落ち鮎だけが秋の醍醐味では無い!の巻 | Megabass-メガバス

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落ち鮎だけが秋の醍醐味では無い!の巻

こんにちは。
フィールドスタッフ本間です!
 
秋と言えば読書、運動、食欲の秋とはよく言ったもの。

そんな秋シーズン。
シーバスといえば落ち鮎パターンが注目されがちですが、その裏に同じくらい爆発力のあるパターンが存在します。
 
その名も「カビボラパターン」!!
 
はい!皆さんもドヤ顔で「カビボラパターン」!(笑)
何故かは分かりませんが、僕はカビボラと言う言葉を何回も言いたくなる(笑)
 
 
このパターン、ご存知の方も多くいらっしゃると思いますが、今回はこのパターンを知らない方の為にご紹介。
 
カビボラとは水温の急変化により「白点病」に感染しカビが生えた様になり衰弱した状態になったボラを指す。
 
特にボラは冷水に弱い。
 
今年の夏は暑く、水温も非常に高い状態が続いて居たのに秋間近から突然の大雨続き。
当然水温も下がり、今年は例年よりも多くのカビボラが見受けられます。
 

 
正にこの写真のボラがそのカビボラ。
流れの影響の無い淀みに溜まった、ほんのごく一部の群れ。
 
辺りには軽く200〜300匹は居たと思います。
体長は12〜15センチと言ったところ。
 
弱々しく、水面直下をフラフラと漂い、ライトで照らしても泳力を失った為か殆ど逃げることさえしない状況。
これは、もはやシーバスの格好のベイト間違いなし。
 
特に大型のシーバスは冬の産卵に備え、なるべく自分のカロリーを消費せずにハイカロリーのベイトを捕食する傾向がある様に思える。
すなわち流れの下に陣取り、目前に流れ来るベイトを待ち伏せし捕食。という流れだろう。
 
 
前置きが長くなりましたが、今回も淀みから払い出されるカビボラを待ち受けて居るであろうシーバスを狙いに。
 
釣り座を構え、ダウンクロス気味にキャストし、風と流れを利用しドリフトで流し込む…
 
恐らくここら辺で食うだろうなぁ…と言うタイミングで破裂音と共に凄まじい水柱が上がる。
距離にして10mも無い位置。
 
自分のルアーがその”ピン”に入る前に本物のカビボラが捕食され、思わずひっくり返りそうになるくらい驚く(笑)
マジでビビりすぎて川に落ちるかと思いました(笑)

予想の位置に魚が入ってる事が確認でき、そのコースを集中的に狙う。
この時、ルアーはKAGELOU124Fでは浮きすぎて自然に流せなかった為、KAGELOU100Fへサイズダウン。
KAGELOUブラザーズは流れの中でも暴れ難い為、流れを攻略する上で無くてはならないルアーですね♪(´ε` )
 
その後、数投目でバイトはあるが乗らず…
同じコースを慎重に通し直すとドスン!!
そこからはもうニヤニヤが止まらず楽しみながらのファイト(笑)
 

狙い通りに気持ちよく出た魚に、
ランディング後も楽しさが顔に滲み出ております(笑)

 

コロッコロに肥え、かなり力強い魚でした。

 
時合いが短く、その後に続く事は出来なかったものの思い通りに行った納得の行く魚。
同時にマッチザベイトはルアーサイズやカラーを合わせるだけでは無いと言うのを実証出来たのでは??
 
このカビボラパターンは投げてゆっくり巻くだけでもハマりやすいパターンですので、カビボラがフラフラ漂ってるのを見つけたらこの記事を思い出して頂けたらと思います。
 
これだけで秋爆の確立を上げれると思います!(〃ω〃)
 
それでは今回も……
シーバスさいっっっっっこぉー!!!\(^^)/(笑)
 
それではっ!!

■ 使用タックル
ロッド:ASTELION 101ML+
リール:3000番
ライン:PE1号 + ナイロンリーダー20lb
ルアー:KAGELOU100F