3月に入り突然訪れた春の兆し。
日中の気温は20℃目前まで上昇と、家を出た瞬間肌で感じた春らしさに、前日まで冬モード「リアクション→食わせ」へシフト。急な春の訪れと言う事で普段とは違うタックルバランスが少々混ざりつつも、地元のフィールドへ!
まず状況を知るべく、シャローエリアを中心にバイブレーションXナノでサーチ。
普段は F0-68XSの(PE0.6号+リーダーフロロ7lb)しなやかさを利用した飛距離を重視したセッティングで使用しますが、F3-610XSの(PE0.8号+リーダーフロロ10lb)冬場にメタルバイブを使うようなパワータイプにセット。
地形変化は殆ど無く、全体的に浅いフィールドですが、年々増殖するウィードを重点的にチェック。
F3のMLクラスの張りのあるブランクスは、ウィードをザクザク切りながら突き進む馬力のあるアプローチを可能とし、ウィード内に潜む魚を見切らせる事なくスイッチを入れます。
F0~1のULクラスのロッドだとティップが入り、ウィードにスタックしてしまう。無理矢理切ることも出来ますが、その分アクションにムラが発生し、折角の魚のスイッチがOFFになってしまう事も…
※ヤナギモのような硬い茎もお手の物
バイブレーションXナノは超小粒タイプのバイブレーションですが、シャッド並みにピッチが早く、アクションは手に取るように伝わります。
ウエイトは3.5gとフォールスピードは遅く、シャローエリアをリトリーブスピード次第で攻略できるバイブレーションです!
お昼頃は厚手のスウェットだと汗ばむぐらいの気温となり、小バス達もシャローで日向ぼっこするニュートラルっぷりでした…笑
夕まずめはポイントを変え、プリスポーンを控えた回遊するデカバス狙い!!
インレット周辺のチャンネルの上からブレイクラインまで、トーナメントクローラー5.5inch(0.9gネコリグ)でしつこくチェック。
正直、この日ここまで狙い通りにハマるとは思いませんでしたが、春も夏同様に日が傾き始めたらインレット周辺にやる気満々なBIGが来るんです!
この時期の食い気が立っている魚はシャローを強く意識しているため、手返しを優先で、最深部まで落さずピックアップしてもOKです!
フィールドの一等地での『リアクション』ではなく、『食わせ』でハマるって事は2020年春のゴングが鳴ったと言う事です!!
サイズが期待出来る春。
魚の行動パターンを把握すれば結果が伴う季節です!
しっかり準備して、柔軟にフィールドと向き合いましょうッ!!