8月末、2023シーズン5度目の東方地方、宮城→秋田→秋田→山形→そして岩手県へ。
またソロではなく、約5年ぶりのリアル岩手県アングラー二人とのセッションです!
今回は、いつも私が行っているソロ開拓釣行では無く、ガイドして頂く完全なローカルパターンのフィッシングでした。
今期は去年だけでなく、例年と比べても全国的にかなりの渇水。
降雪シーズンの積雪量は北の大地、北海道でも少なく、それは春からの雪代の少なさを意味します・・
その影響は鱒に対しても・・・猛暑も含め、厳しいシーズンです。
そんな中でも、さすがのローカルアングラー!
ポイントセレクトが超絶ですね。素晴らしい。
渇水でなかなかの口を使わせるのが難しい状況ではありましたが、魚影は確かなもの。
ショートバイトではありますが、尺上も確認。
写真はその中でなんとかランディングで出来た1匹です。
尺には届かないものの、クオリティーはなんといっても“やはり東北”
半端ではないですね。
東北山女魚、その背景にある水、山、岩、気候全てがその体高とパーマークの彩り、トータルクオリティーに、反映された最高級のリアル山女魚です。
全国を周っていますが、自分の中ではやはり「山女魚」釣りが最もテクニカルであり、価値を感じる鱒釣です。
*今回、メンバーとは行かなかったですが、東北の里川が素晴らしいです。里川には東北鱒釣の圧倒的なポテンシャルがあります。
普段の私の活動は、ソロ&新規フィールドでの遠征開拓がメインです。
全国各地、そして特上の「北の大地」道東、道北、特に大雪山〜十勝岳〜日高と続く山々が自分は好みですが、その個人的な趣向で見定めた主要エリアを数年かけ・・・
今期、やり切りました。
そろそろ国内で自分の経験上「想像を超えてくれる」渓はないであろうと感じていました・・・
モチベーションとチャレンジを海外へ向けていますが、今回の久々のセッション「楽しみを頂く、楽しみを共有していく」この鱒釣の素晴らしさもまた、全くの別物で良いですね。
僕が「釣った」のではなく、この鱒は釣らせて頂いた鱒です。
いつか、釣って頂く機会も作れればと!!楽しみの共有です。
刺激という部分に関してはソロ開拓、自分自身の鱒との出会い、この部分は大きいですが、歳と共に今後の長いキャリアを考えると、やはり素晴らしい体験と繋がりです。
「感謝」
ありがとう。
常に人として新進して刺激し合える皆の集まりです。
モチベーションの保ち方、全ての生活の整え、そのバランス感覚が難しい鱒釣ですが、なんとか、2023年シーズンも最後まで突き進んでいこうと思います。
しかし、何度見ても「うっとり」のクオリティーです・・・ありがとう!
mountain angler
Masakazu Fukuyama
Tackle Dataタックルデータ
【Rod】GHBF53-3UL
【Line】PE 0.6号 + リーダー1.5号
【Lure】GH46 HUMPBACK / GH51 HUMPBACK
アウトドアに自信のない方は必ず、ハイキング、登山で経験を積み、新規フィールドは仲間と入渓する事を必ずお勧めします。
safety first!! & take your own risk!!福山正和