梅雨明け ・・・
激暑の午後 ・・・
気温35度 ・・・
熱気の溜まった盆地を脱出し、山へと避難 !
標高を稼いだ結果、
現地の気温は25度 !
軽くなった空気を実感する ♪
手早く身支度を終え、
ボサを掻き分け、水辺へと降りてしまえば ・・・
生い茂った緑のカーテンに囲まれた空間が開け
澄んだ水の流れと、
川面を流れてくる冷えた空気が
釣り人を歓迎してくれる ♪
今回の釣り場は、激狭渓流 !
いわゆるボサ川にドロップイン ♪
相棒には、ショートレングスにて操作性の良い
Whip Twich 573 を選択 ♪
草木に覆われたような釣り場状況において
キャスト時 ・ ルアー操作時に
そのハンドリングの良さが際立つ !
草木が茂り、ゴチャゴチャとした渓相。
一見釣り辛そうであり ・・・
実際、釣り辛い ・・・ (笑)
・・・が !
だからこそ、釣り人の侵入も少なく、
ましてやミノーが撃ち込まれるとは、
予想していない魚達から、
好反応が得られるとも言える。
この日、使用したのは ・・・
GH50 FlatSide (FS) の、ブルーストリーム ♪
ゴールド・エクスペリエンス を封印し、
あえての青系 ! ?
という訳ではなく ・・・
ルアーケースの中に、板オモリチューンが、
コイツしか居なかったのが理由 ! (笑)
ノーマル状態で 4g のファスト・シンキングに、
板オモリ貼付にて、 1g 追加の 5g 仕様 ♪
板オモリの貼付位置は、
いろいろ試し、遊んでみたのだが ・・・
GH50 本来のアクションを殺さぬよう
ボディ内部のウェイト位置に合わせるのが
無難、且つ、オススメ ♪
たった 1g のウェイト追加ではあるが、
その効能は侮れず ・・・
今回のようなゴミゴミとした
スペースの少ない釣り場における
キャスト ( ピッチング ) 精度の向上
が期待できるのは勿論 !
狭く細い、直線的な速い流れにおける
アップキャストの釣りにおいて、
着水後できるだけ素早く流れに馴染む事が、
魚をチェイスさせただけで終わるか、
しっかりバイトまで持ち込めるかの
分かれ目ともなりうるのだから ・・・
GH50 を撃ちつつ、釣り登る。
ここまでの釣果は、20cm弱のアマゴが2匹 ・・・
流れに憑いていて、泡下から突如
GH50 に猛ダッシュ という展開だった。
そんな中、現れたポイント♪
目の前にした時点で、
なんとも怪しい雰囲気が漂ってはいた ・・・
白く泡だつメインの流れ ( 青矢印 ) が、
岩にぶつかり、分水 ( 黄色の印 矢) を生じ、
岩影の奥、怪しい暗闇 ( ×印 ) に
吸い込まれている ・・・
ここまでの経過からすれば、
手前のメインの流れの泡下に、
アマゴが憑いている可能性が高い
と考えるのが無難だろう ・・・
魚のバイト数を稼ぐなら、手前の流れを探り、
その後、怪しい岩陰を探るツーチャンスの展開が
賢明だとも思う ・・・
だが ・・・ 怪しい ・・・
妙な気配が ・・・ あの暗がりから ・・・
誘われるように、
ウィップ・トゥイッチ をゆったりと振り上げ、
GH50 を岩陰にピッチング !
暗闇の中に吸い込まれ、
静かに着水した途端 ・・・
ドス ! !
着水直後、暗闇で弾ける激しい水飛沫 ! !
即座にフッキングを打ち込み、
その勢いのまま強引に、
魚を岩陰からひっつり出す !
抵抗し、激しく暴れる魚体 !
とにかく手前のオープンスペースまで
魚を出してしまわねばと、
GH57-3LS のバットパワーで、尚ひっつる !
激しく身をよじらせ、水飛沫をあげながら
のたうちまわる魚体を、
強引に浅瀬に座礁させ ・・・
無事ランディング ♪
怪しい岩陰に潜みしは ・・・
45cm の 岩魚さん !
隠れ家の規模とは不釣り合いに、
やたらと長~い ! (笑)
一見釣り辛く、敬遠しがちなボサ川ですが ・・・
だからこその反応の良さであったり、
だからこその魚影の濃さがあったりし、
私の経験上、
想定以上のサイズが突如飛び出すのも、
またボサ川 ・・・
「 何かが起こるかも ? 」
ボサ川には、そんな期待をさせる
「 魅力 」 が潜んでいるのです ♪
久々に ゴールド・エクスペリエンス を使わずに
釣れたのが嬉しくて ・・・
嫌がるイワナさんを無視して、
しばし弄くり倒し、撫で回してやりました ♪ (笑)
今回の使用タックル
ロッド : GH57-3LS Whip Twitch 573
リール : シマノ 2000
ルアー : GREAT HUNTING 50 Flat Side ( FS ) ( M BLUE STREAM )
ライン : PE 0.8号 + フロロ 4lb