みなさんこんにちは!
東京湾奥エリアの加藤です。
5月後半は30℃近い暑い日が続き、その後まとまった雨も降ったことにより、東京湾奥の大型河川のクロダイ達の活性も急上昇して湾奥アングラーの釣果情報も増えてきましたね。
40cm台が中心だったアベレージサイズも現在は50cm前後に上がり始めました。
1釣行で10枚以上の数釣りを楽しめる日もあり、いよいよ待ちに待ったハイシーズンの到来です!!
デイゲームではスパローの20g、26gを中心とした比較的早いペースのアプローチが有効です!
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水深や流れの強さを考慮して、その日の状況に応じて重さを使い分けてください。
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そしてナイトゲームではやはり『カットバイブ55/HW』の独壇場でカラーローテーションを行いながら年無しサイズを含む12キャッチというツ抜けを達成した夜もあります!
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この夜はホロ系のカラーに好反応でした。
シルバー系をメインに赤金や緑金をローテーションに加えながら少しずつ移動して流れのヨレとストラクチャーの絡むポイントで活性の高い個体を狙い撃ち。
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小移動を繰り返し、45cm前後を11枚キャッチしたとこで反応が薄れたので、ウエイトの軽いカットバイブ55にチェンジしてスローに誘います。
スローリトリーブでしっかりルアーを見せ、コツンという小さなアタリをモノにしてこの夜、最大となる54cmをキャッチ。
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また別の夜は小移動しながら、掛けていく展開で年なし2枚を含む7キャッチ。
ここでもカットバイブ55HWが活躍してくれました!
アベレージは40cm~45cmでしたが、ハイシーズンらしくアグレッシブによく引いてくれる個体ばかりです。
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今回はアピールの強いカラーもローテーションに加えてただ巻きでキャッチ。
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アフターの痩せた年無しサイズもスローなただ巻きからチョンチョンと小さなアクションを加えてヒットに持ち込めました。
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そして、一通りラン&ガンして反応が薄れたところで前釣行時に最大魚を連れてきてくれたカットバイブ55のマットライムにチェンジ。
流れに対してアップ気味にキャストし、カウントダウンで沈めて流れに乗せラインスラッグを取るだけのデッドスローのただ巻きで狙います。
小魚やエビ、カニがボトム付近を流れに乗って移動しているイメージです。
フッとラインテンションの抜ける違和感に即アワセを入れると根掛かりのような重量感。
瞬時に良型のクロダイのヒットと確信をもってパワーリフトを繰り返しボトムストラクチャーから引き剥がす。
ガリガリと30lbのフロロリーダーがボトムストラクチャーに擦れる感触を感じながらリフトを続け、トルクのある強い引きと時折みせる強烈な突っ込みをバットパワーとロングレングスの恩恵を活かしながらロッドワークを駆使してクロダイの体力を削っていきます。
何度かリーダーを擦られてヒヤリとする場面もありましたが無事にネットイン!!
60cmに迫る今季最大の58cmというモンスターサイズを手にすることが出来ました!
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体高、厚み、そして魚体のコンディションも最高の立派なクロダイでした。
この大きさになると、どこか獣のような顔付きで迫力のある風貌をしていますね。
ロッドは、このモンスターサイズのクロダイを想定した『ASTELION AST-101M』です。
東京湾奥でも稀少な60cm近い大型クロダイとの千載一遇のチャンスをモノに出来たのは、小さなアタリを逃さない適度なハリを備えた繊細なティップセクションと、強烈なトルクの引きにも負けないバットパワーのお陰だと思います。
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6月に入り、一気に活性の上がったクロダイ達は、気温の上昇と共にまだまだ活性も引きの強さも上昇してきます。
皆さんも、『Megabass』&『nadar』のアイテムを駆使して、クロダイの数釣り、そして夢のモンスタークロダイにチャレンジしてみてくださいね!