梅雨に翻弄される日々 ・・・ ~ KAGELOU 100F ~ | Megabass-メガバス

FRESH VOICE

梅雨に翻弄される日々 ・・・ ~ KAGELOU 100F ~

予想は外れ、見立ては崩れ ・・・

翻弄される釣行を重ねる中 ・・・

辿り着くのは何処なのか ?

梅雨らしい天気が続いておりますが、
皆様、如何お過ごしでしょうか ?

私はと申しますと ・・・

増水と、濁りの強弱に翻弄されておりまして ・・・

一応にも経験と感覚から、
水量やら、濁り具合を慮って、
釣り場に立っているつもりなのですが ・・・

悩ましい釣行を重ねております ・・・ (笑)

この日もそう ・・・

川の状況を予想して
釣り場に立つわけですが ・・・
予想以上に水量は多く、
想像以上に濁りは薄まっておりまして・・・

深夜から竿を振れど ・・・
アタリは無し !

いよいよ朝マズメを迎えれど ・・・
まさかのアタリ無し !

見事なハズしっぷりに、今にも挫けそうな心を ・・・

「 昼間の方が、潮が効くから ♪ 」

という唯一点にすがり、精神を保つことによって
始まったデイ・ゲーム ・・・ (笑)

メインベイトに据えたのは、
このところ絶好調の ・・・

KAGELOU 100F !

水面~50cm位までのレンジをカバーする
ちょっぴり潜れる
シャローランナーでございまして ・・・

梅雨時期のように、日々微妙に
増減水を繰り返すような状況に、
臨機応変に対応でき、とっても重宝 ♪

さて、この日の川の水色は、
予想よりも薄まっていて ・・・
霞んだようなステイン ♪

曇った視界は、日中でも十分に、
魚の警戒心を解いてくれそうではありまして ・・・

そんな流れの中を カゲロウ 100F は、
濁りに馴染んで、ボヤけながら
水面下20~30cmをユラユラとスイムし ・・・

時折、流れの強弱に揉まれた際には、
「 ギラン ! 」 とフラッシングを放ちつつ
弾けたりなんかして ・・・

艶かしく、なんともリアル ♪

増水が地形を隠し、
川幅いっぱいにある流れは、
魚の憑き場を散らす ・・・

さすれば、カゲロウ 100F を遠投 !
広範囲に散らし、魚との接触可能性を高める。

刻一刻と下げていく潮位 ・・・
いよいよ夜中の潮には実現できない、
滔々とした勢いのある流れが生じ始める ♪

ダウンクロスで流れを斬る KAGELOU 100F !
時折、流速に負け、浮き上がる感触を、
リトリーブの強弱と、ロッドワークで諭しつつ ・・・

転々と散らし投げていた KAGELOU 100F
増水により水没している瀬の上を
ドリフトしながら、なぞった時だった ・・・

グッ ! ?

流れの中、突如 カゲロウ が停止 ! ?

「 そんな位置に、水没石なんてあったかな ? 」
と記憶を辿りつつ ・・・ 違和感を覚えながら、
聞きアワセがてら、スイープにロッドを曲げると ・・・

ズルン ! !

蠢く感触 ! ?

反射的にロッドを引き付け、
即座にフッキングを撃ち込めば ・・・

激しいヘッドシェイクの感触が伝わり、
直後に沖の水面が割れ、
黒い尾鰭が飛び出し、激しく水飛沫を上げる !

水中に戻っても、魚は激しくバタつくだけで
あまり走ろうとはしない ! ?

増水した流れに揉まれつつ
魚の重みなのか、流れの水圧なのか
ジリジリとゆっくり、重たくドラグがでていく ・・・

魚の正体に悩みながら、
ヌルで滑る河原に、足元がヒヤヒヤしつつ、
流れ下り落ちていく魚を追いかけ、
騙し騙し、岸へと誘導 ♪ (笑)

無事ランディングしてみれば ・・・

60UPの太ったマゴチ ♪

濁り水の中、シルエットが浮かんだ時は、
一瞬ナマズに見えて、ヒヤヒヤしたのですが ・・・

増水し、霞む流れの中、
水没した瀬に、潜んでいたのは ・・・
なかなか立派なサイズのコチ君でした ♪ (笑)

ランディングに際し、
ふと鯒の口の中を覗いてみれば ・・・

釣られたショックで、
嘔吐してしまったらしく ・・・ (笑)

未消化の何者かが見え隠れ ・・・

勉強がてら、プライヤーを鯒の口に突っ込み
オエオエさせながら、
ひっつり出してみたところ ・・・ (笑)

ハゼ ・・・ ですかね ?

ちょうど10cmくらいの大きさで、
サイズ感的に カゲロウ 100F
ピッタリだったのかもしれません ♪

マッチ・ザ・サイズ ? (笑)

今回も、毎度ながらに諦め悪く ・・・ (笑)
しつこく竿を振り続けた結果、
何とか、お魚さんに届いたわけですが ・・・

この日、私が確認していたベイトは、

イナっ子と鮎で ・・・

河口付近に、7~8cmサイズのイナっ子が
大量に群れており、
少量でしたが、増水と濁りで
河口域に落とされてきているのか
川の浅瀬を走る10cm程の鮎も見かけました。

その結果、私はサイズ感を合わせ、
潜行レンジの汎用性を鑑みて、
KAGELOU 100F を使ったわけでありますが ・・・

まさか狙いの瀬で、鱸じゃなくて鯒がでるとも ・・・
その鯒が食べているベイトが、
大量に確認できたイナでも鮎でもなく、
まさかのハゼだとも ・・・

当然、思いもしませんで ・・・ (笑)

自分の見立てなんぞ悉く崩れ去り ・・・
偶然釣れてしまった魚が、
教えてくれる事実によって、

益々翻弄されるという ・・・

まあ、こんな迷い、戸惑う釣行を重ねる中でも ・・・

KAGELOU だけは、
間違いなしですが♪ (笑)

今回の使用タックル

ロッド : Shadow-XX SXX-96ML
リール : SHIMANO 4000
ライン : DRAGONCALL 8braid PE 1.2号
ルアー : KAGELOU 100F ( GG IWASHI )

わがままボディ ♪ (笑)