「全ての行動、思考を連動させる」
シーズンOFFと言いつつ・・・もう2ヶ月ちょいで解禁です。
待ち遠しさと、自身はスノーボードシーズンinに向けて両方での準備と心構えで日々過ごしています。
冬の時期には鱒釣りはOFFではなく、スノーボードでのフィールド活動も重要。
来シーズン釣りに向けて別物ではなく同時進行で実は進んでいるのです。
まずは今シーズンの積雪量と雪質を日々チェック。
単純に積雪が今年は多い、少ないではなくシーズン通しての温度変化&残雪の変化、もちろん移り変わる気候を日々把握しておかないといけません。
*シーズン初めのこの時期は!日本全国から多くの山岳会トレーニングが行われます↓
自身も定期的に山頂までハイクアップ&滑り込みを行います。
この環境からは春先の雪解け水=雪代の量が大きく釣果を左右し、ピンポイントでの各沢筋の入渓タイミング&各エリアによる鱒の活性にスイッチが入る日を週単位で全て見定めるのです。
こちら「みなかみ」は日本三大激流地区としても有名、豪雪地でもあり山岳渓流エリアでは強い「大岩魚」を育ててくれる。
そのタイミングを的確な判断で行動に移さないと・・危険でもあり、またせっかくの大きな釣果を逃します。
シーズン最頂点の活性は週単位で始まりと終わりが繰り返されます。満遍なくは・・・それなりには釣れますが、、、
最頂点の活性を数多くの沢筋から的確に当てて行く事が最も重要なゲームなのです。
ネイティブとの調和、そしてこの過酷な激流&急登&岩場、日本トップクラスの名所には釣りテクニックとは別に!裏テーマとして潜んでいます。
豪雪地みなかみ=水上=最高峰のゲームです。
そしてフィジカルに対しても雪上ハイキングはトレーニングとしても最高です。
ここ谷川岳では日に1m近く積もる事もざらにあります、ディープパウダーでのスノーハイキングは夏期とは別物で、足腰に重圧がかかり、シーズン終わる頃には次に始まる山岳渓流で必要なパワーとスタミナが蓄えられて行きます。
またリスクとしても圧倒的に冬季の山は危険であり、自然界に対する意識レベルも高く得られます。
こうして、自身の中での「渓流フィッシング_extreme fishing」という釣りジャンルは形成されて行くのです。
自然界の判断材料とアクティビティーが大半を占める釣りです。
が、しかし・・・プラスで自身は釣りがうまくなりたいのです。テクニックです。
テクニックには単純にロッドワーク、ルアーコントロール、リーリング、キャスト等があります、、、
この辺りの感覚はキャリアと共に並行して詰めていける自信はあります。
今、自身に必要なのは全てのギアに対する知識です。道具に対する細かく繊細な特徴、素材を理解する事。
体感で表現できても、この素材はこの動きでこうなる、こうするとこの素材はこう動く…
成長&そして繋がりがスムーズに噛み合って行きます。
時間が掛かりますが・・・・
Megabass開発チームの皆様に言葉で常に新作発表&開発時に教えて頂こうと思っています。
前回書かせて頂いた釣行中心の生活形成、、
いや〜やる事が多いです…それが楽しいんですがねw
1日1日大事にして行こうと思います。
利根水系みなかみの福山より。
*おまけ↓↓
自身の住むエリア、実は管理釣り場のメッカの様です。
なんと群馬県には鱒管理釣り場が60箇所ほどあり、日本一の数みたいです。
養殖技術も盛んで、多くのクオリティー高い鱒がたんまり入っています。
「ハコスチ」という日本初の遊漁鱒(群馬県特許の!)がおり、よく引き&よく跳ねる!アスリートフィッシュも有名です。
あまりにも山奥で釣りをしていた為、6年間近所にたくさん在る事を・・・全く・・知らなかったのです・・。
で、、、最近、その管理釣り場へちょいちょい通っています!!
物凄いシビアで繊細なテクニック、カラー含めた微妙なルアーセレクト&コントロールが必要。
気づいたのが管理釣り場では何を求めるかと言うと、、、「手業への集中」です。
まずネイティブな環境ですと特に山岳域、山深くなるとアウトドアとしての要素、登りもあり、岩もある、藪漕ぎもあり、バックカントリーしての危険回避の緊張感と意識も常に必要。
その中での自然と川の流れとの調和を楽しみ、追求していきます。
結果、体力や意識も分散されて行くのが当たり前です。
管理釣り場では、勿論ネイティブ鱒との駆け引きとは異なりますが、まず釣り自体の手業=リーリング、キャスト、ルアーコントロール、ロッドワーク等のみに集中し、固執出来る事にメリットを感じています。
決して簡単ではない事もあり、むしろ難しいです。まるでビリヤードやダーツの様です・・・・
1つの流れとしても鱒釣りには重要な要素、発見も常にあります!!
禁漁後のとても面白い釣りを見つけてしまいました・・・。
とても難しく非常に楽しい・・・です。
■ エリアでのメイン使用ミノー_釣果順
photo_Michito Tanaka