4月に入りメバル釣りが最盛期を迎えます。
僕の住んでいる阪神間では6月の梅雨メバルまでが楽しめるシーズン。
というわけで、今回は礁楽のDr.CHORO(ドクターチョロ)について紹介します。
新生・礁楽で僕が一番はじめに着手したのがドクターチョロ。
既に形や釣り方は自分の中では決まっていました。
① 形状はシンプルにすること。
② デイゲームで通用すること。
③ 縦と横で2パターンで使うことができること。これらの観点からドクターチョロの製作作りにはいりました。
■ 水を押すという力
既に各スタッフのSNSで釣果などは発信されていますが、このワームをつくるにあたって一番大事にしたことは『水を押す力』です。
近年、メバルをプラグで釣っていく中で僕はこの水を押す力のあるワームができればおもしろいんじゃないかと密かにアイデアを煮詰めていました
魚は物体が浮き上がる時と沈んでいく時などの水圧は僕らが思っているよりも意識していて、メバルプラグが釣れるのは、体積の大きいルアーが水を押すことでバイトを誘発しているのはないかと。
考えてみてください。
瀕死状態の小魚やエビが上下に変な動きをしたらフィッシュイーターは急にスイッチがはいってバイトしますよね?
それは視覚的要素だけでなく、水の動きも大きく関係していると思います(あくまでも感覚論)。
■ フラットボデイ形状について
そこでたどりついたのが、このフラットな形状となりました。
ですがここで問題が発生します。
フラットにしたはいいものの、ワームの体積が広いため、アジには食い込みが悪いという点。
そこでリブを限界まで深く入れて、なおかつ縦と横のセンターにスリットもいれて刺しやすさもアップさせました。
こうすることで、水押しをそこなわず、食い込みの良い形状が仕上がりました。
サイズは1.5inchと2inchにして、サイズ感からマテリアルや硬さなども、めちゃくちゃ試して、もう…ちょっと前までは気がおかしくなるぐらい悩み、ドクターにチョロって観ていただきたいぐらいでした…←ギャグのつもりです。
そんなわけで仕上がってきたドクターチョロ。
プロスタッフからの評判もバッチリ。
僕らも自信をもってだせるワームになっています。
また、このドクターチョロにあわせた礁楽ロッドもテストしています。
そのなかの7.6ftのSL-76LSが乗せ重視・スローテーパーロッドになります。
どちらも秋ぐらいに登場予定なので、それまでの期間は一足先に良い釣りさせてもらいますが、お許しください(笑)。
それではまた!