チニングイベント「ポイント選びのコツ」編! | Megabass-メガバス

FRESH VOICE

チニングイベント「ポイント選びのコツ」編!

こんにちは、福嶋信悟です。

 

かめや米子店さんでのチニングイベントで質問の多かった

・タックル

・ルアーセッティング

・ポイント選びのコツ

について、前回、前々回と説明してきました。

今回はラストの「ポイント選びのコツ」について書いて行きたいと思います。

 

干満差の少ない中海、宍道湖エリアでキーとなるのは、「流れ」「地形」「マズメ」

 

 

【流れ】

干満差も少なく、潮が動きにくい場所も多く存在します。

潮通しのいい場所に魚が着きやすいのは皆さんもご存知のこと。

 

航空写真を見ながら、

「潮が流れる場所」

「風の向き」

「潮の当たりそうなポイント、水の動きそうなポイント」

 

を明るいうちに下見しておき、水深、駆け上がり、ウィード、ボトムの質をチェックしておくことがとても大切です!

チヌがいるのであれば、何かしらの反応が得られます!

一つのポイントで粘らず、とにかく「ランガン」!!

足で稼ぐ釣りが釣果に繋がります!

 

 

今年はトロトロ系のウィードも多く、

過去の実績ポイントだったから間違い無いと思いがちですが深入りせずにスルー。

 

 

魚の溜まる場所は次のポイントかもしれません、

とにかくランガン!魚を待つより、こちらから攻めることが重要です!!

 

【地形】

地形と言うざっくりとしたワードですが、

もう少し細かく言うと「流れをつくる地形変化」です。

そのポイントが、どの方向から流れてくる潮に適している地形なのか?

その地形に対して狙っている立ち位置は適切なのか!?

流れてに対して「岬」「駆け上がり」「水深」がどのような形状で張り出しているのか?

水を受けやすい形状をしているか?

駆け上がりになっているものの、潮がしっかり当たっているか?

などなど….

 

 

そして、水深!

込み、下げで良いポイントってあると思います。

地形に当たる水流がどのように動いているのか?

想像し、答えを出して釣る1本!

今以上に楽しいチニングになるのではないでしょうか!?

 

【余談】

余談ですが、シンカーのお話。

 

 

スリム系、丸形系、バレット系

どれを使うか、迷うときもあると思います。

 

私は、ボトムの質感によって使い分けています!!

砂地、ハードボトム、泥まじり…

ポイントによってボトムの質も様々。

砂地で使う場合、根掛りの心配も少ないため、ボトムにしっかり接地する、

ずんぐりした丸形系を使用しています!(写真上段、右から3種類)

程よく砂に噛んでくれ、重すぎず、軽すぎない巻き感がオススメです。

 

岩、ゴロタのポイントでは、スリム系とずんぐり系の中間が理想的です。(写真だと左下)

しっかり狙い過ぎると根掛りが多発してしまう為、砂地より早巻きで狙うことが多いです。

スリム系は、岩の間に挟まりやすいポイントもあります。

ですが、絶対ではないので、試しながら使い分けしてみてください。

 

 

 

ちなみに、丸形とスリム系で比較すると分かりやすいですが、ラインとシンカーの角度が狭くなるほど、引っかかり感が強くなります。

特に岩絡みのハードボトムのポイントでは違いがハッキリでます!

(ここで出てくる引っかかり感は、根掛りではなく岩などを乗り越えてくる時のシンカーの引っかかり具合です)

 

 

 

スピニングリール、ベイトリールの巻き取るパワーによっても違いがでます。

そこを上手く利用して、ハングオフの反射で故意的に狙うのもテクニックの一つです、

種類によって良い悪いではなく、特徴をしっかり理解し、自分が行くポイントに合った形状のシンカーを選ぶことがより快適な釣に繋がります。

 

と、言うことで3回に分けて説明させていただいたチニングのハウツーいかがでしたでしょうか?

中海、宍道湖の話がメインでしたが、他のフィールドでも使える内容だったと思います。

 

夏本番の暑さでバテてしまいそうですが、熱中症に気をつけ水分補給、休憩をしっかり取り、楽しい夏の釣りを満喫しましょう!!