剛と柔を兼ね備えたロッド “VALKYRIE” | Megabass-メガバス

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剛と柔を兼ね備えたロッド “VALKYRIE”

日没時間も徐々に短くなり、朝夕は流れる空気も秋の気配を時折感じることが増えてきました。

とはいえ、まだまだ日中は残暑厳しくアングラーにとっても魚にとってもタフな状況が続いていますね!

 

最近では今年の自身の釣りを振り返る機会もあり、冬や春の釣りを懐かしむ瞬間もすでに増えています。笑

そんな中、印象的な出来事の1つとして、春にふいに届いた3本のロッドが思い浮かびます。

 

そのロッドは、今年新たにリリースされた“VALKYRIE”です。

 

 

この“VALKYRIE”を使用し、自分の主戦場である陸っぱりメインに使い込んでいます。

 

 

【”VALKYRIE”とは】

まず監修は、琵琶湖ガイドとして活躍している杉村和哉プロ!!

この時点で、琵琶湖をメインに設計されたロッドという印象を誰もが持つことでしょう。

そのため、ひとつのキーワードとして『パワー』が浮かんでくると思います。

 

 

 

【”剛”と”柔”を兼ね備えた設計】

①琵琶湖のバスはとにかくトルクフル!!

だからロッドもトルクフル!!

琵琶湖に行ったことがある方なら経験があると思いますが、琵琶湖のバスはとにかくデカくて引きが強い!!

普段、野池を主戦場としている自分にとっては比べ物にならないファイトを味わうことができます。

そのため、不意に魚に突っ走られたりしても弾くことなく、しっかりバット部が支えてくれる”強さとしなやかさ”を兼ね備えたトルクフルなロッドが重宝されます。

 

②琵琶湖最大の『カバー』となるウィード

夏になるにつれて徐々に生い茂ってくるウィード。

このウィード攻略が琵琶湖において必須になります。

ルアーがウィードにスタックした時にウィードを切ったり、バスを掛けた時にウィードに潜られないor潜られても引きずり出せるロッドパワーが必要。

それを意識した設計となっているのがこのロッドの特徴の一つです。

 

 

【陸っぱりでの使用感】

自分のメインフィールドは琵琶湖やボートではなく、野池や山上湖での陸っぱり。

これを元に使用感をお伝えします。

まず、自分が使用しているのは、、、

 

・VKC-67ML

・VKC-66M+

・VKC-69M+

 

 

ベイトフィネスや巻物を中心とした3本のロッドです。

 

 

①VKC-67ML

 

陸っぱりにおいてこのロッドの使用頻度が最も高いと言っても過言ではないのが、このパワー重視のベイトフィネスロッド。

野池等でカバーを絡めた釣りを展開する上で欠かせない1本です。

 

 

6フィート7インチとレングスが長いため、飛距離を出したい時やレングスを活かしたアプローチを展開する時に使っています。

このロッド、何よりバッドのトルクが尋常じゃないほど強く、写真のようなカバー地帯でも強引なファイトの中、カバーから引きづり出してキャッチすることに成功しました。

 

※野池のMAXコンディションなバスを獲れたのは

自分の中でかなりの信頼感を得る経験となりました。

 

補足として、自分の愛刀であるNEWデストロイヤー F3-61Xとの使い分けは…

ショートピッチなど手数を増やしたい時や藪漕ぎなどした時の取り回し重視なシチュエーションで出番が多く、高弾性であるため近距離戦重視な場面で出番が多いです。

同じベイトフィネスでも対極な位置付けにあります。

使うルアーは共に似ており、トーナメントクローラーなどのソフトベイトをはじめ、シャディングXI × I シャッドなどの小型プラグを使っています。

 

 

 

②VKC-66M+

 

 

このロッドは主にジャークベイト専用機として使用中。

陸っぱり・ボートを問わず使いやすいレングスとなっています。

ジャークベイトのアクション動作もしやすく適しています。

春にはこのロッドにワンテンの組み合わせがハマりました!

 

 

取材でも、カバーが入り組む中ラフファイトのヒヤヒヤでしたが、バットパワーの強さでカバーに走られても引き止めることができ、釣れない時間帯が続く苦しい中、渾身の一発をキャッチすることができ助けてくれたことが鮮明に記憶として残っています。

 

 

他にも、DEEP-X100 LBOFLAPSLAP LBOなどの巻物も使いやすく、中・近距離戦の巻物全般で出番が多いです。

 

 

③VKC-69M+

 

最近では河口湖や西湖をはじめ、オープンエリアをメインとするフィールドで出番が多い1本。岸からブレイクまで距離がある場面、広範囲を手広くサーチしたい時など出番が多いです。

飛距離を稼いだ巻物ゲームを中心とする場面で重宝します。

 

 

 

【トータル的な使用感】

ロッド全体的にシャキッとした強さではなく、モチモチっとした感触で『瞬時に掛ける<フックを食い込ませていく』といった感触です。

また、バッドパワーが非常に粘り強くトルクフルで、琵琶湖の魚に合わせて作られているだけあるなと特に感じます。

そしてバーサタイル性能も兼ね備えており、陸っぱりで本数が制限される状況下で重宝できるのが数ヶ月使用した実感としてあります。

 

 

これから巻き物アイテムが強くなる秋・冬シーズン特に重宝しそうな3本

ガンガン使っていきたいと思います!

 

 

◆タックルデータ◆

ROD : VKC-67ML

LURE : SHADING-XTOURNAMENT CRAWLER 5.5inchI x I SHAD

LINE : フロロカーボン8lb・10lb

 

 

ROD : VKC-66M+

LURE : ONETEN LBO

LINE : フロロカーボン12lb

 

 

ROD : VKC-69M+

LURE : X-120

LINE : ナイロン16lb