに干渉するのと、少しのことですが半身用に比べて収納時かさばるので、
狭いジムニーには、半身タイプが丁度良い感がしております。
そして次は ・・・
ロッドホルダーのフレームに、ネットで固定しておいたクッションを ・・・
荷室最後部の位置に、枕代わりとして配置 ♪
さすれば最後に ・・・
自身の使用環境に対応した温度仕様の寝袋をひろげれば ・・・
( * 狭いジムニーですので、当然封筒型の寝袋よりは、マミー型のものが使い易し ! )
ジムニー ビバーク的車中泊仕様が完成 ♪
見た目には、相変わらず窮屈ではありますが ・・・ (笑)
水平な状態で、完全に足を伸ばして横になれる事が非常に重要 !
( 170cm位までの身長の方なら、問題なく、きっちり足を伸ばせると思います。)
少しの違いではありますが、休息した時の、疲れの取れ方が全く違う !
無論、寝つきの良さも違う。 (笑)
長時間の無理な体勢での車中泊は、エコノミー症候群を引き起こしかねませんが、
これまでの自分の経験では、この方法での休憩にて、不安を感じたことは一切なし !
少なくともビバーク ( 緊急避難 ) 的に休息する分には、全く問題ないと思います。
と、まあ!
私は、こんな感じで、釣りの合間や、帰路の運転の最中など、
少しでも疲れや眠気を感じたら、適切な場所に車を止め、速攻ビバーク ♪ (笑)
できるだけ質良く体を休めるようにし、体力回復に努めている次第 !
もっとも、サクラマス遠征等で、完全に 「 数日間釣り場に居座る ! 」 と決めている時は ・・・
車載のルーフボックス内に寝袋等と一緒にテントを忍ばせておき ・・・
キャンプという方法も ! (笑)
( * 場所的にキャンプして問題ないかどうかは下調べが必要ですが ・・・ )
まあ、こうなってくるともう ・・・
「 ゆるキャン△ 」 ならぬ 「 釣りキャン ! 」 ですな ♪ (笑)
実際、サクラマス狙いの遠征では、ハイエース等の大型ワンボックス車両にて、
車中泊しながら数日間釣りをされている方、大勢いらっしゃいますが、
セダンやステーションワゴン等の車両に、昨今の手軽なワンタッチテントを車載しておき、
釣り場の河原等にて、車両の横に素早く設置し、しっかり横になって休息という
スタイルをとっている方々も、良く見かけます。
皆様、遠征先までの長時間の運転やら、はたまた長時間に及ぶ釣りの疲れをしっかりと回復させ、
翌日の釣りの集中力を維持するとともに ・・・
疲れによる判断力の低下等から起こりうる、釣り場での事故 ・ 車両運転時の事故等、
さまざまなリスクを回避するため、各自工夫を凝らしつつ、実践されていると思います。
以上 !
率先して 「 やりたいか ? 」 と問われれば、 かなりビミョーではありますが ・・・ (爆笑)
やる気になればやれる ! ? (笑)
実際やってみたら、結構使える ! ?
全ては 「 安全 」 の為 ! !
そんな 「 ジムニー ビバーク的車中泊 」 の紹介でした !
参考までに ! (笑)
掲載アイテム