春終&初夏の6月と7月の2回、毎年この道北・道東エリアへは雪代が落ち着くタイミングであるこの時期に訪問しています。
より自然界がリアルである土地へ。
そして、その地のシーズナルな鱒の活動範囲、遡上、捕食対象等、その生態は本州に比べ、本来の自然界のペースに基づきます。
そのタイミングや河川、渓流のエリア選択は大変シビアであり、
「北海道だから釣れる!?」
というのは大間違いです。
先ず、この土地の“リアルな自然界の流れ”を理解する必要があります。
そのシビアなエリアと気候、鱒の活動を把握することにより、本州では体験できないエキサイティングな内容になります。
様々な魚種とクオリティー、日本の財産である『手付かずの自然』から得るものは、釣果を含め、格別&贅沢です。
自分の中では北の大地、北海道の最終エリアは日高山脈&十勝岳、大雪、その東・南東・南部になります。
勿論、湿原エリアのロマンや北見、オホーツク、広範囲で道東、道北、道南エリア(道央は数回しか立ち入っていません)も数々のおそらく数百の渓には入りましたが、
自分には「山」がまず基準になります。
山が全てのベースにあり、山の懐の深さ、クオリティー、その渓に生息する鱒のポテンシャルをトータルで楽しみます。
山をベースといいましたが、あくまでも鱒釣り師。
登山家ではありませんので、自身のバックボーンであるスノーボードと雪のないシーズンの山のスタイルとして、フィッシングベスト着用した“アングラー”の愉しみ方を追求しています。
暖かい時期の北海道一番のリスクは『ヒグマ』・・・
しかし、そのリスクと引き換えてでも、山の奥行と懐の深さ、水、岩、地形、鱒を含む生態系等、私個人的としては得るものが大いにあります。
ここを避けては前に進むことが出来ず、いつか来る開拓のタイミングだとは思っていましたが、それは今でした。
中流域まではほぼ終わった開拓。
ですが、最上流となると・・・物理的に不可能なこともあります。
ただ、その中で可能な限りの奥行にアングラーとしてチャレンジしています。
最高の魚影とサイズ、渓相、リスクと引き換えに得る格別な達成感。
まだまだ全国には沢山の渓がありますが、地図上で確認できる私好みの場所、鱒、そろそろ経験上では最終段階を迎えているように感じています。
あと2、3年。
日高を終え次第、アングラーとして次のフェーズへ移行するかも感じています。
ここ以上に日本全国の渓に対しての達成感、経験上〜想像を超えることは有り得ません。
*2度スマホのデータが飛び、四国釣行の跡が消えてしまっています・・・
次は秋田県での撮影。
その後いくつかのローカル釣行&ギアのテストを経て、夏には再度北の大地へと考えています。
引き続きどうぞよろしくお願い致します。
mountain angler
Masakazu Fukuyama
*今回の釣行でも使用していたテスト中のビックトラウトロッド2モデル。
こちらに関しては修正サンプルをテスト中です。
テストを重ねて、更にブラッシュアップ後にご紹介したいと思います。
乞うご期待くださいませ。
ロッド : huntsman GHBF53-3UL 、 Proto type 2種
リール : pagani p300
ライン : PE 0.8号
リーダー : 2.5号
ルアー : GH51 HUMPBACK / GH64 HUMPBACK ・ その他スプーン7g
Instagram_釣行期間中〜毎日更新↓↓↓
https://www.instagram.com/lifestyle_of_masakazu_fukuyama
バックカントリーフィールドは豊富な経験&装備を基に、あくまでも自己責任で楽しむフィッシングです。
アウトドアに自信のない方は、必ずハイキング、登山等で経験を重ね、新規フィールドへは仲間と入渓する事を強くお勧めします。
safety first!! & take your own risk!!