1年を通し、最も難しいとされる厳寒期の2月ですが、例年とは異なり晴天の日中ともなると水温が10℃近くまで上昇し、早くも春を予感させる気温ですが、夜はグッと気温が下がりどっちつかずな状況…
水温は低いなりに安定している方がやるべき事は決めやすく、素直にメタルバイブのリアクションか、越冬場を絞れているのならダウンショットの1点シェイクで喰わせに徹したい所。
ですが、今年の条件からすると『魚は動いている』と考えるべき!
ポイントになってくるのが「ウィードエリア」
ダイナレスポンスを使って探れば一石二鳥
この時期だと枯れて朽ちかけているものや、新芽が伸び出したものと様々ですが、そもそもウィードが有ると無いとでは大違い。
ご存知の通りウィードは魚たちの恰好の隠れ家。
さらに水中に酸素を供給したり、ろ過効果で水をきれいにしたり、とプラス要素が断然強く冬でも魚を集めてくれます。
下手に魚を探すより簡単で、見つける事が出来ればウィードを集中して狙うまで!
たまに魚もポロッと拾えます
補足として、冬は陽が当たると水温が上昇し易いハードボトム周辺が良いといいますが、1番目の写真のようなクロモやカナダモ類はハードボトムを好み繁生するので、「ウィード+ハードボトム」と必然的に好条件が重なります。
リトリーブでウィードを触りながら、時にボトムをコツコツとノック!!
リフト&フォールのリアクションの釣りも季節ならではの楽しさですが、巻きで今のコンディションに合わせた・・・、
してやったりな1本!
しっかりウィードを探してきたからこそ出会えた貴重な魚!
最近は季節の変わり目か、雨が降って濁り気味なフィールド。
メタルバイブだと、今回のような状況やローライト時などはフラッシング効果が弱くなってしまう。その上、フォールスピードが早くボトムノックには向かない。
こう言った場合にはスタンダードタイプの小型バイブレーションのVIBRATION-X DYNAでレンジキープさせながら誘うと効果的。メタルバイブとの使い分けが大事ですね。
春は直ぐそこまで来ています!
ぜひこの2タイプのバイブレーションを使い分けて、春先の貴重な1本を獲ってください!!