三寒四温が特徴な春。
急に寒いが訪れたり、暖かい日が続いたりと日替わり感満載なシーズンのため、 ” その時 ” を捉えるセンシティブな状況が多くあります。この時活躍してくれたのが【SHADHING-X】です。
自分も復習がてら三寒四温なこの時期についておさらいしてみたので、一緒に振り返っていただければと思います!
【三寒四温とは?】
冬から春への季節の移り変わりの際、寒い日が 3 日ほど続くと、その後 4 日ほど温かい日が続き、また寒くなるというように 7 日周期で寒暖が繰り返される自然現象のこと。
*必ずしも、暖かい日が4日続く、寒い日が3日続くという訳ではない。
【三寒四温が及ぼす影響】
(例) 1 週間の気温が【 ①暖→②暖→③暖→④寒→⑤寒→⑥寒→⑦寒 】だった場合。
1.『温』が続いた日
3月時期であれば、気温が20度前後の晴れの日が数日続き水温上昇が見込まれ、ベイトの活性が高くなり、それと比例してバスの活性も高くなる。①より②、②より③と、水温が上昇していくため、行動が活発になることが推測されます。
2.『寒』が続いた日
急な気温低下や継続的に平均気温を下回る場合は、水温低下が予測されます。
水温低下はベイトやバスの活性を鈍らせるため、シャローに上がりづらい状況となります。
水温は気温ほど一気に落ちることはないので、⑤・⑥・⑦になるにつれて少しずつ水温が低下し、活性が落ちていくことが予測されます。
もし、『寒』がずっと続き、冷たいながらも水温が安定すれば、魚が一定の水温に慣れ、釣りやすくなる可能性もあります。
*補足
【この時期は『水温』を一番のキーとしています!】
秋・冬・春の釣行時にはまず水温計測を行い、その日の目安にします。
時間が経つにつれ水温変化がわかりやすいため、例えば日照時間の長いエリアでは 2 度前後上昇していることもあり、ベイトが上ずり、それに合わせてバスがアグレッシブに捕食している可能性が高いことが見込めます。
水温低下していれば、逆も然りですが・・・
【なぜ SHADHING-X が有効だったの?】
低水温期や三寒四温の『寒』による水温変化の影響でタフになった魚に有効なのが『リアクション』。水温低下によってタフになると、魚は口を使いづらくなります。
そのため、マイクロピッチアクションが特徴のシャディング X は、三寒四温の『寒』が続いたタイミングや、春に限らず冷たい雨で著しく水温低下した場面でリアクション要素が必要な場面でセレクトすることが多いです。
先日釣れたタイミングも、水温を測ると水温低下していたのが明らかでした。
この時、好調なフラップスラップ (*先日のフラップスラップのブログ)でアプローチしましたが反応なく、レンジを一段下に下げる&リアクション要素を踏まえて、フラップスラップのフォロー的にシャディング X へローテーションした直後に釣れた 1 本でした。
【まとめ】
このように、春は日替わり感がどうしても強くなってしまうため、様々な状況に応じたアプローチができるよう準備しておくことが大切です。そして、タイミング勝負なところもあるので、巻物で効率良くサーチできると魚と出会う確率が高まります。
そのため、水温や天候を踏まえて巻物ローテーションしていくのがこの時期のキーになります。
その1つとして、ぜひシャディング Xをボックスに忍ばせてみてください!
【タックルデータ】
ROD:Newデストロイヤー F3-61X“SPEEDTIPCUSTOM”
LURE:SHADING-X
LINE:フロロカーボン8lb
MEASURE:Megabass BED IN SCALE