長い長い梅雨がようやく明けたと思いきや、一転猛暑な8月。
9月も残暑が続き、まだまだ厳しい暑さが続きそうです。
私は陸王ダービー&オープンに出場中ということもあり、普段通いこんでいる野池から河口湖・西湖・芦ノ湖などのクリアレイクをメインに通う日々を送っています。
一筋縄ではいかないフィールドですが、通えば通うほど新しい発見があり、充実した時間を過ごしています。(ドMですかね?笑)
今回は活躍してくれた攻め方やルアーセレクトをご紹介したいと思います。
【カバー&サイトで有効な2選】
① ヘッジホッグスモールラバージグ
愛してやまないスモラバ“ヘッジホッグスモールラバージグ”は、特に河口湖で窮地を
救ってくれるアイテム。
他のスモラバにはない凸凹なラバー。かっちりと水を噛み、不規則なラバーアクションでバスを誘い、硬いアゴをガッチリ貫ける太軸フックが特徴です。
溶岩帯やカバー周りを攻めることが多いため、主導権を握られないようパワー重視のスピニングロッドを使っています。
ゆっくりふわっとしたフォールが好みで、1.3gを基準とし、最軽量サイズの0.9g~1.8gの釣果が目立ちます。
ポークをスモラバに合わせてカットし、中層で漂う小魚をイミテートするとよい反応を得られています。
<タックル>
サイト → VKS-68ML(VALKYRIE)– フロロカーボン4lb
対ライトカバー → VKS-611M(VALKYRIE)– PE0.6号+フロロカーボン6〜8lb
② サバイバルジグ
増水時の冠水ブッシュ攻略に活躍するのがサバイバルジグ!!
カバー攻略に特化した細く長くすり抜け重視なヘッド形状は、冠水ブッシュに持ってこいのラバージグ。特にブルーギルが冠水ブッシュ内に入っている時がチャンスで、得意なカバー撃ちが活きるシチュエーションです。細身のポークで、すり抜けにも気を配ります。
<タックル>
カバー全般 → F6-69X “SUPER DESTROYER”-フロロカーボン16lb
超ヘビーカバー → VKC-72H(VALKYRIE)-フロロカーボン20lb
【ウィードフラットはスピナーベイトで攻略】
広大なウィードフラットではスピナーベイトをセレクト。
例年クリアウォーターで活躍している“V-9”に比べ、巻き抵抗があり、強波動。
濁りが入ったタイミングや広いエリアを手早くサーチする時はSV-3をセレクトすると効果的です。
ワイヤーも強化されており、ちょっとやそっとでは曲がらない仕様になっています。
これからのシーズン心強い武器になるスピナーベイトのラインナップに1軍候補です!
<タックル>
VKC-69M+(VALKYRIE)– フロロカーボン14lb
【“夏の風物詩”はクリアレイクでも健在‼】
夏が来ると必ずパターン化してくるのが、虫。その代表格であるルアー“SIGLETT”。
私の通う河口湖・西湖・芦ノ湖はワームが使えないため、虫系ルアーは非常に重宝されます。また、ワームでは補えない『飛距離』は陸っぱり・ボート共に大きなアドバンテージとなります。
完全パターン化している釣りなので、バスが見つけたら高確率でバイトしてくる“SIGLETT”。狙いはサイトやオーバーハングエリア。
ちなみに私の釣り仲間の一人は、この夏タイニーシグレでビッグバス連発中‼
こないだ同船した際にもばっちり目の前で仕留めてくれました!
<タックル>
F3-611XS “LANDSAT” – PE0.6号+フロロカーボン6lb
【閃きでセレクトした“POPMAX”】
SIGLETTにバスが反応する前に、マスやブルーギルがバイトしてしまう状況下にも遭遇。ゆっくり誘えるトップの反応は良かっただけに、同じ要素でやや大きめのトップウォータールアーはないかな…と思い、ハッとセレクトしたルアーが“POPMAX”。
移動距離が短くかつゆっくり誘え、さらに飛距離も稼げるため、バスの濃かったシャローフラットに対しプレッシャーをかけないよう遠距離からアプローチする狙いにシフト。
すると、午前中全く釣れなかったバスを、午後に連発バイトさせることに成功!
POPMAXの特徴を存分に生かすことができ、この日は大満足な釣行となりました。
<タックル>
VKC-66M+(VALKYRIE)– ナイロンライン12lb
【フィーディングバスは“KARASHI”で狙い撃ち】
クリアレイクでは、この時期ワカサギやオイカワなどがシャローに溜まり出します。そのベイトを追い求め、フィーディングに入っているバスが浅瀬に入って積極的にエサを捕食する場面が多くみられます。特に朝夕はやはり狙い目で、ボイルする場面を目の当たりにする機会が多いです。
そのバスに対し効果的なのが“KARASHI”。
ワカサギやオイカワなどのベイトサイズにマッチしたルアーサイズと、何より効果があったのは高速ドッグウォーク。スローシンキングのため、ずっと水面でドッグウォークするのではなく、時折ルアーが水面に頭を出したり、水中でドッグウォークしたりと不規則なアクションを生み出し、クリアウォーターで見切られやすいバスが水面爆裂バイトしてくれました!
やや硬めのスピニングロッドとPEラインを組み合わせることにより、よりキビキビとしたドッグウォークができるので、タックルセッティングが非常に重要なルアーですので、その点にも気を配ってみてください。
<タックル>
F3-611XS “LANDSAT” – PE0.6号+フロロカーボン6lb
【まとめ】
野池と勝手の違うクリアレイクですが、通い詰めることでだんだんと湖の癖や釣り方が解き明かされてきました。引き続き通って、引き出し増やしていきたいと思います‼