秋真っ盛りな浜 ♪
賑やかな釣果情報に誘われ
この日もまた、期待に胸膨らませつつ、
深夜から竿を降り続けている。
暗く、黒い沖を睨みながら
黙々とキャストを続けていれば ・・・
この日は、頻繁に流れ星が流れ、
水平線に消えてく ・・・
あまりに頻繁に流れていたので、
願い事は、たくさん願えたのだが ・・・
今のところ ・・・
肝心のアタリは一切無い ・・・ (笑)
賑やかな釣果は、
大勢の釣り人を釣り場へと誘い、
釣り人の集まったサーフは、
益々賑やかさを増す ・・・
日の出前の激熱の時間 ♪
浜辺には、遥か向こうまで、立ち並ぶ人の影 ・・・
既に入り込めるスペースは無く、
互いにポイントを移動しあえる余裕も無い。
それぞれが自分の立ち位置を信じ、
黙々と期待を込めて、キャストを続けている。
私も、勿論虎視眈々と周囲を警戒しつつ
キャスト & リトリーブ を
繰り返してはいたのだが ・・・
この日 ・・・
ベタ凪の穏やかな海は残酷で ・・・
左手に現れた縦潮目の前にポジションしていた
釣り人がバタバタと、コチやヒラメを
一人連打したのみで ・・・
「 羨ましか~ 」 と、指を咥えて眺めていたら、
そのまま何事もなく、時間だけが過ぎ ・・・
結局、私にはアタリすら無く ・・・ (苦笑)
周囲も、バイト自体はあったようだが、
釣果には至らないという朝だった ・・・
深夜からの頑張りは、空回りに終わり、
横目に繰り広げられた連発劇にはアテられ、
ドッと疲れたこの日 ・・・ (笑)
泣きながら、お家に帰ろうかとも思ったが、
如何せん体が言うことを聞かず、
しばしビバーク ♪
休憩し、体力を回復させたところで
改めて海を眺めてみれば ・・・
いい感じに人気は無くなり、
いい感じに潮位は上げている ♪
釣果的には貧果だったが、
魚っ気自体は、賑やかだった朝の浜 ・・・
漂う秋の気配に促され ・・・
せっかくだからと、改めて身支度を済ませ、
真昼の延長戦を敢行 !
広がる青空に、燦々と降り注ぐ陽射し ・・・
当然、マズメ時のような高活性は期待できない。
浜に散在するヒラメに効率良くアピールし、
広く拾っていく感じが吉だろうか ?
だとすれば ・・・
飛距離の稼げるジグや鉄板系バイブ、
小型にしてアピールの強いスピンテール等が
思い当たるわけだが ・・・
今回手元には、打ってつけの武器が ! !
マキッパ ! !
11月に発売のメガバス最新鋭兵器 ♪
ジグの飛距離と万能性に、
ブレードのアピールと使い心地を融合させた
キャスティング・ブレードジグ ! !
