新春クレイジー釣行 ♪ ~ MARINE GANG Cookai 140 ~ | Megabass-メガバス

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新春クレイジー釣行 ♪ ~ MARINE GANG Cookai 140 ~

新春、初釣行は ・・・

鯛や鮃が舞い踊る ♪

新年明けまして、おめでとうございます !
今年も、日々の釣行での出来事を
書き連ねて参りたいと思いますので、
何卒、宜しくお付き合い願います ! (笑)

では早速 ・・・

昨年暮れから、好調な釣果を
叩きだしていた、我がホーム富士川 ・・・
ネットを賑やかす釣果情報に
当然私も、胸高鳴らせておりましたが ・・・

己れの都合と、年末に列島を覆った
寒波の影響による荒天の為、
釣行は伸ばされ ・・・

年を明けての新年初釣行が
久々の釣りとなりました。

待ちに待った釣行となり、
私、俄然やる気満々でしたので ・・・
とりあえず朝マズメは富士川サーフにて
御来光を拝もうと考えつつも ・・・

夜中は、まずは港でカマスでも釣って
ライトゲームを楽しんでしまえと
彷徨ったのですが ・・・

3時間竿を振って、釣果はカマス1匹 ・・・
新年早々、不穏な空気を感じましたので
早々とサーフへ場所移動 ・・・ (笑)

事前に聞いていた話では、
連日の好釣果の影響で、
午前1時から場所取りしている
クレ◯ジーな輩が現れだしている
とのことでしたので ・・・

そんな酔狂な◯◯を笑ってやろうと、
いざ深夜1時の富士川サーフに
立ったわけでありますが ・・・

見渡す限り、人っ子独り居りませんで ・・・ (笑)

唯独りの◯◯な存在となっている
己れ自身に、唇を噛み締めつつ ・・・

浜を吹き抜けていく冷たい北風に、
北欧諸国に伝わる 「 ヤンテの掟 」
しみじみと思い出すのでした ・・・ そう ・・・

・ 他人を笑うことなかれ !

さて残念な存在となってしまった己れを、
ひたすら深夜の浜辺で嘆いていても
仕方ないので、とりあえず身支度を済ませ
竿を振り始めたところ ・・・

散らした マリンギャング140F
即効でバイトがあり ・・・
タチウオが釣れました ♪

いやいや世の中、捨てたものではない !
深夜に頑張ってみれば、
やっぱり、ご褒美があるじゃないかと、
連発を期待して、意気揚々とキャストを
続けましたが、それきりバイトは一切無く ・・・
あっという間に1時間が経過 ・・・ (笑)

誰もいない浜辺 ・・・
背中に吹きつける冷たい北風 ・・・
急速に冷えこんでいく心と体 ・・・

「 これはイカン ! 」 と気を取り直し、
どうせ誰もいないのだからと
車からクッカーを取り出し、
激寒の深夜の浜辺で湯を沸かし
カップラーメンなんぞを食し、
安価な至福に興じ、遊んでいると ・・・

遠くから車の排気音が聞こえ ・・・
サーフの彼方より、ヘッドライトが
こちらに向かってくる ! ?

「 これはイカン ! 」 と今度は
速攻でクッカーを片付け ・・・
急いでベストを着込み、竿を片手に慌てて
ポイントキープをアピールしてみたら ・・・

何の事はない ・・・
現れたのは釣り仲間でした ♪ (笑)

まあでも、どうせ身支度してしまったので、
改めて竿を振り始めてみたところ ・・・

地形探索に投じてみた
BIRAN70 のスロー巻きに即効で、
「 カツン ! 」 と何者かとの接触感が生じ ・・・

怪しんで、も一度なぞり通した
次のキャストに ・・・
ガッツリと黒鯛がバイト ♪

小ぶりなサイズではありましたが、
俄然 「 やる気 」 には火が着きまして ・・・

「 ここから連打が始まるぜ ♪ 」 と
ビラン70 を乱射したのですが、
そこから一切アタリなし ・・・ (笑)

再び心が冷え始めた頃、
いよいよ対岸にも釣り人が現れ始め、
何とかモチベーションを保っていたところ、
何やら対岸の釣り人の動きが怪しい ・・・ ! ?

