今回の釣行は初訪問となる北海道東部に位置する知床半島へ。
中央部から先端の知床岬、その沿岸海域にかけては2005年に世界遺産として登録され、
日本国内では初めての海洋を含む自然遺産となっています。
ちなみに「知床」の名はアイヌ語の「シリ・エトク(sir etok)」という言葉が由来となっていて、「突き出した地」や「地の果て」といった意味があるようです。
人を寄せ付けない地形や環境のせいか、ほとんど人の手が入っていない大自然が残されていて、入渓直後にエゾシカがお出迎え、逃げずにじっとこちらを見ています。さらに頭上近くをオオワシが舞い、オジロワシの姿も確認できました。
ヒグマの生息地でもあることから、なかなかソロでは沢の奥へは行きづらいエリアなので、今回は3人(angler:トミーさん&rootwatsocks:水谷君)と共に入渓。その奥地の渓相を堪能させて頂きました。
青森の白神山地同様に圧巻の自然環境でしたね、素晴らしい限りです。
その後は南下し、3年ほど前から開拓を続けている湿原ライクな幾つかの河川へと移動。
アメマスのサイズ狙いが目的ですが、数こそ出るもののビックワンには出会えず・・・、タイミングとエリアの再選定が必要ですね。
しかし、北の大地ならではの特徴的な渓相、カバーエリア、流木や立木へのピンポイントキャスティング、そして魚影の濃さ。
自分はベイトフィネスをこよなく愛していますので、なかなかの難しさと本州では味わえない貴重な釣りを楽しませて頂きました。
正に「贅沢」の一言です。北の大地へ心から感謝ですね。
来年度はエリアも大きく変え、生きているうちに日本の財産である北海道を知り尽くしたいと思っています。
2021年も残すところあと僅かですが、初の海釣行や地元群馬県の丸沼、そして荒川鮭の有効利用調査も予定しております。
年末までイベント的な釣旅は続きますので、引き続き乞うご期待くださいませ!
道東の福山より。
こちらも是非チェックしてみてくださいませ!
YouTubeチャンネル・鱒釣旅録【Fukuyama Fishing Ch.】
ロッド:Megabass GREAT HUNTING 5.3ft&6ft(Prototype)