こんにちはSWスタッフ福田雅宏です。
先日公開されたfimo動画
こちらの取材の当時の心境を中心にお伝えします。
舞台は大都会「東京」の湾奥&港湾での秋のシーバスゲーム。
ヘルメ…アラマキさんからの指令により、新製品のKIRINJI90&HOMURA86
キリンジ90&ホムラ86
でしっかり攻略してこい!ととんでもない事言ってくださいました(涙)。
私は「持ってない漢」。
秋も終盤とはいえまさかの寒波襲来でほぼ冬のような状況。正直厳し過ぎる状況下でしたが、我々メーカースタッフというのはプロモーションをする際に「縛り(テーマ)」があるのが当たり前の立場。それで「釣りシーンを導きだす」のです。時期的に終盤で本音ツラかった…。
ですが面白い物で…そんな時こそ「燃える」んですよ男って生き物は。
初日
とにかくポイントを周り今の状況を確認しに走り回る。
いくつか目星がついて2日目へ。
2日目
目星を付けたポイントを回るが絶望する。先行者の方が居たり、地合いが終わっていて生命感皆無の水面…。
99%無理だとわかっていても1%の可能性があるならばそれに賭けて努力をすれば良いがモットーに生きてきた私です。
「絶対に諦めない」
最後に選んだのはウェーディングでの明暗ゲームに向かうとベイトとなるサッパが居ました。
シーバスが付いている事を信じて入水。
選ぶはHOMURA86。
最初は一撃で獲りたかった為、どチャートや常夜灯マジックを入れ込むがバイトは無い。
「終わった…」
心の中でそんな事を1ミリも思ってもいませんが何か?
そこは長年積み重ねてきた経験があります。
ここで選んだのが「GC CHIAYU」
流れに乗せてゆっくりと明暗部をトレース。
やっと獲れた会心の一匹でした。
続くのか?っと思っていましたが続かず甘いバイトが数回あったのみ。
流し方を変えて明暗部を入れたり出したりしたらもう一匹追加。
まだミッションが残っている。
ヘルメ…アラマキさんから
「KIRINJI90でもきっちりお願いしますよ!」
と熱く言われているからにはやりきるしかない。
だが、この状況…シーバスが水面下30センチより下にいてサッパが流れてくるのを待ち伏せている。決して水面に食い上げてくる状況ではない。
どチャート、チャートバック、ゴーストキャンディとローテしながらキャストするもバイトは無い。
最後の一手「ゴールデンライム」
フルキャストしてラインを水面に乗せて流していく。
橋脚のギリギリをゆっくりと流れターンした瞬間だった。
太く体高もあり最高な一匹。ゴールドの煌きとオレンジでのアピールで水面を意識させて喰わせる事が出来た。
「ロケ成立」
本当に安堵しました(笑)。
湾奥明暗ゲーム、簡単に釣れるイメージを持たれる方が多いかもしれないですが、実は奥が深い。数を釣るのも、サイズを釣るのも考えてやれば更に伸ばす事が出来ます。
レンジコントロール、カラーローテ、やれる事は沢山あります。
是非、いつもと違う発想でやってみてください。新しい発見あるかもしれませんよ?