何か釣り上げ、ランディングしたっぽいが・・・
魚種は分からない ・・・
いや ・・・ 重要なのはそこじゃない ・・・

重要なのは ・・・
「 今が時合か ? ここが時合なのか ? 」

リトリーブで感じる流れの強弱やら、
未だ暗く黒い視界の中で
波間に何か変化でも生じていまいかと
必死にヒントを探すも ・・・

明確な手応えなど得られず ・・・

緊張に急かされながら
ひたすらキャストを続けるも、
時間だけが過ぎ、既に1時間が経過 ・・・

何の反応もないリトリーブを繰り返しながら ・・・
「 あの時間が、時合だったのだろうか ・・・ ? 」
と不安が過るが ・・・ グッと肚に飲み込み ・・・
尚、黙々とルアーを海へと投じるも ・・・

自問自答が止まらない ・・・ (笑)

今諦める理由は何処にもない。
これからマズメなんだ。
チャンスは、まだある ・・・ 筈だ ・・・

でも、この頭の中に生じた 「 迷い 」 は何だ ?
「 アタリが無い ? 」
「 キャストに疲れた ? 」
「 そりゃ俺が早く来すぎたからだろう ・・・ (笑)」

地形は理解した ・・・
流れの位置も、強弱も把握している ・・・
既に散々ルアーは通した ・・・

それでも反応はない ・・・

ポイントとしては、勿論悪くない。
いや ・・・ フツーに当然良い場所だ !
でも 「 特別な何かを感じたか ? 」
と問われれば ・・・

そんな感触はない ・・・

夜中から投げ続けているが、
そんな手応えを得られていない ・・・

此処で、これから、何かが起こる ?
あっちの良地形ではダメなのか ?
ホントに起こる ?
何が起こる ?

何が ・・・ ! ?

ヌグッ ! ?

突然だった ・・・
何の前触れもなかった ・・・
ベイトがザワつくにも、
ベイトっ気が生じるにも無かった ・・・
ただただ突然 ・・・

数時間ルアーを通し続け、
把握しきった沖のブレイクの壁に、
先刻までと同様に Cookai
ゆったりと通していただけだった ・・・

ここまで数時間 ・・・
何の感触もなかった位置で
突如生じた吸着感に対し、
間髪入れずに体は反応し、
即座にフッキングを見舞い ・・・

ラインの先にズッシリとした重みが生じ、
その重みが、ゆっくりと浮くのを感じた。

流れには乗せられない ・・・

張り付くようにボトムを彷徨く相手に
ロッドは大きく弧を描き、絞られながらも ・・・
断固として魚を緩流域に留めて、耐える。

全くボトム域から剥がれようとしない
その抵抗に、良型を確信しつつ ・・・

騙し騙し、じわじわと魚を浅瀬に誘導 ・・・
寄せ波も利用しつつ、無理はせず
確実に魚を岸へと寄せていき ・・・

駄目押しとなる、ひと波を待って、
一気に魚を座礁させれば ・・・

夜明け間際の浜に上がったのは
肉厚で立派な60cmのヒラメでした ♪

結果だけ見れば、好調なポイントが
この日もやっぱり好調だった
というだけの話なのですが ・・・

何故喰わん ?

突然夜明け前に、魚がポイントに憑いて、
ルアーにバイトしたとは到底思えない ・・・

確実に夜中から、周辺に居て
私が投じたルアーを、何回も見ていた筈 ・・・

それで何故喰わん ?

非常に不愉快だ ・・・ (笑)

不安にかられながら、
迷いつつルアーを投じ、
たいした根拠もないのに、
何故かドキドキさせられて ・・・
事実 「 ドン ! 」 と、リトリーブの先に
衝撃が走った瞬間、
如何ともしがたい快感が生じ ・・・

ここまでの己れの作業も思惑も、
ほぼ無意味だったことが
確定した瞬間に ・・・

「 イェーイ ! キタァ ~ ♪ 」 と、

両手離しで喜でしまっている俺は何なのか ・・・

全く以って不愉快だ ! (笑)

分からない事だらけで ・・・
相変わらず、思い通りに釣れもせず !
それなのに ・・・
何故か常に根拠も無くドキドキできて ・・・
結局、魚が掛かれば
ニコニコしてしまうなんて ・・・

やっぱり、全く以って ・・・
最高じゃないか ! (笑)

今回の使用タックル

ロッド : Shadow-XX SXX-100M
リール : SHIMANO 4000
ライン : PE 1.2号
ルアー : MARINEGANG 140F ( GG PINK BACK RAINBOW )
    BIRAN 70 (20g) ( GG IWASHI )
    MARINEGANG Cookai 140S ( GG GREEN GOLD )