遠投が効き、表層からボトムまでレンジを選ばず、
コンパクトなシルエットが違和感を抑えつつも、
ブレードのフラッシングによるベイトライクな
アピールが、フィッシュイーターを強烈に誘惑 ♪
オールレンジの戦闘力は、対象魚を問わず ・・・
シーバス・ヒラメは勿論、青物から根魚まで
「 釣れるものは、根こそぎいってまえ~ ! 」
という、非常に、非情なコンセプト ! (笑)
使用法は、とてもシンプルで、その名の通り ・・・
タダ巻くだけ ♪
射程の広い遠投性能を活用しつつ、
狙いの魚種のレンジを、タダ巻き通すだけで
ブレードのアピールが自動で魚を惹きつけ、
バイトを誘うという ・・・
横着者御用達のシンプルさ ♪ (笑)
そんな MAKIPPA を、
魚の気配漂い続けるサーフに遠投・乱射し、
広く、手早くアピールを振り撒いていけば ・・・
思惑通り ! 誘惑されてしまった魚がバイト ♪
マキッパ de 葉ッパ ・・・
好奇心旺盛なチビっ子ソゲ捕獲 ・・・ (苦笑)
う~ん ・・・
やっぱり非情なコンセプト ・・・ (笑)
それでも、何はともあれ
魚からの反応が得られれば、
ルアーへの信頼度は当然高まり、
不思議と気分は上がりだす ♪
期待を込めて、浜をカニ歩きしつつ
穏やかな海へと MAKIPPA を
テンポ良くキャストし続けていれば ・・・
と、自然と伝説のメロディが頭に響き出す ・・・
ゲロッパ ! ゲロゲロ ♪
Get Up ! Get On Up ♪
マキッパ ! マキマキ ♪
MAKIPPA ! 巻キ巻キ ♪
今は亡き、ファンクの帝王が、
脳内で私に向かってシャウトしてくる ・・・
「 投ゲロ ! 投ゲルンダ ! 」
「 MAKIPPA ダ ! 」 「 巻ケ ! 巻クンダ ! 」
Stay On The Scean !
「 続ケロ ! 投ゲテ巻キ続ケルンダ ! 」
Get On Up !
「 サアヤレ ! 」
LIke A Fishing Machine !
「 釣リノ機械ニナッチマッタミタイニナ ♪」
麻薬なリズムで、ひたすら私を鼓舞してくる ・・・
つられて、此方も呼応するように
ひたすらリズムを守りつつ、
夢中でキャストを刻み続けていたところ ・・・
ゴフ ! !
中層を泳いでいた マキッパ に
辛抱堪らず、ヒラメが Right On ! ? (笑)
ファンクの帝王の教えは、的確でありました ♪
さて、実釣してみて感じた
MAKIPPA の使用感としては ・・・
飛びに関しては、まあ基本ジグなもんで
安定してブッ飛びまして ・・・
ひとつ空気抵抗が増すブレードの影響が、
どれほどあるのか気になる所でありましたが、
不思議な事に、失速感はさほどありませんで、
満足できる飛距離を安定して稼いでくれます。
またブレードによる巻き心地であったり、
巻き抵抗に関しては、軽重好みが分かれる
ところではありましょうが ・・・
細身のウィローブレードですので、
非常に巻心地は軽く、不快さは全くありません。
ブレードの回転で、ちょっぴり増した抵抗は、
絶妙にジグの浮き上がりを抑制し、
一定層でのスイムキープを助けてくれており、
フラッシングのアピールは維持したまま、
同重量のジグに比べスローなスイムとなる点も
「 食わせ 」 にプラスに作用すると思われます。
また、ウェイト・バリエーションは、
10g ・ 20g ・ 30g ・ 40g の4種類と豊富で !
私的には、おおまかに・・・
30gをオールラウンド・スタンダードとし、
遠投や深度を広く探る青物等に40g、
浅場 ・ 高活性時の表層 ・ スロー巻に20g、
カマス等のライトゲームでの広範囲サーチに10g
といった感じに、使い分けようかと思います。
コンパクトなサイズ感 !
十分な遠投性能 !
ブレードのフラッシングによる怪しいアピールと、
その抵抗が生み出す魅惑のスローなスイム !
アシストフックとブレードフックによる
十二分なフッキング性能と、両立された
根掛かり回避のスナッグレス性能 !
もひとつ嬉しいオマケは ・・・
お財布に優しい低価格 ♪ (笑)
釣れる要素を、足し算的に
えげつなく盛り込んだような ・・・ (笑)
若干、漁具の趣漂うキャスティング・ブレードジグ !
MAKIPPA ! !
活躍の場面は、確実に多い ! !
是非、お試し下さい ♪
今回の使用タックル
ロッド : Shadow-XX SXX-100M
リール : SHIMANO SW 4000
ライン : DRAGONCALL 8braid PE 1.2号
ルアー : MAKIPPA (30g)