濁りを味方に | Megabass-メガバス

FRESH VOICE

濁りを味方に

雨に濡れ、木々の緑も深みを増すこの頃、大変な苦労をされている方も多いかと思われますが、いかがお過ごしでしょうか。

幸いにもこちら浜松は、危機的状況には陥っていないものの今後もソーシャルディスタンス等心掛けていきます。

 

 

さて、断続的な雨にジメジメとした気候はまさに梅雨らしく、インレットから流れ出る水は土砂を含み、多くのフィールドが白濁とした水質に変化している事かと…

 

 

このような濁りを嫌う方は多く、僕もあまり好きな方ではありません。

しかし、うまく向き合う事で釣果に直結します。その為にはルアーのタイプ、アプローチがカギとなってきます。

 

 

■ 活性が上がっていると捉えて良し

 

濁りに含まれる栄養素<プランクトン<小魚<フィッシュイーター

の順に食物連鎖が発生し易く、濁りの中は魚が泳ぎ回っているケースも多々。

※川遊びなどした事ある方はわかると思いますが、砂煙に小魚が寄ってくるやつです

 

とは言え、マッディーウォーターの中にアピール力の弱いワームや、ノンラトル、馴染んでしまうカラーをセレクトしても、目の前に入らない限り見つける事が難しいのは当たり前の話しですね。

 

季節的にもゴリゴリなハイシーズンでも無く、まだスポーニングが終わって体力の回復しきっていない個体も存在する為『濁りの中でのアピール力』『バイトし易い一定のアクション』を重視しましょう!

 

 

ロビンブレード

 

 

 

チャターベイト本来の強い波動はもちろん、ハイピッチバイブレーションが生むブレードサウンドはマッディーウォーターの状況下でも強烈にアピールします。

何より直進安定性に優れ、一時期流行った千鳥アクションとは異なり、視界が悪い濁りの中でもミス無くしっかりとバイトまで持ち込ませます!

 

 

 

トレーラーはノンソルト系のピンテールワームがオススメ!!

 

 

チャターから伝達されるバイブレーションでテールを艶めかしく動かし、ポテンシャルを最大限に引き出す事でブレードとは異なる波動を発生させます。

トレーラーの比重を抑える事でアクションレスポンスをグッと高めてくれます!

ダブルワームキーパーを採用している為、しっかりトレーラーを保持してくれます。

 

 

■ 使用ロッドは F4.1/2-71X

 

 

ボトムアクションを得意とするダークスリーパーの名が付いていますが、汎用性の高さは前デストロイヤーシリーズまでのF5クラスに匹敵するバーサタイルモデルになっています。

 

レングスを活かした飛距離の確保、近距離戦での撃ち物に対応するファーストテーパー設定と、少量のロッド本数で移動したい僕がメインとする陸っぱりのスタイルには欠かせないロッドになっております!

 

 

梅雨はまだまだ続き、濁るフィールドも増す事かと。

そのようなシーンではハイアピール系でなるべく一定のアクションを保てるルアーをセレクトしてみて下さい!