朝は明るくなる時間がだんだん早くなり、夕方は暗くなる時間がだんだん遅くなり、気温も15度を超える日が増えてきており、春の雰囲気がムンムン漂っていますね!
2月末~3月上旬にかけ、地元静岡野池をはじめ、琵琶湖・長良川と遠征続きのフィッシングライフを送っていました!
釣行を振り返りつつ、春に向けた釣り方をご紹介していきます。
【琵琶湖で○年ぶりのロクマル出現!!】
まず、2月末。毎年恒例の冬?早春?の琵琶湖×杉村ガイド。
この日はみぞれ交じりの雨がパラつき気温も低く、“寒の戻り”に当たった日。
それでも、シャローをメインにタイミングに当てるために、アラバマリグやSUPER-Zなどの巻物主体で攻めていきました。
午前中は、ハードボトムが絡むエリアでアラバマリグ、SUPER-Z共に1発ずつ反応があったけれどキャッチに至らず…。
それでも諦めずに巻き続けた夕方。
沖にある浚渫の残りウィードに対して、アラバマリグを投げ込んでいく。ウィードの面を引くようなイメージで引いてくると、急に重くなるようなバイト。
VKC-72Hでガッチリ掛けて一気に寄せることができ、無事にキャッチ!
2020年初のロクマルに歓喜!!
巻物でタイミングを掴んだ1本でした。
【琵琶湖の翌々日は静岡野池】
琵琶湖の余韻を残しながら、静岡野池へその勢いを継続しようと夕方短時間の釣行。
少ない時間のため、巻物でタイミング勝負しました。
SUPER-Z、X-80Jr.、シャッディングXのローテーションでハードボトムエリアを効率良くサーチ。若干水質がクリアアップしていたため、波動の弱いシャディングXをボトムノックさせてバイトを得ることができました。
これも巻物でタイミングに当てる釣りでした。
【気難しい早春にぶち当たった長良川釣行】
3月上旬。元メガバスプロスタッフ黒田プロと釣行。
大潮のタイミングで水門が閉じていたため、流れがないまぁまぁ厳しい状況でした。
すべてがおいしいストレッチに見える景色のため、その中からホットスポットを探す作業。ステージングエリアになるであろうスポットをワンテンで広範囲に探りつつ、連続で続く水深のあるカバーをサバイバルジグ+ボトルシュリンプ4インチをフリッピングで手数を稼いで、バスがカバーに入るタイミングに当てる釣りを展開。
結果、目ぼしいスポットを攻めぬくが、ノーバイトで終了。
この釣行もタイミングを意識した釣りを展開。しかし、この日ばかりは明らかに魚の活性が低かったため、スローかつフィネスに誘った方が良かったのでは…と翌日にLINE反省会でした(笑)
【早春はタイミングと状況にあったルアーセレクトがキモ】
上記でご紹介した釣行すべてに通ずることは、フィーディングのタイミングを捉えられるかどうか。そのため、自分は主に2つのことを意識しています。
①広範囲を効率良く探れること
→巻物主体な釣り。
②スローなバスの活性に合わせたルアーセレクト
→ゆっくり誘えるorリアクションで口を使わせる
水温が低い早春はフィーディングに入る時間が極端に少ないため、そのタイミングを捉えられるかがキーになってきます。
【早春の陸っぱりオススメルアー3選】
①SHADING-X(推奨ロッド:VKC-67ML、デストロイヤーF3-61X)
三寒四温で水温が安定せず、反応の悪いバスにはシャッディングXのタイトピッチアクションが有効。クリアウォーターでのサイト戦にも非常に有効で、水馴染みしやすい弱波動で、見切られにくいのが特徴です◎
②VISION ONETEN(推奨ロッド:VKC-66M+)
ジャーク時の緩急でリアクションバイトを誘います。
活性の低い時には、『ジャーク→ポーズ』の止めの時間を調整して、バスに追いつかせる間を与えます。私はブレイクの絡むカバー際でのアプローチをメインに使用しています。
参考までに、昨年春はオリジナルサイズ→ワンテンMAX LBOでボリューム感を出したルアーローテーションが好反応◎
SUPER-Zは小粒なのに圧倒的な飛距離を出すのが特徴。ボトムノックした時の姿勢の崩れなさや、高浮力が生み出す圧倒的な根掛かり回避能力の高さでハードボトムエリアをガンガン積極的に巻いてこれます。タイトなウォブルアクションなので、早春のやや透明度の高い水質にもマッチします◎
【まとめ】
早春は三寒四温で気温や水温の変化が激しく、日によって反応が異なります。そのた め、釣りに行く日までの天気予報を見たり、釣り場での水温チェックを欠かさないことが指標となります。
その日その日の状況に合わせながらポイントを見極め、そこに合ったルアーをセレクトすることが大切です。思わぬビッグフィッシュに巡り合いやすいのも早春の特徴なので、釣れなくてもめげずにフィールドに足を運んでタイミングを捉えることが大切だと感じています。
早春ならではの臨機応変な釣りを楽しんで、春本番を迎えましょう!