挙動を把握し ・・・
状況を想像し ・・・
あとは ・・・
投げ倒せばよし ♪ (笑)
時間の空いた、とある午後 ・・・
車を走らせ、地元の溜め池へとやってきた。
目的は ・・・ 此奴 !
只今、メガバス絶賛新発売中の、
このバス用ウェイクベイトで
地元の池へブラックバスを狩りにきた ♪
・・・ というのが半分 ! (笑)
実のところ ・・・
このルアーのアクションを把握しに、試投に来た。
風も無く、鏡のような湖面に、
ロールアクションに伴うV字の航跡を描き、
穏やかに自己主張しつつ泳ぐ アイ・ウェイク ♪
リトリーブ・スピードを上下させて
その泳ぎの強弱を確かめたり ・・・
停止状態から、弾くようにジャークして
移動距離の少ない
ボイル・アクションを試したり ・・・
プロップダーター80 より続く
魅惑のリアル・ボイル・アクションに、
「 LBOⅡ 」 搭載により
飛躍的に改善された飛距離と
助走を必要としない着水直後からの
アクション起動を手に入れ、
圧倒的な戦闘力を持った i-WAKE !
監修された、琵琶湖の人気名ガイド
佐藤信治氏曰く ・・・
「 『 デッドスロー 』 リトリーブに特化した
スーパーナチュラル系ウエイクベイト 」
とのことだが ・・・
デッドスローに特化 ! ?
うん ・・・ これは確実に ・・・
シーバスにも効くだろうなと ♪ (笑)
さすれば ・・・ 検証する為、
いざ釣り場に立つわけですが ・・・
相変わらず増水している川の状況は微妙で、
想像していた夜中のタイミングは無反応 ・・・
保険のつもりで期待していた
朝マズメのタイミングには、
あろうことか運悪く
強烈なスコールが頭上を通過 ・・・
せっかくのオイシイ時間帯に
大事な 「 水面 」 を、
大粒の雨粒が荒らし ・・・ 台無し ・・・
ついでに私 ・・・ ズブ濡れ ・・・
おまけにカメラレンズまで曇りだす ・・・
スコールの影響で一時増した流速と濁り ・・・
しばし水面を諦め、カゲロウ 100F や
視認性の良いチャートカラーの
X-80SW LBO shallow などを
流れに散らし探るも、無反応 ・・・
南風に乗って、勢いよく去りゆく雨雲を
恨めしく見送りつつ ・・・
アイ・ウェイク のアピールが活かされるであろう
穏やかな流れと静かな水面状況の訪れを
しばし待つ ・・・
i-WAKE をラインに結び、タイミングを待つ ・・・
バス仕様につき本来標準搭載されている
テールのティンセルフックは、
シーバス相手にはマイナスに作用する
可能性もあろうかと考え ・・・
ノーマルの4番フックに換装してある ♪
「 LBOⅡ 」 搭載により、
釣り人の気配を、魚に感じさせない
安定した圧倒的飛距離 ♪
全長106mmという、シーバス相手にも
十分なアピール力と、食べ頃なサイズ感 ♪
プロップダーター80 にて
既に実証された、そのアクションの魅力に、
サイズと飛距離がプラスされたのだから ・・・
マジマジと見れば見るほど ・・・
釣れないわけがナイ ! (笑)
いよいよ雨雲も遠くに過ぎ去り、
雲の合間に、青空も見え始めた頃合。
狙いの流れは、
イイ感じに落ち着きを取り戻し ・・・
下げ潮も手伝って、
ぼんやりとした瀬が水面に
表情を見せ始めれば ・・・
うっすらと細く線を描きながら
流れが絞れ始める ・・・
濁り水の中、
数匹のイナっ子達が、
浮いたり、消えたりしながら
流れの周辺を右往左往 ・・・
この一見平和なタイミングに ・・・
ここぞとばかりに ・・・
i-WAKE を放り込む ! !
瀬の上に投じられた アイ・ウェイク !
ゆるやかな流れに乗りつつ、
穏やかに落ちつき払った水面を
荒すでなく、馴染むでなく
確かな航跡を従えながら泳ぎ下り ・・・
瀬をこぼれ、静かにロールしながら
ぼやけた流れの筋を、
横切り終えた ・・・ その瞬間 ! ?
パァン ! !
視界に、乾いた破裂音が響く !
穏やかな水面に、小さく水飛沫が弾け、
i-WAKE が一瞬で消えた ・・・
水面系の i-WAKE には、
こちらの方が最適だろうと
この日使用していた ASTELION は、
荷重に習って、大きく弧を描き始め ・・・
シャローを走り回り始めた魚に追従し、
生き物かの如く曲がったり伸びたり収縮 !
滑らかに魚をいなす ♪
濁り水の中、鋭く突っ込む黒い魚影 ・・・
と同時に ・・・ 瞬発的に鳴り響くドラグ音 ♪
待ちわびた期待通りの展開に ・・・
ようやく安堵する ! (笑)
予定より大分遅れはしましたが ・・・ (苦笑)
やっぱり予想通り !
期待通りの戦闘力でした ♪ (笑)
この後、趣向を変えて試した
細かなトゥイッチによる
連続ボイル・アクションにも反応があり、
残念ながらフックアップはしませんでしたが、
フッコサイズも水面を割りました !
PROP DARTER 80 同様
多彩なアピールも有効なようです ♪
真夏の深夜、たるく緩んだ流れの川面で、
蒸し暑さに上ずるイナっ子の群れが
シーバス達に追い回され、
慌てふためき逃げ惑う風景 ・・・
やがて訪れる秋、産卵の為、瀬に集まり、
また瀬から流下していく鮎の群れを
シーバス達が待ち伏せ、
深夜連発して鳴り響くボイル音 ・・・
その活躍の場は、想像するに容易く ・・・
またひとつ、楽しみな武器ができました ♪ (笑)
今回の使用タックル
ロッド : ASTELION AST-101 ML+
リール : シマノ 4000
ライン : DRAGONCALL 8braid PE 1.2号
ルアー : PROP DARTER i-WAKE ( WAGIN SETSUKI AYU )