北海道道東エリアの山岳渓流へ・・・
もうかれこれ4年以上、このエリアのリサーチ&新規開拓をしてきました。
振り返ってみると、みなかみに移住し渓流釣りにハマって10年強、春夏秋冬トータル川を目指しての山歩きだけで1万キロは歩いていると思います。
可能な限り奥深いエリア、自然の残るエリアを求めて。
山奥深く・・熊にもよく遭遇しています。軽く30回以上は…
特にここ7年はシーズン中、ソロで日本全国を回っています。
地図上で確認する限り、これ以上の想像を超えてくれる自然のクオリティー、鱒に出会えるエリアは今回の新規開拓が日本では最後かとも思っています。
モチベーションの保たせ方!?
勿論国内での活動も継続しますが、今までとはまた違った意識とやり方になるかと思っています。
日本の中には良い川は沢山あるかと思います、A級河川は国内に3万本以上ある訳ですから・・・
ただ、あくまでも自分好みとStyle、地図上で確認するレベルでの話です。
拘りはその懐に潜む山のクオリティー、可能な限り手付かずであり、民家・村落から離れている事。
地形的には・・・どんなに両サイドが切り立ち、谷深くとも、岩盤エリアであっても基本的に川自体はフラットであること、山奥の手付かずのフラットリバーです。
キャストを楽しむということです。
それは登山家ではなく、あくまでも私はアングラーであるから。
装備を前提とした上で、プライドとして必ずフィッシュングベストを身に纏います。
渓流フィッシング、アングラーとしての楽しみを優先的に考えているからです。
そのスタイル下で限界地をフィールドとしています。
私の地元、谷川岳や北・南アルプス、西日本エリアの山岳域は基本的に斜度があり、渓が段々になっている場合が多い。
全国を回ってきた経験上、大半がこのタイプ(ヤマメ・アマゴよりも岩魚が多くなる傾向)。
その中でも私は山奥で斜度のない渓に狙いを定めています。
北関東〜奥羽山脈、東北エリアではフラットを意識して、多少標高の低い里川でも良い鱒が入っている(ヤマメ)。
山岳部においても多くは無いが、フラットリバーはある。
北海道は別物。
人里離れた手付かずの原野や山岳部、山奥でも多くのフラットリバーが存在する。
この部分が私の好みであり、A級河川、国内に3万本以上から厳選されていく部分です。
「鱒と渓流、好みの地形、自然クオリティーレベルが日本ではダントツです」
勿論良い川はまだまだ沢山あると思いますが、私好みと求めるスタイル、自然環境、釣果、私の考える鱒釣りのトータルクオリティーを突き詰めていくと、今回の新規開拓が日本では最後かと感じてる次第です。
しかし、最も過酷でもあるこのエリア。
次のフェーズへと行く為には、避けて進むことの出来ない今回の開拓エリア。
渓に入れるタイミングを“ビジターとして”常に狙い・・・・約4年間かけました。
勿論日本国内での釣行も続けますが、海外での釣行も計画しています。
まだいくつか開拓が残っていますが、メインターゲットの渓の開拓(6・7月)を終え、心地よい気分です。
ソロで1回目に入る心構えと、2回目では全く数十倍も達成感が違います。
2回目以降はタイミングと釣果の内容に拘るだけですから・・・
mountain angler
Masakazu Fukuyama
Tackle Dataタックルデータ
【Rod】HUNTSMAN GHBF60-3L &proto type 2種 ( 5.5ft_6.2FT )
【Reel】Pagani-p 300
【Line】PE 0.8号 + リーダー 2.5号
【Lure】GH64 HUMPBACK / GH51 HUMPBACK
アウトドアに自信のない方は必ず、ハイキング、登山で経験を積み、新規フィールドは仲間と入渓する事を必ずお勧めします。
safety first!! & take your own risk!!福山正和