こちら利根水系は9月20日をもって禁漁となりました。
今シーズンも怪我もなく群馬県はみなかみ町〜利根水系エリアの山魂&鱒との素晴らしい出会いに感謝です。
みなかみエリアを中心とした利根水系トータル5000kmの歩行距離はとっくに超えていると思い鱒!
シーズンの序盤からの湖・止水エリア→中流&本流筋→夏の山岳大岩魚→秋の山女魚へ、全てに関してのクォリティーもまずまずのレベルまで来ています。
禁漁期間中は来シーズンに向けてのギアの補正&メンテナンス、来シーズンへ向けての新たなギアの仕込み、来期ポイント開拓への計画、明確になりつつあります。
いくつかのピンポイントでの釣り旅の計画は年内ありますが、充電期間、そして冬季雪山シーズンへ向けての今後は準備ですね。
まずは今シーズンを振り返らせて頂きます↓
*毎年恒例のこちら豪雪地帯〜フェイント気味の3月積雪の中での無理やりスタート釣行!!(毎年のことですが釣れませんよ!笑)
*止水エリアでの新たな桜鱒との出会い、世間の桜が咲く頃にドンピシャで当たり出すんですね。6シーズン目にして新たなポイントと自然界の動きに発見を感じた3月下旬〜4月初旬。
メイン使用ルアーはMARINEGANG90 (Sinking)、VISION ONETEN Jr.、X-80Jr.です。
その他、バイブレーション、スプーンなどなど・・
*こちら!みなかみの水源地に拠点を構えています。
リザーバー含めた湖も豊富です。残雪はまだまだ有りますが、止水エリア、水温上昇&ワカサギの産卵と遡上に絡みつく大岩魚のメインシーズンが始まります。4月下旬〜5月下旬まで。
メイン使用ルアーは表層狙いのX-80Jr. (M SEXY CLOWN) がすこぶる調子いい!
この時点で、長さのあるロッドでの取り回し、負荷の掛かる連日の鱒狙いならではのトゥイッチによる手首の腱鞘炎への前兆が始まります。
毎日の何千ものキャストが続くと流石にですね・・・そこで私は考えます。スイッチスタンス、逆手での釣果をフィネスゲームではこの後取り入れます。
この時期以降に始まる山岳域、中流、そしてヤマメ狙い、手首への負担がもの凄く掛かる釣行が控えています。交互に手首を休めながら・・連日釣果を出し続けるためですね。
今シーズンは残雪が大変少なく、例年より雪代も早めに終わり~約1ヶ月早めの6月初旬~7月末までの山岳大岩魚シーズンを迎えます。
渓流フィッシングを本気で始め、ノメり込んだバックボーンでもあるExtreme Fishingですね。
こちらの拠点は標高1000mあり、活動拠点&自分の場合はここにメインフィールドがあります。
*ちなみに自身のみなかみレコード・大岩魚ロクマル!!
メイン使用ルアーは表層狙いの
X-80Jr. (M SEXY CLOWN)
GREATHUNTING 70 FLAT SIDE (LZ LIME BACK OB)
が特にお気に入りです。
7月にも入るとフィネスゲームメインということもあり、連日の多くのキャスト数、小刻みなルアーコントロール、トゥイッチによる右手首がほぼ限界を迎えます。
そこで左投げキャスト、逆手での釣行に切り替えます。この後8月からは山女魚狙いに集中、ルアーコントロール、キャスト、トゥイッチが更にシビアになるゲームが始まります。
逆手での釣果はより難しくなる手法ですが、、、そこがまた楽しいんですよね・・・
ここからはほぼ、4g前後の渓流ならではの小型ミノー使用〜アップからクロス、ダウンへと巧みにコントロールが必要である本格的なフィネスゲーム&逆手。難しく面白すぎる、右手首の休息。
軽量ミノーの遠投、&スプールレスポンスを優先して右巻きABU2500cのカリカリのフィネスチューン仕様でMegabass小型ミノーを左投げ右巻きにてコントロールします。
一部の釣果写真ですが、鱒との写真作品、芸術を表現&楽しむこともトラウティスタとしての真髄といえます。
メイン使用ルアーはGREATHUNTING 50 Flat Side (FS)
カラーはM LIME GOLD 、LZ CHART BACK YAMAME 、M PINK BACK OB 、M AKAKIN がお気に入りです。
ざっとこのような2018年シーズンでしたが、あくまでもざっくりです!
細かく刻むとまだまだ、合間合間に物語がありディープなお話が多々あります。単純に魚を釣ってルアーを説明する。釣行日数が月25日は超えます、釣って当たり前です・・・。このような事をBLOGでは僕はしませんし、得意ではありません。
釣り歴もさほど長くはないですし、感覚的にもスノーボードのプロ選手経験、現洋服のデザインを仕事として表現しています。あくまでもExtreme SportsとしてFishingを捉えています。スタイルも必然的にそうなります。クラッシックSTYLEがメインに感じるトラウト業界、僕はMegabassらしく表現していきたく思いますし、Megabassの今後のトラウト業界へのご提案を楽しみに期待しています。
Megabass Great Huntingプロモーションムービーも作成させていただきましたので、見て感じて頂きたく思います。
↓↓是非ご覧ください↓↓
「鬼手仏心」大好きな言葉です。
プロという解釈は自分の中では3つあります。
1つは
・セールスプロ:釣りが上手いのは前提、いわゆる営業のプロですね
もう1つは
・レッスンプロ:いわゆるインストラクター&ガイドプロ
そしてもう1つは
・現場主義プロ:オリジナリティー&圧倒的影響力STYLEがある事。釣ることに特化した表現者
僕は3つ目のプロを目指していますし、それが本来あるべき姿だとアングラーとしても解釈しています。スノーボードプロ時代もそうしてきました。
ルアー説明はセールスプロの極め、釣り方などのレクチャーはレッスンプロの極め、表現者「STYLE」の提案はプロアングラーの役目です。
日々研究と、現場で感じた事、考え抜いた思考を身体で表現する。新たな事に常にチャレンジする。
生き様&思考と行動がオリジナリティーある強いビジュアルとして何らかの形になり表に現れる事。
素直に真っ直ぐに丁寧に渓&山魂と向きあう事。
それが「鬼手仏心」ではないでしょうか。
最後に媒介として鱒が結果を表に出してくれます。
山での経験談、日々の歩き方、疲労回復、睡眠時間と仕事、LIFE STYLE、釣行最優先で生活設計を組み立てる難しさ。
まだまだ語ることがありますが、月に1回のこのBLOGにて徐々にSTYLEを伝えていこうと思っています。
まずは2018年度シーズン終了の感謝の挨拶とサポートして頂いているMegabassさんへの敬意を込めてここに発信させていただきます。
今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
利根水系みなかみの福山より。