九州山地への訪問は今季2度目。
3月頭の解禁直後に釣りビジョン撮影後の居残りでリサーチして以来なので、約半年ぶりの訪問となります。
今回は台風直前のスケジュールで入渓、地形図による自身のポイントリサーチが見事に当たり、いきなり初日から高活性&好釣果。
念願の尺上は34.5cm、既に婚姻色も入る理想的なエノハ(山女魚)との出会いとなりました。最高ですね!
基本的に九州はエノハ(山女魚)狙いであり、その水系&生息地は分かり易く明確なので極力斜度の無い山女魚特有のエリアを選びますが、予想以上の上流部や枝沢にも生息するため奥深くまでサーチする必要があります。
初日の釣果から期待は高まりましたが、台風はモロに沢筋へ影響を及ぼし、台風通過後は2日間の快晴が続くも増水は全くおさまらず・・・。
最上流にある渓をいくつもリサーチ、濁りの入り具合、様々な状況を把握した上で待機するも、増水は一向におさまる気配がなく長期滞在は断念。
それにしても、九州の台風が渓に及ぼす影響は本当に凄いですね。
日本三代急流みなかみエリアでも経験をみっちり積んできましたが、この土地ならではの気候と自然界の特徴を掴めました。
大陸中心部、南北へと連なる1500m程の山地ですが、天候の影響をダイレクトに受けるエリア。
長年の激流により削られたゴルジュ帯、岩壁、岩渓も美しく素晴らしいです。
そこに生息し、この時期にポテンシャルが上がる山女魚達ですが、梅雨以降も連日続く雨の影響か、渓から増水が引くのがすこぶる遅い。
物凄くクオリティーの良い山女魚達を確認できるも、入渓のタイミングを合わせるのが非常に難しいことを実感しました。
リサーチした上流部の様々な良渓も、おそらく雨が止んでから1週間弱は落ち着くのに時間が掛かるであろうかと。
熊もおらず良い鱒が居るだけに心残りではありますが、これが九州の釣り。
でも、逆にそれが素晴らしい・・・!
また1つ楽しみが増えました!!
ルアー:Megabass GREAT HUNTING GH46 HUMPBACK(LZ ピンクバックヤマメ)
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