雨が降らずにカラッカラだった1月に比べ、ようやく待望の雨が降り始めた2月。
気温の変化も激しく、春を感じる気候になったと思いきや冬に逆戻り…といった不安定な気候ですね。
反面、三寒四温を繰り返しながら少しずつ春に近づいているなぁ~と感じる瞬間でもあります。
しかし、水中はまだまだ冬模様。
そんな中活躍しているのが、一昨年から煮詰めているJAMILLAを使った中層攻略です。
【厳寒期の中層攻略】
ご存知の通り、厳寒期は1年の中で最も水温の低いシーズンで、バスの活性も著しく低下します。
1日に訪れるチャンスなんて、ほぼほぼ皆無です(笑)
やみくもに投げていても、なかなか釣れないのもこのシーズンならでは。
その中で自分が注目しているのは、“中層”。
冷たい水は比重が重く、ボトム付近に蓄積されます。
冷たい水と温かい水の境界線“サーモクライン”は中層付近にあるため、魚も中層にサスペンドしていることが多いのではないかと推測しながら釣りをしています。
【陸っぱり中層攻略は近距離戦】
陸っぱりをする上でオールシーズン気にかけているのは、ズバリ近距離戦。
これは厳寒期シーズンでも変わりません。
もちろんすべての状況に当てはまるワケではありませんが、
例えば近距離にある
①垂直護岸や矢板などの水深のある変化
②カバー(ゴミ溜まり・葦・レイダウンなど)
③マンメイドストラクチャー(桟橋など)
などの変化を繰り返しサーチするようにしています。(極端に水深が浅ければパスしますが…)
プラスαとして、比較的水温の高低差の開きがなく安定しているエリアが条件としては最高です。
【厳寒期中層攻略の一手“JAMILLA”】
自分が厳寒期の中層攻略をする上で欠かせないアイテムになっているのが“JAMILLA”。
見た目通り、小魚の形をしたリアルシルエットが特徴です。
ハイシーズンはそのまま使うことが多いですが、低水温期に関しては、ヒレをカットし、ジグヘッドで使うことがほとんどです。
ヒレをカットすることにより、水抵抗を軽減し、ボディ全体がロールしやすくなり、中に入っている反射板がキラキラとアピールしてくれます。
この時期のバスは移動距離が短いため、なるべく1点に留まり捕食しやすいベイトフィッシュをメインターゲットにしていることが多いです。
前述した①~③のエリアに対して、なるべく近距離でウェッピングを駆使しながら正確にアプローチし、誘っていくのが自分流の誘い方です。
【リアルシルエットの脅威】
釣ったバスのほとんどが深いバイトなんです。
リアルシルエットのため、違和感なく捕食しているのではないかと推測しています。
【使うロッドはベイトフィネス】
カバー周りを攻めることが多いため、バイト後のやり取りも考慮して、ベイトフィネスロッドを使っています。
使っているロッドは、Newデストロイヤー F3-61X“SPEED TIP CUSTUM”。
エクストラファストテーパーで張りのあるティップのため、小刻みなシェイクと即掛けが可能です。
シチュエーションに応じて、巻きたい時には巻きルアーにシフトできるので、この時期ほとんどこの1本で攻め切ってしまうことが多いです。
【まとめ】
なかなかバイトまで至らないことも多いですが、この釣りの強みはデカいバスを引き当ててくれること。
JAMILLA×中層の組み合わせで過去釣ったバスはすべて45~50㎝絡みとビッグバスだらけ!!
寒さも吹っ飛ばしてくれる釣り方の1つなだけに、厳寒期シーズンの外せないJAMILLAに今後も要注目です◎
ルアーニュースRでも掲載頂きました。
→https://www.lurenewsr.com/38204/
◆タックルデータ◆
ROD : Newデストロイヤー F3-61X “SPEEDTIPCUSTOM”
LURE : JAMILLA + ジグヘッド(1.3g〜1.8g)
LINE : フロロカーボン8lb